パティスリー ア・ラ・メゾン

パティスリー ア・ラ・メゾン
パティスリー ア・ラ・メゾン

出迎えてくれたのは、表情豊かな可愛らしいクマたち。ぬいぐるみかと思いきや、お菓子で出来ているという。「初めて来るお客様にも、『これって食べられるの?』って聞かれるんですよ」と、店長の中村真奈美さんは微笑む。食べるのがもったいないくらい可愛く、プレートを持たせ、メッセージを入れることもできるクマのお菓子(大サイズ840円、中サイズ735円、小サイズ420円)をはじめ、常時焼菓子20数種類、生菓子10数種類がセンスよく並ぶ。パティスリー ア・ラ・メゾンは、2000年にオープンした洋菓子店。中村店長は地元・川越出身の女性パティシエ。高校卒業後、大阪の製菓学校に通い、フランスに留学。帰国したあとは、都内のフレンチ・レストランに就職した。

「最初に就職したところでは、パティシエというより、レストランのデザート担当だったんです。作っていたのは、スフレやアイスクリームなど、その場で提供するメニュー中心。だから、テイクアウトがメインで、壊れないように作るという洋菓子屋さんのデザート類とは、微妙に違うんですね。また、パティシエはまず分量ありきというか、材料をきちんと準備してから作業をする。時に計量にとらわれすぎることもあるんです。どちらかというと配合で動く世界にいるパティシエと、そこにある素材だけで、フレキシブルなメニューを作ることができるレストランの料理人、両方と仕事ができたことは、いい経験になりましたし、お店作りにも生かされていると思います」

都内での修行を終え、故郷・川越に自分の店を構えた。妹さんにもサポートしてもらい、フランス菓子ベースの洋菓子を提供している。お店の一押しは、「ヘーゼルナッツとバナナのタルト」315円。バナナとヘーゼルナッツという一見変わった組み合わせのケーキだが、2つの素材の相性は抜群。バナナの甘みとヘーゼルナッツのほろ苦さが程よく絡み合う。ちょっと見は地味だが、中村店長の経験と感性が凝縮された逸品だ。

「おすすめは?と聞かれて「ヘーゼルナッツとバナナのタルト」をお出しすると、時々、怪訝な顔をされるお客様もいらっしゃるんです(笑)。日本ではケーキというと、まだ「晴れの日」のお菓子。「苺のショートケーキ」336円など、見た目が美しいことが大事なんですね。確かに見た目は大切ですが、ちょっと地味に見えるお菓子の中にも、手の込んだ美味しいものがたくさんあるので、ぜひ試していただければと思います」

パティスリー ア・ラ・メゾン
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ほかにも、クッキー台の上にしっとりしたアーモンド生地を乗せ、旬のフルーツをふんだん盛り付けた「フレッシュフルーツのタルト」357円(1ホールの「フルーツタルト」2100円あり)、ほろ苦いコーヒークリームを使った大人の味わいが楽しめる「ダッコワーズ カフェ」336円、キャラメルクリームがアクセントの「ショコラキャラメル」357円など、中村店長ならではの丁寧かつ品のよいケーキがショーケースを彩る。また各種イベント時には、クリスマス、バレンタイン、ひな祭りなのケーキや焼き菓子も用意。デコレーションケーキは「4号」2,100円~。予約は前日まで。誕生日や結婚式のオリジナルデコレーションケーキも扱っており、「4号」2,300円から(「ハート型5号」3,675円も用意)で、数日前の予約が必要となる。

「クッキーのおせちなど、焼き菓子でもいろいろ工夫を凝らしています。こちらではケーキに比べて、やりたいことを自由にやらせてもらっているかもしれません(笑)。とはいえ、ケーキにしろ焼き菓子にしろ、味を壊すことなく形的に面白く、可愛くて美味しいデザートを提供していきたいですね」

パティスリー ア・ラ・メゾン
パティスリー ア・ラ・メゾン

パティスリー ア・ラ・メゾン
所在地:埼玉県川越市菅原町6-1 清水アメニティヒルズ1F
電話番号:049-225-7825
営業時間:10:00~19:30
定休日:水曜日



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