自由なスタイルで音楽を“楽しむ” Music Together Allegro 主宰 相澤美穂子さん

Music Together Allegro
主宰 相澤美穂子さん

自由なスタイルで音楽を“楽しむ”
Music Together Allegro

「青葉台」駅から徒歩数分の場所にあるマンションで、水・金・土・日曜日に教室を開いている「Music Together Allegro」は、親子が一緒に歌い、遊びながら、世界の音楽に親しんでいくという、アメリカ発の音楽プログラム。楽しく英語に触れながら、リズム感も養えるということで、田園都市エリアのママの間で口コミで人気を広げ、今では横浜市内に合計5か所の教室を持つまでになっている。

今回訪れたのは平日のお昼前に行われている、この日の2グループ目の教室。歌ったり、踊ったり、床を叩いたりと、リズムに合わせて自由なスタイルで音楽を“楽しむ”親子の姿が印象的だった。今回はこの教室の創業者であり、今でも各教室を回る現役インストラクターとして活躍している、相澤美穂子さんにお話をうかがった。

「Music Together Allegro」とは、どういったプログラムなのでしょうか。

Music Together Allegro インタビュー

この「Music Together」は、25年前にアメリカで始まったプログラムで、今は世界中40か国ぐらいで展開されているプログラムです。ワンレッスン45分、親子で一緒に音楽表現を楽しんでいく、という点が特徴となっていまして、手あそびをしてみたり、いろいろな楽器を使ってみたり、ダンスをしたりと、いろんな形で音楽を“親子で”“楽しんで”いくというものです。「Allegro」は、私たちの教室の名前になります。

「Music Together」が日本に入ってきたのは10年ほど前になりまして、少しずつ日本でも広がってきていますけれど、まだまだ、日本での認知度は低いかもしれません。教室も全国で30か40ほどでしょうし、この辺りでは、私たちがやっている教室だけだと思います。私のところでは、青葉台を含めて、横浜・川崎市内に5か所の教室を運営しています。

でも、アメリカに行きますと、日本で言うヤマハさんの音楽教室のような感覚で、少し行けばすぐに「Music Together」の教室があるという感じで、本当にポピュラーなものになっているんですよ。

「Allegro」(アレグロ)という名前には、どんな思いが込められているのでしょう?

「アレグロ」という言葉は、ひとつは音楽用語として「軽やかな、軽快なテンポで」という意味があるので、「みなさんに楽しんでいただける教室にしたい」という願いから付けました。あとは、もちろん音楽教室ですから、音楽に関する言葉に絡ませたかったということもあります。

レッスンの内容について、具体的に教えてください。

Music Together Allegro インタビュー

まず、教材としてはアメリカから届く「Music Together」の世界共通の教材がありまして、一応、子ども向けのプログラムではあるんですが、いわゆる“子どもの歌”だけではなくて、大人も楽しめるようなジャズっぽい曲や、クラシックをベースにした曲など、世界中の音楽を網羅して載せています。ですので、幅広いジャンルの音楽を、大人も子どもも、みんなで一緒に楽しんでいくんですね。

毎回のレッスンでは、まず最初に「ハローソング」を歌って、子どもたちひとりひとりの名前を呼びながら、最初のごあいさつをします。これは毎回行いますので、やっぱり、子どもたちも大好きな歌になっていますね。

Music Together Allegro インタビュー

そのあとは、毎週内容が変わってきますが、手あそびがあったり、いろんな楽器や道具が出てきたり、ダンスをしたり、動物さんになってみたりという感じで、自由に音楽を楽しんでいきます。「この曲では必ずこうやらなきゃいけない」というものがありませんから、「じゃあ、今日はこの曲をこんな風に楽しんでみようか」という、すごく自由な感じのプログラムです。ですから、その時の雰囲気に合わせながら、自由に歌って、動いて、寝転んで、ということで楽しでいきます。そして、最後にはママのひざで眠って、グッバイの歌があって、終わるという45分のプログラムです。

曲目は毎回変わるということですが、歌詞は英語が多いし、憶えるのが大変ではないですか?

