インド料理 バラト

インド料理 バラト
インド料理 バラト

都営地下鉄新宿線「一之江駅」から環七通りを小岩方面に向かい、松江商店街方面に歩くとピザ屋さんの隣りにインド国旗が翻る店がある。店内からカレーのいい香りが漂ってくるその店は、インド料理の店バラトだ。

店内に入るとインド音楽が流れる中、インド人とネパール人のスタッフが忙しそうに働いている。オーナーのカンデルゴパール・パラサダさんも、インドのニューデリーで10年、カタールで5年など世界各地で修行した、自身が36年の経験を持つベテランシェフだ。長年日本に住んでいた友人からの誘いを受け、インドの味を伝えるために2003年福岡に来日。その後、広島、大阪と働きつつ日本人の好みを学びながら北上し、2005年にこの一之江で店を開いのだとか。

インド料理 バラト
インド料理 バラト

メニューは20種類以上のカレーと、数々の単品料理で、オーナーが一番長くいた、ニューデリーの味とのこと。取材では、1番人気というタンドリーミックスセットを注文した。ちなみに辛さは甘口~超激辛までの5段階あり、インドでは通常は中辛程度の辛さで食べるのだそうだが、辛党の私は辛口でオーダー。

インド料理 バラト3
インド料理 バラト3

しばらくすると、大きな金属皿に乗った、タンドリーチキン、シークカバブ、マライティッカ、サグ(ほうれん草)チキンカレーと、半分近くは皿からはみ出しているんじゃないかと思うほど大きなナンのセットが出てきた。この大きなナンとカレーが一緒にある光景というのは、カレー好きでなくとも食欲をそそる光景だ。さらに、ナンから香るバターの香りと、一緒に乗っている肉類のスパイシーな香りがたまらない。

オーナーが仰るには、ここの店はチキン料理がお薦めとのこと。それではと、カレーより先にまずはヨーグルトに漬け込んで塩とホワイトペッパーで味付けしたというマライティッカを頬張る。インドでは子供も食べているというように、こちらは辛くはない。そしてヨーグルトによって、ホロリと崩れるほどに柔らかくなったチキンは、塩とホワイトペッパーが、かすかな酸味とまったりとしたコクを引き出し、非常にシンプルな味付けながら深い味となっている。

次にタンドリーチキン。これもまたヨーグルトに漬け込んだチキンに、各種スパイスで調理されている。こちらはマライティッカよりも数段スパイシーだが、真っ赤な見かけほど激辛という訳でなく、ちゃんと味の判断が出来るギリギリのラインの辛さという、職人技の味付けになっている。

インド料理 バラト5
インド料理 バラト5

そしてマトンとチキンをミンチにして棒状にしたシークカバブ。これも程よいスパイシーさで、しっかり肉の味を味わえる。この美味しさのトリプルパンチを味わったお陰で、カレー好きの私は一気にテンションアップだ。さらにサグチキンカレーでテンションも最高潮に。何故なら自分の場合、今まで心から美味しいと思えるサグカレーに出会ったことがなかったからだ。今までのものは、ほうれん草の味がカレーの味を邪魔するくらいに強く、どちらかといえば「カレー味のほうれん草ペースト」のようなイメージを持っていた。だがここの店は違う。しっかりと「ほうれん草のカレー」になっている。ナンにたっぷり使われているバターの香りと相まって、食も進む進む。

インド料理 バラト6
インド料理 バラト6

オーナーに聞いてみると、やはり本物のインドの味を出すためにはスパイスをインドから持ってこなくては無理ということで、スパイスだけは、インドから取り寄せているのだとか。ナンは、わざわざインドから空輸した本場の窯で焼いている。さらにヨーグルトも日本のものだと酸味が強すぎるとのことで、インド式製法でじか生産しているとのこと。

インド料理 バラト4
インド料理 バラト4

ここの店は、インド、バングラディッシュなどの方も遠くからわざわざ足を運んで食べに来るそうだから、母国人も納得の味なのだろう。本当に本場の味を出せるのは、本場のものだけなんだということを痛感。真の本場インドのカレーを味わいたい人は是非!

インド料理 バラト
所在地:東京都江戸川区一之江7-31-7 島田ビル1F
電話番号:03-3652-0616
営業時間:11:00~22:30

メニュー例:
カレーランチ(8種類)…790円~850円
2カレーセット…1,000円
タンドリーチキン…1,000円
シークカバブ…780円
ベジタブルサモサ(インドの餃子)…500円
チキンバカウラ(チキンの天ぷら)…500円



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