新宿区立林芙美子記念館

新宿区中井に、小説「放浪記」の作者として有名な林芙美子が晩年を暮らした家がある。「新宿区立林芙美子記念館」は、林芙美子が1941(昭和16)年に現在の場所に建てた自身の住居だ。最寄である「中井」駅からほど近いこの場所で、「浮雲」などの名作は書き上げられた。

新宿区立林芙美子記念館
新宿区立林芙美子記念館

この住居を建築するにあたり、林芙美子は200冊もの建築の書物を読み、細部に至るまで自身のこだわりを凝らしたという。数寄屋造りの日本家屋二棟からなる趣向あふれる住居と、都内にありながら、緑溢れる広い庭。四季折々の木々や花で賑わう庭に面した窓はどこも大きく取られており、光と風がよく通る、気持ちよい場所なのでリフレッシュすることができる。

趣のある住居
趣のある住居

館内は基本的には庭など外から見て回るが、一部履物を脱いで見学する箇所もあるので、脱ぎ履きのしやすい靴を選ぶほうが良いかもしれない。実際に執筆に使われていたという部屋には、机と原稿用紙などが置かれており、執筆当時をありありと想像させてくれる。

執筆当時が再現されている部屋
執筆当時が再現されている部屋

そのほか、林芙美子の持ち物や実際の書物、歴史など、展示物の資料と合わせて、建物と空間を楽しむことができる。川端康成や三島由紀夫も訪れたというこの場所に、ぜひ一度足を運んでみてはどうだろうか。

直筆の書物も展示されている
直筆の書物も展示されている

新宿区立林芙美子記念館
所在地:東京都新宿区中井2-20-1 
電話番号:03-5996-9207
開館時間:10:00~16:30
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
https://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekiha..



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