ル・ヴァン・ド・ヴェール

ル・ヴァン・ド・ヴェール

常に新しいアイディアでその時々の時代に合った流行を生み出す名人でもあるオーナー、鈴木昭一氏が始めたお店がこの街の老舗ル・ヴァン・ド・ヴェールだ。

紀ノ国屋に隣接し、中に入り組んだ玄関は、まるで大きなけやきが出迎えるようにして立っている。奥に入って初めて姿を見せる建物は、昭和初期に、「戦艦 赤城」の野島新之丞・元艦長の邸宅として建設された由緒ある洋館だ。当時にしては珍しく、その瀟洒なたたずまいは、国立の人々の羨望の的であったと伝えられている。

戦後は、一時期教会として親しまれたものの、時を経て現オーナーの元に渡り、築当初の外観を活かして42年間、国立の人々に愛されるフランス料理の名店として時を刻んできたのだ。

そんなル・ヴァン・ド・ヴェールのコンセプトは「避暑地の一軒やレストラン」だ。このコンセプトがまさしく国立という街を象徴しているかのようでもあり、また、地元ならではの家庭的な寛いだイメージが付加されているところが独自の魅力でもある。

ル・ヴァン・ド・ヴェール

料理は、本場フランスで修行したシェフがコンサバとも言える国立マダムの要望に応え、日本人好みの味覚に合った味付けと、体に優しい新鮮食材を厳選し、すべて無添加の暖かな手造りで提供している。

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