Music Together Allegro インタビュー

曲は毎週変わりますが、使う道具も変わるので、ママも子どもも、毎回「次の曲は何だろう」とか、「次はどんな道具が出てくるのかな」ということを、楽しみにしておられます。

歌詞については、まず教材自体がアメリカから来るので、教材はもちろん英語になっているんですが、音楽ですから、歌うことができればいいんです。歌詞は気にせずに、「ラララ・・・」でもいいですし、歌詞を憶えたいという人は、テキストを見ていただいて、歌いながらどんどん憶えていただければいいですし。そうじゃない方は無理に憶える必要はないんです。だから全然大変じゃないんですよ。

Music Together Allegro インタビュー

でも、何回か参加していくと、好きな曲が必ず出てくるので、そうすると何度も歌うようになるし、CDも聞くようになりますから、自然と憶えていくんですね。ですから、あまり意識して歌詞を憶える必要は無いんです。

反対に子どもたちは、本などは一切見ないので、完全に耳から憶えて、耳で聞いたままを素直に歌っていきますね。それに英語の曲は半分ぐらいでして、あとは、「ラララ・・・」「トゥトゥトゥ・・・」とか、歌詞が無かったり、英語以外の言語の曲なんですね。スペイン語もありますし、アフリカの言語などもあります。ですので、英語ができなくても、全然気にすることはありません。

教材は幾つかあるようですが、どのようにプログラムに組み入れていくのでしょうか?

Music Together Allegro インタビュー

「Music Together」では全世界で同じ教材を使って、同じカリキュラムでレッスンをやっていますので、教材はすべてアメリカから来ています。切り替えのタイミングとしては、ワンシーズンごと、3か月で1冊の本をやるというのが基本になります。1冊の教材に曲が20~30曲くらい入っていて、CDも付いてくるので、レッスン以外の時にも、家でも車の中でも、日々の生活の中で音楽を楽しんでいただけるようになっています。

「Music Together」の特徴として、「電子音を使っていない」という点も大きな特徴でして、レッスンの中でも、ほとんど自分たちの声や、楽器のリズムだけで音楽を作っていきます。教室で使っている楽器には、「リズムスティック」というアメリカから来ている棒の形の楽器や、「リゾネーターベル」といって、長さによっていろんな音を出せる楽器、子どもたちも大好きな「ジングルベル」や、マラカスのように使う「エッグシェイカー」などがあります。

レッスンに参加するためには、どうすれば良いのでしょうか

Music Together Allegro インタビュー

ほとんど毎週レッスンをやっていますので、興味のある方は、まずは体験していただいて、そのあと入会希望であれば、随時入会ができます。基本的にいつでも入会はできますが、教材が切り替わるタイミングで入られる方が多いですね。

クラスについては、年齢別のクラス分けはしていないので、すべてのクラスで、0歳から5歳までのお子さんと保護者の方という構成になっています。傾向としては、平日のクラスは1歳前ぐらいから3歳前ぐらいまでの方が多くて、週末のクラスは0歳から5~6歳までと、少し幅広くなります。ですので、1つのクラスの中に大きな子も小さな子もいて、ママもいて、という感じですね。平日のクラスですとママが中心なんですが、週末のクラスになるとパパも沢山の方が参加されますし、おじいちゃんおばあちゃんが来たりと、ひとつのクラスが大家族みたいな感じになります。

どういった目的をもって、どういった雰囲気の方が参加されていますか?

