総合生涯学習プラザが隣接。
多彩な教育と保護者参加で、子どもたちの自信を育む/八千代市立萱田南小学校 校長 浮貝公雄 先生


八千代市立萱田南小学校
校長 浮貝公雄 先生

萱田南小学校インタビュー

総合生涯学習プラザが隣接。
多彩な教育と保護者参加で、子どもたちの自信を育む「市立萱田南小学校」

東葉高速線「八千代中央」駅近くにある「市立萱田(かやだ)南小学校」は、「八千代市総合生涯学習プラザ」に隣接しており、一部の施設を共用しているというユニークな小学校です。教室はオープンスペースを採用するなど様々な特徴があるこの学校と、八千代市の子育て環境について、浮貝公雄 校長先生にお話をうかがいました。

萱田南小学校について、沿革や概要を教えていただけますでしょうか。

八千代市立萱田南小学校

八千代中央エリアは、東葉高速線の開業により、人口が急増してきました。このエリアには、もともと「市立萱田小学校」があったのですが、「八千代中央」駅近くの小学生はそこまで通うには遠いこともあり、新たにこちらの「市立萱田南小学校」が開校したのです。今年(※2013年12月取材時点)開校7年目で、現在は595名の児童が通っています。

学校の特徴や魅力について教えて頂けますでしょうか。教室はオープンスペースになっているそうですね。

萱田南小学校インタビュー

はい、本校の教室はすべてオープンスペースになっていることがひとつの特徴です。他校から転校していらっしゃった児童の保護者の方から、授業に集中できるのかと心配されることもありますが、ドアを開け閉めする音はありませんし、隣のクラスに配慮して活動しますので、とくに問題は起きておりません。

教室のロッカーは可動式で、必要に応じて教室のレイアウトを変えられるようになっています。また、可動式の掲示ボードもあり、学習の掲示物を前もって貼っておいて、必要な時に動かして見せることもできます。ロッカーと掲示ボードをつなげれば壁のようになりますから、冬は暖かさを保つこともできますし、夏は全開にして風通しをよくすることもできるんですよ。

「八千代市総合生涯学習プラザ」と共用している施設もあるとうかがいました。

八千代市総合生涯学習プラザ

はい、本校は「八千代市総合生涯学習プラザ」と併設されていることから、屋内プールや体育館、パソコン室、音楽室、調理室などを共用しています。とくに、屋内温水プールの恩恵は大きいですね。
本校では、6月初旬から7月初旬にかけて、火曜日以外の週4日間の午前中に「八千代市総合生涯学習プラザ」の屋内プールを貸し切りにして水泳の授業を行います。外の天候や気温に左右されずに、計画通りに授業を実施できます。プールの水温や衛生面などは施設の担当者がきちんと管理してくれておりますので、教職員の負担もありません。

その他の共用スペースも子どもたちがいる時間帯は本校で使えますので、問題なく授業ができます。体育館も冷暖房を完備していますので、卒業式、入学式や全校集会も快適です。

教育目標に掲げられている『「国際社会にはばたく南の子」-夢と自信を育む-』について、どのようなことに力を入れた教育を行っていらっしゃいますか?

萱田南小学校インタビュー

国際化、グローバル化が進んできましたから、自信を持って自分の国のよさを伝えられる子ども、夢と希望と自信を持った子どもを育てたいと考えています。そこで、世界の国々をイメージできるように、保護者や教職員が海外旅行したときに手に入れた民芸品などを集めて、展示コーナーを作りました。

普段の授業や遠足などの活動で重視しているのは、
3~4人のグループをつくり、教師や大人に頼らずに行動する機会を1年生のときから積極的に経験させていることです。こうした“一人でできる”という自信が、将来、外国の方とも臆せず交流ができるベースになると考えています。もちろん、すぐにできるようにはなりませんが、1年生だからまだ早い、とやめてしまえばそれまでです。可能性があるならやってみよう、と取り組むことで次第にできるようになるのです。

子どもたちと接するときに心がけていらっしゃることは何ですか?

萱田南小学校インタビュー

子どもが何か問題を起こしたり、学習がうまくいっていない時は、まず子どもの話を聞くことです。そのうえで、解決方法を提案したり、授業がわからなかったら時間を取って教えるようにしています。

担任だけで解決できない場合があれば、校長や教頭がサポートしますし、保護者に話をする必要があれば、直接会ってお話しするようにしています。電話でなく、直接お話しすることが大切なんです。学校と家庭が連携して、褒め方や叱り方を工夫するなど子どもが同じ方向に進めるように整えると、子どもは落ち着いてきます。

本校にはいろいろな子どもが通っています。発達障害など、配慮を必要とする子もいます。こういった子どもたちを“困った子”と、頭ごなしに叱ってしまったらそれでおしまいです。実は子ども自身が困っていますし、保護者の方も困っていることが多いのです。学校ではまず、保護者の方が困らないようにサポートをして、保護者の方が子どもに適切な方法で関われるようにしていきます。そのようにすると、子ども自身も楽になって変わってきます。

