
できることなら、身近な場所で営業していてもらいたい、気軽な気持ちで立ち寄れるフレンチレストランなのである。

アプリコットである。横浜市営地下鉄ブルーライン蒔田駅沿いの県道21号線から少しだけ離れ、さまざまな商店が点在する通りに、まるでお菓子の家のようなかわいらしい佇まいで看板を掲げている。オーナーシェフと、その奥さんとの二人でお店を切り盛りしている、まさに「家庭的」と呼ぶに相応しいフレンチレストランだ。

「近所に住む人たちが気楽に来店してもらえるようなお店にしたい」というオーナーシェフの言葉通り、その雰囲気も価格設定も実に親しみやすいものになっている。

さっそく、ランチコースの「アプリコットランチ」を頼んでみた。ワンプレートに複数の料理が少しずつ盛られているのも、いろんなメニューを試してみたいという人にはぴったり。オードブルが2品と、肉・魚料理がそれぞれ一点ずつ、それにスープとパン、デザートがついて、1,700円だ。

それぞれの料理は、実に手の込んだつくりであることが一口食べてみれば十分に伝わってくる。肉料理はとにかくとろけるような食感で、いったいどれぐらいの時間煮込めばここまで柔らかく、そしてジューシーになるのだろう、と首を傾げてしまうほどである。





