子どもたちの無限の可能性を引き出す 田無いづみ幼稚園 園長 小林正和先生

田無いづみ幼稚園
園長 小林正和先生

無限の可能性を引き出す「田無いづみ幼稚園」

西東京市芝久保町にある「田無いづみ幼稚園」は地域でも人気のある幼稚園だ。「すべての子どもは天才である」というスローガンのもと、子どもたちの可能性を引き出す保育に取り組んでいる。毎日行う読み書き、計算、音楽、体操はまるで遊んでいるようで、いつのまにかできるようになってしまうというから面白い。芝生の広場では、裸足で駆け回り元気いっぱいの子どもたち。そんな「田無いづみ幼稚園」について小林正和園長先生に話を伺いました。

初めに「田無いづみ幼稚園」の概要について教えてください。

田無いづみ幼稚園 インタビュー 外観

1964(昭和39)年10月、東京オリンピック・パラリンピックの年に認可が下り、2015(平成27)年で52年目になります。泉のように可能性が湧き出る子どもたちを育てていきたいということで「いづみ」と名付けています。園児数は年長が106人、年中が90人、年少が105人で現在301人です。先生は30人。クラス分けは年長と年中が3クラス、年少が4クラスです。

田無いづみ幼稚園 インタビュー バス

また月に1回、未就園児の親子教室を開催しており、現在110名の登録があります。もっと複数回預けたいという方で、その110名の中から限定で45名、15人の3クラスで母子分離の「つぼみクラス」も開いています。送迎バスはまんまるバスとキラキラバスの2台です。まんまるバスの方は私のパパ友でコピーライターをやっている方にお願いして描いて頂きました。

教育方針では、どのような点を大切にされていますか。

田無いづみ幼稚園 インタビュー 園児たち

本園は「すべての子どもは天才である」というスローガンのもと、子どもの無限の可能性を引き出す保育を行っています。横峯さくらさんのおじさんで、横峯吉文さんという方が鹿児島で保育園を開いているのですが、その方の教育法で「ヨコミネ式・YYプロジェクト」というものがあります。それを本園では導入しています。読み書き、計算、音楽、体操を通して子どもができることを増やしてあげたい。遊びながら楽しいと思えることで、気づいたらできるようになっていたという体験をたくさん増やしてあげたいと思っています。「先生、もっとやりたい」「いいよ、やりなよ」と言いながら逆立ち歩きができるようになったりなど、子どもたちの急速な成長には驚かされます。

田無いづみ幼稚園 インタビュー 習字

全ての子どもの可能性を信じて「心の力」「学ぶ力」「体の力」を育てる。要は小学校の教育要領で言う「生きる力」なんです。一番大事なのは「心の力」で弱い者いじめをしない、困っている人がいたら手を差し伸べてあげることです。

コスモスポーツクラブや、カワイ音楽教室といった課外教室も開催していますが、このような教室を始められたきっかけは何でしょうか。また、子どもたちの取り組む姿勢や効果についてはいかがでしょうか。

田無いづみ幼稚園 インタビュー遊ぶ園児

カワイ音楽教室は昔からの付き合いで、ピアノ教室を希望される方もいて取り入れました。私は3代目の園長ですが、20年以上前、初代から2代目になった時に園児がガクンと減ったんですね。その時にコスモスポーツクラブに出会ったんです。ただのスポーツクラブじゃなくて、あいさつや職員の人材育成もして頂きました。コスモスポーツクラブの導入により、園児が増えていきました。「YYプロジェクト」の「Y」は、横峯さんのYと、コスモスポーツクラブの山下孝一社長のYも込められています。スポーツクラブを課外でも取り組んでいますが、それだけではない出会いもあり、コスモスポーツクラブなくしては本園はなかったです。ありがたい出会いだと思っていま す。

田無いづみ幼稚園 インタビュー サッカー

スポーツひとつとっても、本園では工夫も取り入れています。例えばかけっこは、最初はみんな大好きなスポーツなのですが、負けることが続いていくと苦手意識がついて嫌いになっていく子が多いと思います。なので本園ではかけっこのスタート位置を変えて、ハンデを付けます。早い子も遅い子もゴール際でせめぎ合うような設定をします。そうするとみんな最後まで全力でゴールに向かうんですね。遅い子も最後まで一生懸命やれば一番って言ってもらえるよって。そういう成功体験をたくさん積ませてあげたいです。

子育て講演会を、「田無いづみ幼稚園」で開講していますが、このような講座を設けるきっかけは何だったのでしょうか。また、実際に保護者の方々からどのような声が聞かれますか。

