深川宿

さらに、「深川宿」イチオシの甘味が、吉野葛を使った「くずきり」。こちらの店ではほとんどのものが自家製で、白玉の胡麻餡も、くずきりの蜜も、お新香などもみんな手をかけて作られている。深川めしの味噌は赤味噌と白味噌を試行錯誤のうえオリジナルでブレンドした企業秘密の味。手をかけていないものはないのだ。

特にくずきりの蜜は奥深く、どこか懐かしい味。これだけをいただきに来るのもいいと思うほどだ。

深川宿

ご店主はこの江戸の味を守り継承していくために、実際の漁師さんに深川めしを学んでいる。

漁師さんの食べる深川めしは、こちらで出されるものよりも本当に濃いみそ汁のぶっかけで、ネギなどもブツ切りだそう。これを現代の人たちにも楽しんでもらうために、伝統はそのままに、味噌のブレンド、ネギやアサリの大きさなどを工夫して、調和の取れた今の丼になっている。

「深川めしは食文化の一つだからね、昔ながらのものを引き継いで、味わってもらいたいですね!」と、元気良くご店主が話してくれた。

店頭では、この味を家で再現できる「深川めしの素」やお弁当も販売している。晴れた日にお弁当を購入したなら、清澄庭園で食べるのが最高に気持ち良い。粋な江戸散歩となるだろう。

深川宿

「深川宿」には「八幡店」という富岡八幡宮境内の中にある別館があり、こちらは32席と広く、季節の良い日には外の縁台で食べられたり、夏から秋にはビアガーデンも用意している。コース料理なども豊富で、中でも夏季限定の「浜焼き」はアサリ、蛤、えび、野菜を陶板で焼いて特製みそだれでいただくもの。これがまたビールに合うというので、ぜひ試してみたい。

お弁当を清澄庭園でいただくか、散策で疲れた体に深川めしのぶっかけをかっこむか、サラリとかき氷や甘味に舌鼓を打つか、さまざまな、粋な楽しみ方を見つけてみたい。

※本文中のメニュー・価格等は取材時のものです。変更している場合がありますのでご了承ください。

深川宿
所在地:東京都江東区三好1-6-7 
電話番号:03-3642-7878
営業時間:月~土 11:30~19:00 /日・祝 11:30~17:00
定休日:月曜日
http://www.fukagawajuku.com/

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