洋菓子舗 茂右衛門

洋菓子舗 茂右衛門

2012(平成24)年に女性オーナーが立ち上げた洋菓子屋さん「茂右衛門」。古着屋さんやカフェなど、多様なお店が軒を連ねる「アンティーク・アヴェニュー」にあるお店で、一見すると和菓子屋のような店構えが特徴的だ。

洋菓子舗 茂右衛門

“茂右衛門”という屋号から、洋菓子店を連想する者はまずいないだろう。また、洋菓子店であることを聞いていたとしても、店先の風にたなびく暖簾を前にすると、和菓子店の間違いではなかろうかという気持ちになる。

洋菓子舗 茂右衛門

次々と一見客がやってくる場所ではないからこそ“隠れ家”であり、“ひっそり”とも言える。「茂右衛門」も、創業からしばらくの間は苦労したそうだ。しかし、頼るべきは立地でなく口コミであった。美味しい洋菓子があるという評判が広がり、今では国分寺エリアにおける人気店のひとつに挙げられるまでになった。

洋菓子舗 茂右衛門

「茂右衛門」の菓子づくりは、いたってシンプルだ。店主自らが美味しいと思うものをつくっていくこと。デコレーションや色合いは、あくまでも二次的な要素に過ぎない。表層的な美ではなく、本質に向き合いながらの誠実な菓子づくりが、同店の基本姿勢である。

洋菓子舗 茂右衛門

近年、菓子づくりに洋酒を控える店が増えてきた。オレンジリキュールを使ったサヴァランも、あまり見かけなくなった。そんな、今となってはめずらしい本物のサヴァランを「茂右衛門」では楽しむことができる。美味しく仕上げるために洋酒は欠かせない。さらに、発酵生地を使うことによってシロップに埋没することなく、しっかりとした生地の主張を感じられる味だ。

洋菓子舗 茂右衛門

ダークラムの重厚さが印象的な「あんことくろみつ」も、同店の特徴を感じ取れる商品だ。和と洋とが出会い、そこで生じる調和の妙を楽しむことができる。

洋菓子舗 茂右衛門

また、「ガレット・ブルトンヌ」、「ココ」、「マダガスカル」など、本場仕込みのフランス菓子を扱っていることも同店の特徴の一つ。本場の味を知っている人からも評価が高い「キャヌレ・ド・ボルドー」は、特徴的な香りとともにカリカリの蜜ロウとモチモチした食感が癖になる、自慢の逸品だ。

その他にも「ムース・フロマージュ・ヴァン・ブラン」やハチミツをふんだんに用いた「キャラメル・ヌガー」、ココナッツのビスキュイが使われた「キャラメルとココナッツ」、「パイナップルのショートケーキ」などの人気商品も取り揃えている。それぞれの好みに応じて、惹かれる商品をまずは口にしてみてほしい。思わず口からこぼれる“美味しい”は、予期していなかった場面にも潜んでいるもの。そんな姿勢で「茂右衛門」を訪ねると、意外性のある美味しい出会いがあるかもしれない。

洋菓子舗 茂右衛門
所在地:東京都国分寺市南町2-18-3 国分寺マンション B1F 
電話番号:042-323-8200
営業時間:水~日11:00~20:00(商品が売り切れ次第終了)
定休日:月・火(祝日の場合は営業、火・水休み)
https://www.facebook.com/moetmon



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