田無いづみ幼稚園 インタビュー 教室

子育てで迷う所はたくさんあると思います。また、そのような声も沢山耳にしたことがあります。そんな中でも、「いいんですよ、頑張ってください」と背中を押してあげることは本当に大切なことです。また、「お子さんたちはお父さん、お母さんの背中を見ているから、夜、子どもが寝た後はどんなにだらけてもいいから昼間はがんばっていきましょうね」ってエールも送っています。コスモスポーツクラブを運営している「幼児活動研究会株式会社」の子会社である「日本経営研究所」の八田哲夫社長には、毎年講演して頂いているのですが、 年々参加者が増え、ホールが満員状態ですね。

田無いづみ幼稚園 インタビュー

参加者の中には、リピーターの方で10回目の方もいます。保護者の方の意見は「同じ話のようで違いますね」「元気をもらうために来ています」「子育ての悩みを聞いてほしかった」「夫婦間で考えが違うのですがどうしたらいいのでしょうか」などさまざまです。2014(平成26)年には、お父さんにも聞いてほしいとリクエストがあり、2015(平成27)年に初めてお父さん向けに開催した講座では、50名以上の方が参加されましたね。

キャンプや特別企画としては「MTBバイクパフォーマンスショー」を行うなど、行事も充実していますが、「田無いづみ幼稚園」ならではの行事について教えてください。

田無いづみ幼稚園 インタビュー 遊具

毎年、卒園時限定で1泊2日のキャンプを武蔵五日市でやっています。キャンプといってもテントではなく、夕飯も出してくれて冷房もあって快適に寝られる宿に泊まって、川遊びやキャンプファイヤーを行っています。60名限定ですが毎年満員です。 かわいい子に旅をさせたいという気持ち、幼児期にお世話になって先生の所に預けたいという気持ちで保護者の方々も協力的です。私たちも成長した姿がを見れるのでとても嬉しいですね。

マウンテンバイクは私の知り合いで、マッスルミュージカルに出ていた二人が、幼稚園を回っているということなので来てもらっています。寝転がった上をぴょんぴょん器用に飛んでいきます。ペダルの無い自転車、ストライダーの普及活動もしていて、正しい乗り方や楽しく安全に遊ぶための講習にも来てくれました。

田無いづみ幼稚園 インタビュー 子どもたち

また、年に1回観劇で影絵の劇団に来て頂いたり、2014(平成26)年はホスピタルクラウンという病院の子どもたちを訪問しているピエロで、有名なクラウンKさんに来て頂いて、子どもたちに大好評でした。

親子で取り組む行事などもあるのでしょうか。

田無いづみ幼稚園 インタビュー スポーツ

一番大きなものは運動会ですね。本園の運動会は参加型で親子競技もあります。クラス対抗リレーは10クラスあるのですが、各クラス5人の父母と担任の先生の6人でリレーをやります。他にも、父の日には親子体操を開催していて、各学年40分ずつ父母と一緒に体操をします。

近くには、「芝久保小学校」がありますが、小学校との関わり、または地域連携して行っている行事等はあるのでしょうか。

田無いづみ幼稚園 インタビュー 下足箱

卒園間近になると年長さんたちが小学校に授業の様子を見に伺ったりします。また、小学生が地域を探検する街探検というのがあるのですが、その時は、卒園児が「幼稚園ってどんなとこ?」とか、「先生は何をしているの?」と取材に来ます。地域の運動会や青年会議所が開催している「わんぱく相撲」に参加している子もいますね。

最後に芝久保町エリアの魅力について教えてください。

田無いづみ幼稚園 インタビュー 園内

自然がしっかり残っていながらも、都心に行きやすいので、いいところですね。街で話しかけてくれる方もいるので、地域で見守られているなと感じることが多いです。わが子でなくても、ふざけていたらびしっと怒ってくれたり、暖かいなぁと思います。その他に、田無タワーが近いのも魅力だと思います。タワーの下に、プラネタリウムがあるのですが、写し出される星の数は、世界一です。

田無いづみ幼稚園 インタビュー 先生

今回、話を聞いた人

 

田無いづみ幼稚園

園長 小林正和先生

田無いづみ幼稚園
所在地:東京都西東京市芝久保町3-6-20
電話番号:042-461-8466
URL:http://www.tanashiidumi.ed.jp/

※記事内容は2015(平成27)年6月時点の情報です。

子どもたちの無限の可能性を引き出す/田無いづみ幼稚園 園長 小林正和先生
所在地:東京都西東京市芝久保町3-6-20 
電話番号:042-461-8466
教育時間:8:30~14:00(学期始め等は8:30~11:30)
預かり保育:あり(14:00~18:00)※午前保育の日は11:30~18:00
http://www.tanashiidumi.ed.jp/