ガスを楽しむ学べる施設 がすてなーに ガスの科学館 広報・総務グループ 新井智子さん

がすてなーに ガスの科学館 広報・総務グループ 新井智子さん

ガスを楽しむ学べる施設

ひときわ目を引く非対象のアーチ型の建物の「がすてなーに ガスの科学館」。館のエントランスホールは春海橋公園側からも、ゆりかもめ側からも出入りできるよう両側に入口が設けられており、観光バスに乗った修学旅行生は線路側から、ベビーカーを押した家族連れは公園側から入ってくる。今回は施設をひととおり見学したのち、「コミュニケーター」として施設案内を行っている新井智子さんにお話をうかがうことができた。

まずは施設を見学

東京都江東区インタビュー

エントランスホールに入ると、まずお出迎えしてくれるのは総合案内のにこやかなスタッフたちと、「プカ」「ポカ」「ピカ」の3人のマスコットキャラクター。青いキャラクターは「プカ」で青いガスの炎をイメージしたもの、オレンジのキャラクターは「ポカ」で、ガスの暖かさをイメージしたもの。そして黄色い「ピカ」は、電気をイメージしたものということで、最初は「なぜ電気?」と思ってしまうだろうが、その謎は展示を見て回れば次第に明らかになってくる。建物は1階と2階の見学フロアに分かれており、まずは1階の小展示室「炎のふしぎギャラリー」から見て回ることにした。

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「炎のふしぎギャラリー」では、ほの暗い展示室の中で、ガスの黎明期・明治時代の利用方法や、ガスの炎の炎色反応、ガスの炎の振動を利用した楽器などユニークな性質を紹介している。炎色反応を利用して花や旗、文字などを形づくる方法は「花ガス」と言われ、明治初期から大正時代まで、ネオン看板のように利用されていたそうだ。 展示室を出たらエレベーターに乗り屋上へ。ここは「屋上ひろば」と呼ばれるフリースペースで、周囲には東京湾の大パノラマが広がっている。晴れた日などは見晴らしがよく、湾岸エリアでも屈指の絶景スポットと言えるだろう。

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エレベーターから2階に下りると、そこには“楽しみながらガスについて学べる”展示室が広がっている。 家庭でのガスの活躍を紹介する「ようこそポカの家へ」では、野菜炒めやチャーハンを美味しく仕上げる調理疑似体験が楽しめ、床暖房やお風呂の仕組みの体験するスペースがある。 その先には街で使われているガスの役割を探す「探険!ワンダータウン」などもあり、主に小学生~中学生が楽しめる展示内容となっている。 1階への階段を下りれば、ガスの掘削から工場のしくみ、ガスが家へ届くまでの経路を紹介した「プカのひみつ」のコーナー。こちらは子どもから大人まで広く楽しめる展示となっているので、時間をかけてゆっくりと見て回りたい。 そのほか、1階では定期的に実験などが行われる「エナジースタジオ」やクイズ大会が行われる「クイズホール」などがあり、週末ともなれば多くのファミリーで賑わうそうだ。週末には定例イベント以外にもさまざまな体験プログラムやイベント、料理教室などが開催されているので、ホームページも併せてチェックしてみてほしい。

子どもも大人も、いろいろと楽しめそうな展示内容でしたね。こちらは、ふだんどのような利用のされ方をしているのでしょうか?

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そうですね、平日ですと、小・中学生が社会科見学や修学旅行でいらっしゃることがほとんどですが、大人の方が、企業の研修などでお越しになることもあります。週末になりますと、小さなお子様をお持ちの方がほとんどになりますね。周りには新しいマンションも多いですし、公園の散歩ついでにいらっしゃる方や、「ららぽーと」や「キッザニア」に行った前後に寄られる方も多いですね。

新井さんは団体客の案内を担当されているということですが、個人で来ても案内していただけるのですか?

基本的に個人のお客様は自由に見学いただいていますが、1日に2回、「がすてなーにツアー」というものがありまして、私たちが1時間ほどかけて、館内を万遍なくご案内しています。時間に余裕のある方でしたら、こちらにご参加いただければと思います。

利用はすべて無料ということですか?

東京都江東区インタビュー

入館料は無料ですし、ワークショップやイベントの参加もお金は一切かかりません。お料理教室については、実費をいただくようになっています。休憩スペースも無料で利用できますので、気軽にお越しになってください。

新井さんがお考えになる、ガスならではのメリットとは何でしょう?

東京都江東区インタビュー

わたくし個人的には、炎の「温かさ」が好きですね。人間は昔から「火」を上手に利用して生活の中に取り入れることによって、暮らしを豊かにしてきました。炎がある場所には自然と人が集まるように、人は炎にエネルギーとしての熱だけでなく、「温かさ」を感じるのだと思います。ここに訪れるお子さんの中には、「今まで一度も火を見たことが無い」という方もいらっしゃいますが、おうちの中に火があって、それを安全に上手に使うということは、お子さんの情操の発達にとっても良いことだと思います。最近はコンロの安全性も進化していますし、燃料電池も注目されていますので、ぜひご家庭でも、ガスの炎を活用していただきたいですね。

近隣にお住まいの方向けに、おすすめの利用法を教えてください。

東京都江東区インタビュー

周りの公園、屋上ひろばなども合わせて、1日ゆっくりと遊べるところですので、ぜひお弁当を持って遊びにきてください。土日、祝日ですと様々なプログラムも開催しておりますので、気軽に参加して頂ければと思います。「わくわーく工作」は小さなお子様も参加できます。「ワークショップ」と「サイエンスキッチン」は整理券制となっており、暮らしの科学について学んでいただけます。春休み、夏休み、ゴールデンウイーク季節に応じたいろんなイベントも企画していますので、親子で楽しんでもらえると思います。

「東雲・豊洲エリアの魅力」とは、どんなところでしょうか?

豊洲は東京にしては緑が多くて、景観も良くて、水辺もありますから、とても心が落ち着きますよね。館内の展示をとても熱心に見られるなお子さんも多いです。きっと、教育には熱心なお父さん、お母さんが多いのでしょうね。環境がいいから、お子さんものびのび育っているような印象があります。子育てにはとても良い環境だと思いますよ。

 

今回、話を聞いた人

がすてなーに ガスの科学館
広報・総務グループ 新井智子さん

がすてなーに ガスの科学館
所在地:東京都江東区豊洲6-1-1
電話番号:03-3534-1111
http://www.gas-kagakukan.com/index.html

この記事内容は2013(平成25)年3月時点の情報です。

ガスを楽しむ学べる施設/がすてなーに ガスの科学館 広報・総務グループ 新井智子さん
所在地:東京都江東区豊洲6-1-1 
電話番号:03-3534-1111
開館時間:9:30~17:00 (入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、設備点検日
http://www.gas-kagakukan.com/index.html