子育てママ・パパたちの親子のひろば 東陽子ども家庭支援センター センター長 高橋真理子さん

東陽子ども家庭支援センター
センター長 高橋真理子さん

子育てママ・パパたちの親子のひろば

下町情緒が今なお残る木場エリアは、「大手町」駅まで東西線で10分足らずという利便性のよい立地ながら、緑豊かな街。都内でも数少ない大型防災公園の「木場公園」を有し、複合商業施設の「深川ギャザリア」なども存在する、生活しやすく子育てにも便利な場所だ。そんな木場エリアに子ども家庭支援センターの先駆けである「東陽みずべ」がある。そこでセンター長を務める高橋さんにお話しを伺った。

東陽子ども家庭支援センター、通称「東陽みずべ」の概要を教えてください。

育児

祝日と年末年始を除く火曜日から土曜日の10時~16時の間なら、いつでも親子で遊びに来られるという子育て広場です。子育ての相談なら月曜日でも受け付けしています。 基本的には幼稚園就園前までの乳幼児とその保護者のためのスペースです。広い部屋には木のおもちゃやボールプール、ままごとコーナー、畳スペース、すべり台、絵本コーナー、授乳室、子ども用トイレなど、子どもとママ・パパが自由にのんびりと過ごせる場所になっています。

東陽子ども家庭支援センター

1999(平成11)年にオープンした当初は、「専業主婦の子育てをサポートしよう」という考え方があまり浸透しておらず、こういった支援の場があまりない時代でした。多くの施設見学者の方々が来訪し、各地で支援センターが広がりを見せたようです。

現在、累計で18万6,456人(2014(平成26)年3月31日現在)の方が登録して下さっています。

ひろばの他にも、電話相談や預かり保育なども行っているのですね?

東陽子ども家庭支援センター

子どもを育てていると、不安や悩みでいっぱいになったり、誰に聞いたら良いのか分からないような疑問もたくさん出てきます。言葉も通じない赤ちゃんと2人きりで昼間過ごし、旦那さんの帰りも毎日遅い…孤独感や閉塞感を感じているお母さんたちは少なくありません。少し話を聞いてもらうだけで楽になったり、心配しなくても良いようなことで悩んでいる場合もあります。そんなお母さんやお父さんたちの電話相談や、面談もしています。

東陽子ども家庭支援センター

また、病院や買い物、「子どもと離れてちょっと一息つきたい」というお母さんのために、「リフレッシュひととき保育」も行っています。これは区内在住の6ヵ月~3歳児のお子さんを月曜日から金曜日の9時~12時・13時~17時の間、1日3時間以内までお預かりするもので、利用料金は1時間につき500円です。

育児をしているお母さんたちが少しでもリフレッシュでき、楽になれば子どもや家族にも優しくできます。煮詰まってしまう前にこういうものを利用して、上手に息抜きをしてほしいですね。

育児中のお母さんやお子さんと接するなかで心がけていらっしゃることは?

母親

「ここに、また来よう」と思ってもらえる場所でいることです。特に育児中のお母さんは疲れていたり、子どものことでナーバスになっている場合も多いので、とにかくお母さんたちの心・気持ちに寄り添いたいと思っています。

「ここに来たら、泣いてばかりの子どもがいつもより遊んだ」「ここに来た後はいつもより昼寝が長くなって楽」そんなちょっとしたことで、お母さんが楽になれるように。少しボランティアさんに抱っこをお願いして、コーヒーを飲む時間が捻出できるように。そんな小さなことを日々積み重ねています。

イベントや毎月のプログラムも充実しているんですね?

情報

小さい子向け・大きい子向けのお話会、季節の行事やグループ懇談会、おっぱいQ&Aなど、月によって違いますが色々取り組んでいます。また1ヵ月のうちの1週間(火~金)、お子さんの身長・体重を計測できる「すくすく成長記録」を行っています。毎月お子さんの成長を確認することもできますし、その時々でお母さんが感じていることも書き込める記録になっているので、1年が経つ頃には小さな育児日記のようなカードが出来上がります。

お子さんを育てているお母さんは日々追われて忙しく、育児の楽しさや喜びに浸れる余裕がありません。このみずべで少し足を止めてホッとできれば、育児を楽しく感じられたり、子どもを見つめ直すこともできますよね。そんな機会になるようなプログラムを実施したいと、日々考えています。

この地域ならではと感じることはありますか?

東陽子ども家庭支援センター

まずボランティアさんやリフレッシュひととき保育の支援士さんなど、地域の方々がみずべを支えてくれています。こんなに地域の方が協力している所は珍しいのではないかと思います。ボランティアさんたちと街で会って「久しぶり」「大きくなったわね」と声をかけられるお母さんたちが多いようです。

またセンター内で話される話題も近隣の美味しいお店や安い八百屋、評判の小児科など地元の話が多いので良い情報が集めやすく、話題にも入っていきやすいと思います。実家と離れて住んでいる人にとっては心強いですし、他人だからこそ話せる気安さもありますよね。 ボランティアの方々も女性だけでなく、ハーモニカでわらべうたを吹いてくださるおじいちゃま、おもちゃを直す「おもちゃ病院」の元エンジニアのおじさまたちなど、男性も積極的に参加してくださいます。これも下町の良さなのかなぁ…なんて感じています。

木場の魅力はどんな部分だと思いますか?

東陽子ども家庭支援センター

木場という場所は、古き良き時代の名残がまだまだ色濃い街です。近所を歩いていても、子どもを連れていると話しかけられることも多いですし、子どもが参加するお祭りなども多くお母さんたちが自然に仲良くなる土壌があります。みずべを訪れてくれるお母さんたちも、一人で来る方やお友達と来る方さまざまですが、すぐに打ち解けて仲良くなって帰られますよ。

木場公園

また広大な木場公園も近くにあって緑も多いですし、歴史のある寺社仏閣もある。子育て環境のみならず、生活するうえでも良い環境は整っていると思います。

今回、話を聞いた人

東陽子ども家庭支援センター

東陽みずべ
江東区東陽子ども家庭支援センター

高橋真理子センター長
住所:江東区東陽3-1-2
電話番号:03-3699-4871
URL:http://koto-kosodate-portal.jp/mizube/

※記事内容は2014(平成26)年4月時点の情報です。

子育てママ・パパたちの親子のひろば/東陽子ども家庭支援センター センター長 高橋真理子さん
所在地:東京都江東区東陽3-1-2 
電話番号:03-3699-4871
http://koto-kosodate-portal.jp/mizube/