異学年交流も活発に行っていらっしゃるそうですね。

萱田地区公園

本校の異学年交流活動は、“一人っ子でも兄弟姉妹の感覚を体験できるように”という狙いで、兄弟学年として1年生と6年生、5年生と2年生、3年生と4年生がペアになって、いっしょに遊んだり給食を食べたりしています。

とくに6年生による1年生の面倒見のよさはすごいですよ。毎年、全校遠足で近くの「萱田地区公園」に行くのですが、6年生が1年生の手を引いて連れていきます。お昼を食べた後、6年生が自分たちで計画していた遊びで1年生といっしょに遊んでいます。1年生が6年生に自然に甘える姿も見られますし、1年生はお兄さんお姉さんにやさしくしてもらえて、学校に来るのが楽しみになっているようです。

学習に関する独自の取り組みについて教えていただけますでしょうか。

萱田南小学校インタビュー

「ステップアップ学習」として、自分のペースでプリントを進める学習を行っています。プリントを自分で選んで問題を解いたら自己採点をして、間違えた問題を直してから次のプリントに進んでいくというシステムで、火曜日の朝の時間を利用して進めています。

また、「ゼロ校時授業」として、月、水、木曜日には普通の学校では朝自習や朝読書に使っている時間を、本校では通常の授業に組み込んでいます。通常45分の授業時間に25分加えることで70分の授業になりますから、例えば理科の実験なども余裕をもってできます。

保護者や地域との関わりや連携は、どのようなことを行っていますでしょうか。

萱田南小学校インタビュー

毎週金曜日は朝読書を行っていますが、月2回ほど「お話バスケット」の保護者の方による読み聞かせをしていただいています。低学年の子どもたちだけでなく上級生も喜んでいますし、お母さん方も読み聞かせをするのをとても楽しみにしています。

本校での特色は、このように学校教育に保護者に関わっていただいていることだと思います。図書館の本の貸し出しは保護者による図書ボランティアに協力いただいていますし、総合学習のゲストティーチャーにも元キャビンアテンダントやお花屋さんの店長さん、スキューバダイビングの先生、梨農家の方といった多彩な職業の方に来ていただいて、6年生のキャリア教育にお話をしていただいています。

もちろん周辺地域の方にも多くのご協力をいただいています。朝の登校時には、スクールガードの方をはじめ保護者の方にも見守っていただいています。

萱田南小学校の子どもたちの様子はいかがでしょうか。

萱田南小学校インタビュー

元気な子が多いですね。「萱南レンジャー(おやじの会)」の企画で近くの農家の田んぼで田植えや稲刈りをしたりすることもあるのですが、そういったときも泥んこになって遊ぶのを楽しんでいますし、朝も「おはようございます」と元気にあいさつができます。「鉄棒教えてくれますか?」と私のところへ寄ってきたりと、人懐っこい子も多いです。学校に来てくださるALTの先生も「萱田南小学校の子はみんな積極的で明るく、活発ですね」とおっしゃっています。

学校が建つ、八千代市の子育て環境や、街の魅力を教えてください。

東京女子医科大学八千代医療センター

八千代市には「赤ちゃん広場」があり、お母さんたちの交流の場になっていますし、子育ての相談にも乗ってもらえます。「東京女子医大 八千代医療センター」が近くにあり医療面も充実しています。その他暮らしに関わる点では、「八千代中央」駅から「東京」駅まで50分程度という交通利便性もありますし、「ゆりのき通り」には、有名な和菓子や洋菓子のお店などがあるのも魅力でしょう。

このエリアでは、新しい人たちと以前から住んでいる人たちが融合する目的もかねて、毎年、夏祭りやつつじまつりなどの催しが開かれています。そこに子どもたちも参加するのですが、その子どもたちの姿を見て、地域全体で学校教育にも協力していこうという機運が高まってきました。このような地域なので、新しく越してきた方にもみんなウエルカムで、自然に溶け込めると思いますよ。

浮貝校長先生のおすすめの場所などがありましたら教えていただけますでしょうか。

萱田地区公園

本校のすぐ北側にある「萱田地区公園」は、池があって、春には桜がきれいですし、散策におすすめですね。このほか「飯綱近隣公園」もありますし、公園が多いのも魅力です。

さらに、八千代市の目玉として、新川沿いに中央図書館と市民ギャラリー、陸上競技場をつくる計画があります。この度、市議会も通りましたから、これからはもっと楽しめる場所が増えそうです。