Music Together Allegro インタビュー

年齢層としては先ほど申し上げたような感じで、とても幅広いです。参加する最初のきっかけとしては、保護者の方自身が「音楽が好きなので」という方がいちばん多くて、中には「英語に触れたいから」「英語に興味があるから」という方もいらっしゃいますし、親子で一緒に楽しめる雰囲気を気に入って入ってくださった方も多いです。

ですので、子どもたちも楽しんでいるんですけれども、けっこうママ達も楽しんでいるんです。それが一番の特徴なのかもしれません。「子どもに習い事をさせる」ということではなくて、まずはママが楽んで、ママが楽しんでいれば、子ども楽しい気持ちになる、ということなんです。

Music Together Allegro インタビュー

お住まいのエリアとしてはけっこう幅広くて、青葉台以外にも田園都市線の沿線の方が広くいらっしゃいますし、車で30分くらいかけて来られる方もいらっしゃいます。中には世田谷あたりから来られている方もいますね。口コミで、お友達のご紹介で、ということで来られる方もかなり多いです。

「Music Together」を通じて、何を感じ、学んでほしいと思われますか?

Music Together Allegro インタビュー

これぐらいの時期の子どもたちって、大人とは違った“学び”のスタイルがあるんです。いわゆる「お稽古」のように、「これはこうやってやるんですよ」、「はい、上手にできました」という感じではなくて、見よう見まねでできるようになるんですね。子どもって見ていないようで周りのことをすごくよく見ていて、特に親のことは何でも真似してしまいます。教えなくても、「自分で学ぶ力」をすごく持っているんです。

ですから、このプログラムも、子どもたちに“させる”のではなくて、まず大人が音楽を楽しむ姿を見せてあげて、子どもたちは親をお手本にしながら、音楽の楽しさを学んでいく、ということを大切にしています。

子どもたちの変化や成長について、実際にどんな声を聞かれますか?

Music Together Allegro インタビュー

これはママたちからの感想になりますが、いつの間にかリズムを取るようになったとか、上手に歌えるようになったとか、音楽的な成長はもちろんもあるんですが、それ以外にも、「表現が豊かになった」、「積極的に行動できるようになって社会性が身についた」、「言葉の発達にも良い影響が出てきた」、などという声も聞きます。

ですので、音楽だけではなくて、それ以外のところでもいろんな成長があるかと思います。

相澤さんが「Music Together」に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?

Music Together Allegro インタビュー

私も息子がふたりいまして、もともとは上の子が10か月の頃に、このプログラムに日本で参加していたんです。そのあとアメリカに行くことになったので、日本で1年やった後に、アメリカでまた2年やっていたんですね。アメリカに行けばたくさん教室がありましたので。

私が最初に始めた理由が、私自身が体験に行った時、すごく楽しかったからなんですよ。だから、「私が楽しいんだから、息子もきっと楽しんでくれるだろう」と思って始めてみたら、3年間続けることになったんです。

本場のアメリカでは、講師になるためのトレーニングというものがあって、私も向こうの先生に薦められたのでそれを受けて、アメリカで講師の資格を取ったんですね。そして帰国してから、今の教室とは違う場所なんですけれども、この教室を始めたんです。

ありがとうございました。最後に、青葉台の魅力についてお聞かせください。

青葉区しらとり台の街並み

青葉台はとにかく住みやすいですよね。緑も多いですし、子どもがいる世帯が多いですから、子どもが沢山いて、街の雰囲気が明るい感じです。都内にも出やすい場所なんですが、ちょっと行くだけで田園風景が広がっていたりしまして、のんびりした雰囲気もあります。

住んでいる皆さんも教育熱心な方が多いですね。この辺りは青葉区の中でも特に私立中学への進学率が高いそうですし、、本当に教育に対して興味を持たれている方が多いので、お互いに情報交換をして、刺激を受けることもできます。駅前には楽しい、素敵なお店も沢山ありますし、美味しい飲食も店沢山ありますし、特に子育てをしているママには優しいエリアなのかな、と思いますよ。

Music Together Allegro インタビュー

今回、話を聞いた人

Music Together Allegro
主宰 相澤美穂子さん

所在地:横浜市青葉区つつじが丘23-9
サンモール青葉台106

※この記事内容は2013(平成25年)年9月時点の情報です。

自由なスタイルで音楽を“楽しむ”/Music Together Allegro 主宰 相澤美穂子さん
所在地:神奈川県横浜市青葉区つつじが丘23-9 サンモール青葉台106
http://musictogetherallegro.com/