参友堂茶房

それなりの年月を生きていると、体の不調をおぼえることもある。病院へ行くほどではないけれど、元気を出せるために何かをしたい——そんなときには、おいしくてヘルシーな食事をとって、体の中からパワーをチャージするのもひとつの方法だ。

そんな「元気」を与えてくれる飲食店が、参宮橋駅から徒歩2~3分のところにある「参友堂茶房」だ。平日の日中のみ営業のカフェでは、薬膳の考えをベースにした手づくりのメニューが好評。近隣住民やこのあたりで働くサラリーマンたちに、静かに、しかし熱烈な支持を得ている。

参友堂茶房

参友堂茶房の人気メニューは、何といってもお粥。時期により若干の内容変更はあるが、だいたい「プレーン粥」「野菜粥」「参鶏湯粥」がグランドメニューとなっている。プレーン粥や野菜粥は名古屋コーチンでとった出汁を使っているそうで、シンプルでありながら濃厚なうまみがスープに溶け込んでいるのだとか。

何より気になるのは、参鶏湯粥だ。メニューに「身体が弱っている時に 免疫活性化・脂肪肝予防・美肌に役立つコラーゲン」の一文がある。いまの自分に欲しいものばかりだ。

参友堂茶房

参鶏湯粥は先のプレーン粥・野菜粥とは違い、出汁を高麗人参とナツメでとっているとのこと。出てきた参鶏湯粥のスープを見てみると、鶏肉で出す透明なスープとは違い、薄い茶色をしている。しかも、味付けはこの出汁に塩を加えたのみ。それなのに、こんなにトロリとした味わいを出せるとは! 高麗人参やナツメを使った料理や菓子はいままでにも食べたことはあるが、改めて薬膳食材の持つパワーに驚かされる。

参友堂茶房

中央に鎮座する、具のメーンを張っている鶏肉は、よく煮込まれており、身離れがよい。トッピングされた松の実やクコの実のほか、ネギなどの薬味、ザーサイや高菜などの付け合わせもよいアクセントとなっている。手づくりの抹茶ババロアもうれしい。病人食のイメージが強いお粥だが、この参鶏湯粥のセットはお腹も心も十分満足できる、元気が出る「健康食」だ。

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