シチリア屋

白山通りから一本裏手に入った静かな通り沿いに、ひっそりと看板を掲げている「シチリア屋」。こちらはその店名の通り「シチリア料理」を専門としている料理店で、2014(平成26)年に開店した。シチリアはイタリア南端、ブーツが小石を蹴っている、その“小石”にあたる島。ここはそのシチリアの伝統料理を、現地そのままの味で提供する店として評判を広げ、近隣住民から遠方のコアなファン達まで、幅広い常連客に愛される店となっている。

路地裏に静かに佇まう「シチリア屋」

店のオーナーシェフは大下竜一さん。「東洋大学」を卒業後、国内のイタリア料理の店を、高級店から庶民派の店まで、幅広く渡り歩き腕を磨いた。その後、イタリア中部の都市での料理修業中に、旅行で訪れたシチリアで食や文化、人に触れ、運命が変わったという。シチリアの料理は、本土の洗練された料理と比べると、素朴で郷土料理の風合いが色濃く残っている。海もあり、山もあるので、あらゆる食材が揃い、料理のバリエーションも幅広い。加えて、オリーブやブドウにもシチリア独自の品種が幾つもあり、作り手も、食べ手も飽きさせない。

店内の様子

季節によって変わるメニューは定期的に季節の料理に変わる。海だけでなく、山の自然にも恵まれたシチリアでは山の料理や肉料理も多いそう。この日の選べるランチコースのメインは「牛モモ肉のフレッシュトマトソース」。さらにこの日のパスタは「イワシとフレッシュトマトのエリケ」。こちらもシチリアらしい魚とトマトの組み合わせで、食べた瞬間、地中海の青い海とオリーブ畑の光景が浮かぶような一品だ。上にかかっているのはチーズではなくパン粉を細かく砕いたもの。シチリアではこれが定番のスタイルということだ。

「牛モモ肉のフレッシュトマトソース」

ディナーコースは「シチリアセット」(3,000円)のみで、そこにアラカルトを好みで加えるというのが定番のスタイルだ。コースの中身はチョイスができるので、何人かで訪れて、シェアするのも楽しいだろう。すべてシチリア産で揃えられたワインも含め、だいたい5,000~6,000円ほどの予算を見ておけば収まるはずだ。

「イワシとフレッシュトマトのエリケ」

ディナーコースは「シチリアセット」(3,000円)のみで、そこにアラカルトを好みで加えるというのが定番のスタイルだ。コースの中身はチョイスができるので、何人かで訪れて、シェアするのも楽しいだろう。すべてシチリア産で揃えられたワインも含め、だいたい5,000~6,000円ほどの予算を見ておけば収まるはずだ。

シチリアの家庭の味をぜひご賞味あれ

路地裏にひっそりと佇みながら、シチリアの味と雰囲気を、本場さながら提供している「シチリア屋」。いわゆる「イタリアン」とはちょっと違った、よそ行きではない、素朴な料理の数々は、一度食べれば忘れられない味となるだろう。家庭的なイタリア料理を静かな雰囲気で楽しみたいという人に、是非訪れてみてほしい店である。
※価格は2016(平成28)年5月取材時のものです

シチリア屋
所在地:東京都文京区白山1-5-5 MC白山ビル1F
電話番号:03-5615-8713
営業時間:12:00~14:00(L.O.13:30)、18:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:月曜日
http://www.sicilia-ya.com/

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