銀座ホール

銀座ホール

いよいよ〆は、創業からの伝統でもある甘味でまとめたいと考えた。同店の餡(あん)は、十勝産の小豆を使っているという。「あんみつ」「みつ豆」は400円、「自家製寒天と餡子のクリームあんみつ」(500円)にも魅かれる。また、通年で販売している地元の味「巴焼き」(105円)も捨てがたいが、甘味と並んで昭和テイストを楽しめるメニューとして人気という「クリームソーダ」(250円)をいただくことにした。同店の「ラムネ」や「ソーダー水」に懐かしさを感じるお客様も少なくないそうだ。

「クリームソーダ」はアイスが入ったコップとソーダ水が供される。“グラス”というより“コップ”と言いたい気分になるのは、ソーダ水の昭和チックな緑色に影響されてのことか。ソーダ水をコップに注ぐ楽しみを残しておいてくれているのは、「ソースかつ丼」のエビフライ同様、店主の「料理だけでなく雰囲気でもお客様が楽しめるお店を目指す」という想いの一環なのかもしれない。ソーダ水を注ぎ込み、プチプチとアイスからも泡が出る様子を眺めた後、「クリームソーダ」完食。食事を楽しんだ満足感でいっぱいだ。

銀座ホール

お腹は満足感でいっぱいだが、貪欲に「銀座ホール」情報を収集。たとえば、今日は人気メニューをいただいたが、限定メニューもあるようで、1日限定20食の「ミックスフライ」はカナダ産のキングサーモン、栃木産のヒレカツ、相模湾の鯵フライ、広島産のカキフライを一堂に集めた贅沢メニューということなので、それも美味しそうだなあとか、テイクアウト用の「ソースかつ丼」にもエビフライは入っているのだろうかなんて考えてしまう。

また、メニュー書きにあった「ランニングヌードル」も気になる。そこでお店の方にうかがったところ、「店主の駄洒落で“かけそば”です。帰りがけにその質問をされるお客様が結構いらっしゃるんですよ」とのこと。どうやらいつの間にか店主に乗せられていたようだ。「ソースかつ丼」や「ランニングヌードル」はネタばらししてしまったが、「銀座ホール」にはまだまだ“笑い”の隠しアイテムがあるようで、お店の方は余裕の表情であった。

最後に「銀座ホール」からのメッセージをうかがった。「一品一品、心を込めて作っています。お料理はもちろんですが、素材の仕入れにも手を抜かないお店です。そして、お料理だけでなく、お店の雰囲気も十分に楽しんでくださいね」。

銀座ホール
所在地:東京都江東区北砂3-33-20 砂町銀座商店街内

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