蔵一

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まずは同店の定番メニュー「とらふぐコース」(6,500円)を注文。これは蔵一を訪れたならば外せない。

このコースの特長としては、「ふぐ雑炊」は調理場でつくってもらえる点。玉子とご飯が渡されて自分たちで雑炊にする店もあるなか、このサービスは嬉しい。ふぐの澄んだ味や玉子のふんわり感など、“プロの味”をコースの最後まで堪能できるのだ。

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話がつい〆の「ふぐ雑炊」に至ってしまったが、仕切り直してまずは「前菜」から。

季節によって多少の変更はあるものの、ふぐゼリー寄せ、ふぐとうと身塩焼き、ふぐ皮寿司、ふぐ南蛮漬け・・・と、ふぐ三昧コースのスタートにふさわしい演出だ。

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そして「ふぐ刺し」。「蔵一」では一人につき中皿一枚、全部自分で食べることができる。大皿に盛られたふぐも美しいが、何人かで食べていると、つい他の人とのバランスを考えてしまうもの。そんな心配は一切無用なのだ。一枚ずつゆっくりと味わうも良し、何枚かまとめて歯応えを楽しむも良し、ゆったりと思い思いの食べ方ができる。

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次は、カラッと揚げられた「ふぐ唐揚げ」。ついお酒やビールがほしくなる逸品だ。

唐揚げというと、多くは骨の周りが中心だが、「蔵一」ではふぐの肉を巻いたものも供してくれる。皿の手前に置かれているのがそのふぐ巻き揚げだ。淡白なふぐを揚げることによって、旨みが引き出される。酒の肴にもぴったりだ。

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同店のふぐ酒用のひれはもちろん、とらふぐのものを使用しているが、2枚に下ろさず丸ごと供される。しかもそれを、2枚付けてくれる。そのため、何杯飲んでも1杯ごとの風味は変わる上、ひれがボロボロになって崩れるということがない。1枚でだいたい3~4合使うことができる。

また、ふぐのひれ酒といってもとらふぐを使用しない店もあるのだそうだ。とらふぐによく似た「からす」と呼ばれるふぐがいて、それは見た目がほとんどとらふぐと変わらないが、尻ひれが黒く、トラフグに比べて味は落ちるという。一方、とらふぐの尻ひれは白い。そんな“ふぐ雑学”を教えてもらいながらカウンターで楽しく味わう。

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