「江古田銀座商店会」と千川通りが交わる交差点の角の一等地にあるレストラン「アランダルース」は、聞き慣れないその響きから察せられる通り、日本ではかなり珍しい、モロッコ料理とスペイン料理の専門店である。
店主のタヒリ氏は、モロッコ人の父とスペイン人の母を持つハーフで、日本語も堪能な国際派シェフ。スペイン料理とモロッコ家庭料理を両刀使いできるという、非常に珍しい料理人だ。店名の「アランダルース」は、シェフの生まれ故郷であるスペイン・アンダルシア地方に由来するのだという。
店内はモロッコ独特の幾何学模様のインテリアで統一され、テーブルクロスの掛け方ひとつをとっても、日本人離れしたセンスを感じさせる。エントランスへ至るまでの階段さえも、非日常へ誘うかのように、神秘的なパターンでデザインされている。細部まで尽くしたこだわりが、料理の繊細さを予感させる。





