温々(ぬくぬく)

温々 店内

築170年の納屋を改築し1993(平成5)年に誕生したカフェ&ギャラリー「温々(ぬくぬく)」。市街地から遠く離れあたりを豊かな自然に囲まれている様子は、店主自ら「さいたま市のチベット」と笑い話を交えながら語るほどの環境で、はじめて訪れた人に気づきと感動をもたらしてくれる。

「東大宮」駅より車で10分。蓮田へと向かう県道322号線の「丸ヶ崎」交差点から徒歩6分ほどの場所に立地している。あたりは田んぼと雑木林に囲まれているため外観は見えず、手作りの看板が唯一の手がかりとなっている。「ようやく見つけたわ!」と車を降りて徒歩で探し当てたというお客さんの表情には、安堵と非日常の空間に魅せられた悦びの感情にあふれている。

コーヒー

店内にはテーブル、カウンターと45席ほどのひろびろとした空間がひろがり、併設したギャラリースペースでは県内外のアーティストによる作品展示が行われ、本物のアートに触れられる貴重な場所としても人気が高い。赤松を使用したゆくもりのある家具も心地良く、大きな窓ガラスから眺める緑に癒やされながら過ごす時間は格別だろう。一杯のコーヒーとともに過ごすカフェとしての利用はもちろん、健康を意識した食事メニューも充実しているため、ランチがてらぜひ訪れてみたい。

雑穀米膳

11時30分から15時までの限定メニュー「雑穀米膳」(税抜き1,200円)はもっとも人気が高く、きび・あわ・はと麦・玄米など日替わりで内容が変わる雑穀米と具沢山のお味噌汁、旬の食材を用いた料理が味わえる充実の内容だ。取材時には「冬瓜彩り箱のあんかけ」と「かぼちゃと黒豆のメランジェ」をご用意いただいたのだが、食材のもつ甘みをそのまま生かした自然な味付けで、ひと口食べるごとに気持ちが穏やかになっていくのを感じる。

サンドウィッチ

雑穀米も普段食べ慣れない人にも食べやすい食感が工夫され、子どもから年配の方まで年齢を問わず幅広い層に好評のようだ。メニューは他にも「天然酵母パンのサンドウィッチ(スープ付き)」や、16時から20時まで(土日祝は17時から)限定の「夕方丼」と名付けられたメニューもあり、時間帯ごとに出会える味覚が違うのもまた愉しみのひとつ。

〈食〉と〈アート〉が融合した空間は、非日常に浸ることができるくつろぎの癒やしスポット。作家みずから訪れていることも多く、会話を通じてその感性に触れるだけでも生活をより豊かにするヒントに出会えるかも知れない。

温々(ぬくぬく)
所在地:埼玉県さいたま市見沼区丸ヶ崎1856 
電話番号:048-686-3620
営業時間:10:30〜20:00(満月の日 10:30〜21:00)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日に振り替え)
http://www5f.biglobe.ne.jp/~nukunuku/



PAGE
TOP