東京餃子楼 三軒茶屋本店

世田谷通り沿いにあり、週末には必ずと言っていいほど行列ができる有名店「東京餃子楼」。目にすることも多い場所なので、気になっていた人も多いのではないだろうか。店の名前から東京らしい、奇抜な餃子を想像してしまいそうだが、実際に店内に入るとメニューのシンプルさと見た目の素朴さ、そして価格の安さに驚くはずだ。

東京餃子楼 三軒茶屋本店

メニューは基本的に「焼き餃子」と「水餃子」の2種類のみ。その他はドリンク類や野菜のツマミなどが数種類ある程度だ。餃子はいずれも「ニラ・ニンニク入り」と「ニラ・ニンニク無し」が選択でき、持ち帰りも焼き餃子、冷凍餃子の2種類で対応してくれる。あくまでも餃子が主役、餃子でお腹を満たすためのお店である。

東京餃子楼 三軒茶屋本店

そして価格は6個で290円。決して大きくはないので2皿、3皿と平らげる位でちょうど良いのだが、それでも1,000円以内で十分に満腹になる。その気軽さが三軒茶屋の客層に受けており、仕事帰りにふらりと立ち寄る人や、持ち帰りだけを注文する人も多い。

東京餃子楼 三軒茶屋本店

もちろん、行列の理由は「美味しさ」にもある。肉と野菜のエッセンスを包みこむ皮は、自社工場で緻密な工程を経た自慢の品だ。薄手ながらも伸びやかさとしなかさを備え、焼き餃子と水餃子の双方に対応している。味は落とさず徹底的な合理化で、この低価格と品質を両立させているのだ。

具に込める野菜や肉も、「特に大きなこだわりが無いんですよ」と話す店長。その時に美味しい産地の品をまとめて安く購入し、「2度切り」という独特のカットでなめらかな食感を生み出している。素材のブランドよりも「丁寧な手順と卓越した技術」で素材の持ち味を最大限に引き出しているそうだ。

東京餃子楼 三軒茶屋本店

焼き上げはもちろん熟練の技によるもので、いつ訪れても安定した焼き加減を味わうことができる。薄手の皮はキツネ色にカラッと焼き上げられ、薄手の皮越しには溢れ出した肉と野菜の汁が見え、否応なしに食欲は高ぶってしまう。家庭の餃子と同じ作り方なのだが、食べてみればやはり専門店の味。価格を超えた美味しさに多くの人が驚きを感じるだろう。

東京餃子楼 三軒茶屋本店

この焼き餃子のほか、水餃子も同じ餃子ながら「胃にもたれない」と女性受けの良い品。卓上には普通の醤油のほか辛ダレもあるので、好みに応じて使いわければ餃子だけでも飽きることがない。それでも物足りなければ、「もやし」や「きゅうり」などのサイドメニューもいい。どれも餃子との相性を考えて味付けされており、餃子の味を引き立ててくれるはずだ。

東京餃子楼 三軒茶屋本店

近隣に住む常連客には持ち帰りも好評だ。焼き餃子の持ち帰りは10個で500円。このほか、「お持ち帰り・生冷凍餃子」は18個入りで850円と若干だが割安になる。冷凍では店で出す餃子とまったく同じ餃子を待たずに持ち帰れるので、焼き方に自信があればお試しいただきたい。

東京餃子楼 三軒茶屋本店

世田谷通りにある本店は、行列になる時間帯が多いのでややハードルが高いのだが、2009年8月には茶沢通りにも支店がオープンした。こちらはまだ認知度が低いので、比較的スムーズに入店できるだろう。このほか小田急線の経堂駅前にも支店がある。いずれの店舗も味も価格も変わらないので、「安く美味しく餃子を食べたい」と思い立ったら、まずこの店の名を思い浮かべれば間違いないだろう。

東京餃子楼 三軒茶屋本店
所在地:東京都世田谷区太子堂4-4-2 
電話番号:03-5433-2451
営業時間 11:30~深夜4:30(3:30LO)
定休日 無休
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