イル・ブッテロ

ディナーはアラカルトに、コースが6000円から。メニューは紙に印刷されており、持ちやすくサッと渡せるように、手持ちの部分がクシャッと折れている。クシャクシャの部分は見づらいのだが、それはあえてご愛嬌。折り目正しいのが当たり前の日本人にはちょっとない感覚だ。花束のように渡されるメニューは、何だかとても心が弾む。大量の品数があるため、メニューをただジッと見て選ぶより、カメリエーレに相談して決めた方がいいかもしれない。さらにこれに載っていない品もあったりする。

イル・ブッテロ

オススメ料理は、やはりトスカーナ料理らしいトリッパや生ハム、豪快な肉料理など。キャンティワインでじっくり煮込んだ牛ほほ肉や、贅沢なビステッカ(ビーフステーキ)などはこちらの味を十分に堪能できるだろう。良く煮込んだ野菜料理も人気がある。良質なオリーブオイルを使ってしっかり煮込み、しっかりとした味付けはまさにイタリア・トスカーナ。外国人のお客様も多く、食事の間はここが日本であることを忘れてしまいそうになる。

イル・ブッテロ

支配人の方に店内を案内していただいた。この邸宅は建物から全て手づくりと聞いて驚く。オーナーのシルバーノ・ボローニ氏が友人たちと床から壁、店内の全てをひとつひとつ造っていった。11トンもあるという大きな窯もハンドメイド。お店が出来てゆく過程の写真がディスプレイされており、その様子は実に楽しそう。自分たちで造るのだからデザインも自由自在で独創的。味のある塗り壁、テラス席のタイルは水を流しやすいようにわざと少し斜めにしているなど、あちこちが面白い。

イル・ブッテロ

お店を作る際のコンセプトは「ゲストを自分の庭に招く感覚」。スタッフはほぼ全員男性で、活気がありとてもフランク。堅苦しくなく、ちょっと体育会系の優しいもてなしだ。イタリア少年が目を輝かせて遊びながら手づくりを楽しむ。そんな感覚が今も店中に溢れている。ここではまわりくどいことは考えず、陽気にストレートに料理と雰囲気を楽しもう。

イル・ブッテロ

イル・ブッテロ
所在地:東京都渋谷区広尾5-13-3 
電話番号:03-3445-9545
営業時間:ランチ11:30~14:30(L.O.)、ディナー 18:00~23:30(L.O.)
日曜日ディナー18:00~22:30(L.O.)
定休日:無休
http://r.gnavi.co.jp/g454600/

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