中野駅から中野サンモールをしばらく歩くと、左手並びの地下に「おいしいものは地下にある」という看板がある。地階にある「料理天国 丹華麗」の入り口だ。
丹華麗は、中野で15年も続く創作料理店。和食・洋食・中華と“何でもござれ”のノンジャンルメニューは、訪れる人を常に驚かせることにかけて右に出る者(店)はいないと言われるほどの、びっくり箱みたいな店だ。

「お客さまに新鮮な驚きを与えたい」というサービス精神は、忙しい時間帯のランチタイムにもあらわれている。メニューは「お肉ランチ」「お魚ランチ」(各860円)「サラダランチ」(900円)の3つ。カップスープにミニサラダ付き。大きな皿でたっぷりと野菜を食べられるサラダランチには、サラダの代わりにリゾットがついている。
付属のパンかライスかを選べるところまでは普通なのだが、そのバラエティーとボリュームがすごい。パンはフランスパンなどの食事パンからデニッシュ系、菓子パン系まで数種類を取りそろえている。しかも食べ放題。ライスは、2種の混ぜごはんからチョイス。こちらも食べ放題だ。白いごはんか混ぜごはんを選ぶのではなく、両方とも混ぜごはんなのだから、恐れ入ってしまう。尚、40円をプラスすればドリンクもつけられる。こちらは6種の中から選べることになっている。
メインのほうも凝っている。この日のお魚ランチは「鯖(サバ)のガラムマサラ トマトバジルソース」。ガラムマサラといえばインドあたりのものなのに、そこにかかるソースは、ところ変わって南欧風。このマッチングを考え出すだけでもすごい。チーフスタッフによると、これらはすべてオーナーのアイデアなのだそうだ。昼からしてこうなのだから、飲食店の本番である夜などは、いったいどのようなメニュー構成になっているのだろう。予測がつかない。

-ということで、夜のメニューを食べに来店。アラカルトもいろいろと揃う丹華麗だが、圧倒的支持を得ているのは全7品のコース「7人のこびと」(2名より6名までオーダー可)だ。内容は前菜2品に魚料理・肉料理・サラダ・パスタ・デザート。どう見ても立派なフルコースなのに、価格は税込みで2,100円。料理を食べる前から「何かの間違いでは!?」と驚かされる。もしかすると、量が控えめなのかもしれない。今回は2人前が一緒に盛られるわけだし、会席料理のようにいろいろなポーションを少しずつ、というのはあり得る話だろう。
そんな中、先陣を切ってやってきた前菜は、これだった。





