「考えて書く力」を重視し、自分の力で問題を乗り越える力を大切に SAPIX小学部 松戸校 杉山幸志さん

SAPIX小学部 松戸校 国語科 校舎責任者 杉山幸志さん

「考えて書く力」を重視し、自分の力で問題を乗り越える力を大切に

「SAPIX」は首都圏に43校、関西に3校展開する進学塾だ。名門難関中学への合格実績が非常に高いことでも知られており、2月に中学受験を終えた6年生を除いても松戸校だけで約500名の小学生が在籍しているという。今回は松戸校の校舎責任者であり国語講師として教壇に立つ杉山幸志さんに、松戸における現在の中学受験事情を伺った。

SAPIXの教育方針として、一番特徴的なことはどんなことでしょうか?

SAPIX小学部 松戸校

一方的に教え込むのではなく、授業で考えさせながら教えることで、子供たちの考える力を養っていくことを重視しています。そしてもう一つ重視しているのが「記述の力」。考えさせながら記述の力を養っていくというのが大きな特徴ですね。

「塾」といいますと、考えるよりも暗記して知識を詰め込むイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?

SAPIX小学部 松戸校

そうですね。「これを覚えてこい」ということをすればいいというイメージを持つ方もいるかもしれません。もちろん今でも暗記は必要ですが、今の中学入試問題はそれだけだと対応できない。見たことない問題が出題されて、そこで自分で考えて答えを書かなく必要があるんです。また子供の人生は中学入試で終わりではないので、合格した後に中学へ行っても、自分の力で考えて乗り越えていける子にもしてあげたい、というのもありますね。

 

松戸の中学受験熱はいかですか?

SAPIX小学部 松戸校

地域や学校によってさまざまですね。クラスでかなりの人数が受験する子もいれば、自分だけの子もいます。松戸は昔から住んでいる方と、新しい住民の方が混在している都市なので、そこでテンションの差があるのは事実です。

松戸校には現在約500名の小学生が在籍しているそうですが、皆さん何年生あたりから入塾することが多いのでしょうか?

SAPIX小学部 松戸校

受験へのカリキュラムが始まるのが4年生からなので、やはり4年生になって入塾する生徒が一番多いですね。通っている子供は松戸在住の子だけではなく、都内の子もいます。新京成線沿いですと、都内よりこちらのほうが行きやすいというパターンも多いんです。松戸はアクセスが良いですから、電車で通っている子供は多いです。ただ、授業で夜遅くなる場合は防犯のため、帰宅時に駅まで生徒を誘導するようにしています。講師が生徒たちの前と後ろに立ち、JRと新京成線の改札に生徒が全員入ったことをしっかり確認しているんです。

「松戸」は都内にすぐ行ける利便性の高さが魅力です。

SAPIX小学部 松戸校

そうですね。実は東京だけではなく、埼玉に行くのも便利です。中学受験日は埼玉からはじまって千葉、東京という順で受験日が設定されていますが、松戸に住んでいるとアクセスがいいのでどこでも受験ができるんですよ。ですから、いろいろな選択肢ができますよね。例えば校庭が広い学校がいいなら千葉埼玉にたくさんありますし、都内に出たいのならば千代田線を使えばすぐです。学校まで通いやすいというのはすごく大切な要素だと思いますよ。

子供が小学生くらいですと、親もいろいろ心配することが多いと思いますが、受験生の親御さんが不安に思っているのはどんなことが多いですか?

SAPIX小学部 松戸校

「子供が本気でやる気になるのはいつなんでしょうか?」という質問は多いです(笑)。親が思い描く子供の理想像があるんですよね。特に一人目の子供ですと、期待ばかり大きくなる親御さんは多いです。でも、すべて親の理想通りになる子供はまずいません。「まず親御さんは自分の子供がどんな子供なのかを見定めて、その子の特徴に合う道へ導いてあげることは重要です」という話はよくします。

 

中学受験となると、子供だけではなく親子の二人三脚的なことは必要でしょうか?

SAPIX小学部 松戸校

SAPIXは1年生クラスからありますが、1年生くらいですとやはり自分で勉強することは難しいので、一緒に勉強してあげることが必要です。でもだんだん大きくなってくると親の言うことは聞かなくなりますよね。でも私はよく親御さんたちに「子供にかかわってください」とお願いしているんです。「子供の自主性に任せます」ということはよく言われますが、勉強しているなと思っても本当にしているのか、しっかり確認してほしい。もちろん過干渉はよくないですが、うまく距離を取りながら「ここまでは関わるけど、あとはあなたの自主性だよ」というのを学年ごとに広げてもらうイメージにしたらいいと思います。やはり子供なので、くじけるときもありますから。そういう時は我々ももちろん声をかけるけど、お家の人の支えはすごく重要なのです。

 

SAPIXに入る子で「こんな子は大歓迎」というものはありますか?

「こんな子じゃなきゃいけない」というものはありません。ただ夢を持って来てほしいなとは思います。中学受験や塾に対して「どんなものなんだろう?」と思ってくれたらいいです。親に言われてから仕方なく行くという子は、うちに限らずダメですよね。子供に期待感があるほうが、絶対にうまくいきますよ。

 

  sapix

今回、話を聞いた人

SAPIX小学部 松戸校

国語科 校舎責任者
杉山幸志さん

住所:千葉県松戸市松戸1168
電話番号:047-364-5611

※記事内容は2013(平成25)年2月時点の情報です。

「考えて書く力」を重視し、自分の力で問題を乗り越える力を大切に/SAPIX小学部 松戸校 杉山幸志さん
所在地:千葉県松戸市松戸1168-3 
電話番号:047-364-5611
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