みんなが同じ空間ですごす「混合自由保育」 ちびっこランド松戸園 保育士 萩野浩司さん

ちびっこランド松戸園 保育士 萩野浩司さん

みんなが同じ空間ですごす「混合自由保育」

英語教育や混合自由保育など“認可外”を利点とした保育を行う 「松戸」駅から徒歩3分という便利な場所に位置する「ちびっこランド松戸園」。こちらは自治体より認可を受けていない「認可外保育園」だ。現在日本では保育園不足による「待機児童」が問題となっているが、だからこそ誰でも受け入れてくれる「認可外保育園」に興味を持っている親世代は多いのではないだろうか?  今回は松戸園で保育士をしている萩野浩司さんに話を伺った。

「ちびっこランド松戸園」は認可外保育園ですが、認可保育園とは違う特徴を教えてください。

ちびっこランド

認可園ですと、年齢ごとにクラスが分かれての保育が一般的です。しかし松戸園では0歳から6歳児までの子供合わせて36名在園しており、みんなが同じ空間ですごす「混合自由保育」を行っているんです。「混合自由保育」ですと大きい子供は自然と小さい子供の面倒をみるようになり、成長することができます。また、小さい子も自分が大きい子にしてもらったことが自然と身に付き、自分が大きくなったときに小さい子の面倒をみるようになる。現在は一人っ子の家庭も多いので、異年齢の子とたくさんかかわりが持てるのはとても大きなメリットだと考えています。

ちびっこランド

また認可保育園は必ず園庭がありますが、当園は園庭がありません。これはデメリットだと考える方も多いと思いますが、実はいいところあるんです。園庭がないので、毎日近所の公園に足を運びますが、その際に自然と交通ルールが覚えられるようになります。小さいうちから信号などのルール知ることで、自分の身を守ることができますよね。

またこちらで力を入れているという英語教育について、詳しく教えてください。

ちびっこランド

当園では週に2回、バイリンガルの日本人とネイティブな外国人講師による英会話の時間があります。それにより、早いお子さんだと0歳から英語に触れる環境となるわけです。 現在は小学校から英語必修化されますし、英語教育のニーズは高まっていますよね。実際にこの英語教育を受けさせたくて、松戸園に入ってくる方も多いんですよ。やはり本物のネイティブな外国人による英語に触れる機会は貴重だと思います。ちなみに今英語を教えている講師のJasonはフィリピン人です。

また英語だけではなく「PQ教育」というものを実践しているそうですが、具体的に「PQ教育」とはどんなものでしょうか?

ちびっこランド

「PQ教育」とは脳を活性化させる教育ですね。たとえばこの『はぎわらさん家のつみきくん』という、当園を経営する会社が作成したオリジナルのつみき玩具があるんですけど、この「2」「4」「2」のつみき、これを組みあわせると「4」「4」のつみきと同じ大きさになるんです。面白いでしょ? こうやって遊びながら学んでいくことをとても大切にしています。小さい子でもただつみきで遊んでいるうちに「つみきに書いてあるこれは何だろう?」と、数字に興味を持つ。こちらが強制的にやらせるわけじゃなく、遊びの中で自分から学んでいくんです。

「遊びの中で自分から学んでいく」というのは、親としてとても理想となる教育法だと思います。

ちびっこランド

私たちは生活でも同様に、強制的にやらせることはしません。当園に通っている子供たちのほとんどは、自分の身支度は自分から進んでやっています。こちらの手助けを最小限にすることで、どんな子供でもできるようになるんです。それは大きい子がやっていることを小さい子がみて覚えるという、混合自由保育のメリットがここにもあると思います。

そのほか「ちびっこランド松戸園」の特徴があれば教えてください。

ちびっこランド

「ちびっこランド」は「松戸園」のほかにも「第二松戸園」「東船橋園」があり、全員合わせると200人以上の園児が在園していますが、運動会などのイベントは200人合同で行うんです。認可園の運動会では紅組・白組といった色別に分けて得点を競うことが多いと思いますが「ちびっこランド」の運動会は園対抗! これが本当に盛り上がるんですよ(笑)。そのほかにも年二回の親子遠足や陶芸教室といった、大人も一緒に楽しめる行事があるのも特徴です。

「ちびっこランド松戸園」に通われている親御さんは、どんな方が多いですか?

ちびっこランド

認可外はどんな理由でも子供を預けることができますが、うちではほぼ全員が働いている親御さんです。松戸は都内までのアクセスが非常にいいので、都内で働く方も多いですね。また松戸在住の方だけではなく、柏の方もいます。松戸は電車通勤の際に乗り換え経由となることが多いので、通勤の途中で当園に預けるということもしやすいと思います。

松戸市の育児環境はどのような特徴がありますか?

近年都市部では「待機児童」が社会問題化していますが、やはり松戸でも待機児童は多くいます。松戸園でも認可へ入れず、待機にしている間に通うという方はいますね。でもただ待機している間の仮の園としてではなく、気に入ってそのまま年長まで在園してくれる方もいるんです。今年も5名の年長さんがもうすぐ卒園し、小学生になります。当園は今年で5年目になりますが、開園当時から在園してそのまま卒園する子もいるんですよ。これからどんどん当園に通っていた子どもたちが小学校に入学し、スムーズに学校生活を送ってくれるとうれしいですね。

ちびっこランド

今回、話を聞いた人

ちびっこランド松戸園 保育士 萩野浩司さん

体育講師としてさまざまな幼稚園や保育園で園児たちに指導していた経歴を持つ。現在は保育者として「ちびっこランド松戸園」に携わる一方、体育講師として体育指導も行う。

住所:千葉県松戸市根本2-1 パークハイツオガワ2F
電話番号:047-366-6006
http://chiba-chibikko.jp/matsudo/

※記事内容は2013(平成25)年3月時点の情報です。

みんなが同じ空間ですごす「混合自由保育」/ちびっこランド松戸園 保育士 萩野浩司さん
所在地:千葉県松戸市根本2-1 パークハイツオガワ2F
電話番号:047-336-6006
保育時間:月~土 7:00~20:00
http://chiba-chibikko.jp/