菓子工房 石黒

菓子工房 石黒

荏原中延駅から伸びる「スキップロード商店街」の一角にある、地元では有名なお菓子屋さん「菓子工房 石黒」。ここは「ケーキ」と「飴」を二枚看板に掲げるちょっと風変わりな店でもあり、若い女性客からおじいちゃん、おばあちゃんまで、多くの人々に愛されている。

店が創業したのは昭和8年。先代の社長が吉祥寺の「石黒飴店」で修行した味を持ち帰って開業したことに始まるそうだ。ケーキを始めたのは現社長の橋本一雄氏が店を受け継いだのち、昭和43年からのことだ。

菓子工房 石黒

店内に入ると、L字型のショーケースに色とりどりのケーキやチョコレートが並んでいる。品揃えの豊富さはこの辺りでも群を抜いており、定番のショートケーキ、シュークリーム、プリンなどから、季節限定のフルーツを使ったオシャレなケーキまで実にさまざま。焼き菓子を含めれば軽く50種類以上はあるだろう品揃えだ。

これらのケーキを担当しているのは、社長の息子さんである橋本雄樹シェフ。老舗店でありながらも、若々しいセンスが感じられるのはそのためだ。フランスから輸入する素材もふんだんに使いつつ、果実や卵などは国内産から厳選したものを使い、季節感あふれる品々を生み出している。それでいて価格はリーズナブルなので、地元のお客さんが家族用にと幾つも買い込んで帰る姿が目立つ。「良いものを安く、薄利多売でお客さんにメリットを還元したい」という姿勢が見られる良心的な店だ。

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