萱田南小学校インタビュー

今回、話を聞いた人

八千代市立 萱田南小学校

校長 浮貝公雄先生

住所:千葉県八千代ゆりのき台3-7-3
電話:047-487-7117
URL:http://www.yachiyo.ed.jp/ekayanan/

※記事内容は2013(平成26)年12月時点の情報です。

総合生涯学習プラザが隣接。
多彩な教育と保護者参加で、子どもたちの自信を育む/八千代市立萱田南小学校 校長 浮貝公雄 先生

所在地:千葉県八千代市ゆりのき台3-7-3 
電話番号:047-487-7117
http://www.yachiyo.ed.jp/ekayanan/

家族のような温かいぬくもりを地域全体で育む/品川区立上神明小学校 校長 浅木 麻人先生


品川区立上神明小学校
校長 浅木 麻人先生

家族のような温かいぬくもりを
地域全体で見守り、育む。

「中延」駅から徒歩6分。「上神明天祖神社」のすぐ隣にあるのが、創立75周年を迎える「品川区立上神明小学校」である。小規模な学校ならではの子どもたち一人一人に向き合った家族のような校内の雰囲気が魅力だ。他校と小中一貫教育を行うなど、教育面でもとても精力的に取り組んでいる。今回は「品川区立上神明小学校」の校長である浅木麻人先生に、教育面の取り組みや子どもたちの様子、さらに周辺地域の魅力についてお話を伺った。

「上神明小学校」の沿革と概要について教えてください。

品川区中延インタビュー 小学校看板

2014(平成26)年にちょうど創立75周年を迎えました。この地域は戦後、都心から移って住まわれた方が多く、それに対応するように学校も数多く建てられました。だから、この地域には歴史の長い学校が多いんです。本校の児童数は全校で133人(2014年度時点)で、各学年1クラスです。

比較的小規模な学校だと思いますが、少人数教育の特長などはありますか。

品川区中延インタビュー 教室 少人数

人数が少ないので、1人1人丁寧に対応できます。それも担任だけではなくて、全教員が関われます。個人のファイルを作っていて、生活面や学習面など共有しているので、統一した理解もできます。あの子は算数が得意だとか、細かいことまで全部知っていますから、それぞれの先生がアドバイスや指導をできます。これは小さい学校でないとできないことだと思います。

「冨士見台中学校」、「伊藤小学校」と小中一貫連携校ということですが、どのような連携が行われているのでしょうか。

品川区中延インタビュー 小学校外観

品川区は全部の学校で小中一貫教育を行っていてそれぞれグループがあります。本校は「品川区立冨士見台中学校」、「品川区立伊藤小学校」と連携していますが、グループ内で、教員の人事交流や子どもの中学校体験を行っています。中学校の先生に来て頂いて、今勉強していることが中学校につながっていることを教えてもらったりもしています。

品川区立上神明小学校インタビュー

今一番力を入れているのが生活指導と生徒指導、これを3校一緒にやっています。行事の交流もあって、中学校の合唱コンクールに参加したり、逆に本校の運動会では卒業した生徒がボランティアとして参加してくれます。

小中一貫連携校である3校の統一教育目標「考える人を育てる」「思いやる人を育てる」「実現する人を育てる」ですが、具体的にどのようなカリキュラムを組んでいるのか教えてください。

品川区中延インタビュー カエル

学習のカリキュラムは品川区全体で決まっています。この目標は私どもとしては、”中学校に行ってから実現する目標”ととらえております。そして、小学校はそこにつながる素地を作るというのが役目です。本校の場合、約半分は「冨士見台中学校」に行くのですが、他は違う中学校に行きますので、どこの学校に行っても自分で勉強や生活ができるようにするというのが基本です。

小中一貫連携校の他に保育園とも連携しているそうですね。

品川区中延インタビュー 校庭

品川区では、連携している保育園児が小学校を定期的に訪れ、慣れ親しむことで安心して小学校に上がれるようにする、「スクールステイ」という事業があります。本校は「品川区立冨士見台保育園」と連携しています。そのための教室があって、年長さんが週に2回来ていますね。教室で机に座って、保育園と同じようなことをして過ごしています。

年中行事や課外授業などで、「上神明小学校」ならではの取り組みについて教えてください。

品川区中延インタビュー ぶどうの写真

うちの学校には甲州三尺という種類のぶどう棚があって、毎年ぶどう狩りをしています。500房くらい収穫できます。それを給食でジュースやゼリーにしたり、地域に配ったりするんです。スクールステイの保育園児も来て、一緒に収穫しています。

品川区立上神明小学校インタビュー

他には、伝統的な行事で「どろんこ祭り」というのがあるんです。地域の方が土山を作ってくださって、その泥で遊ぶんです。どろだんごを作ってぶつけ合ったり、顔に泥を塗ったりします。泥に色をつけたりもするんですが、綺麗な球を作りますよ。

給食は自校で調理されているそうですね。食材に地元の物を使うなど何か工夫されていることがあれば教えてください。

品川区中延インタビュー 給食の写真

品川区は全校が自校給食です。都会ですので、なかなか地産地消とはいきませんが、大根、ホウレンソウ、小松菜は練馬区などで採れた食材を使っています。また、近くにお米屋さんと豆腐屋さんがあるので、米と豆腐関係はそこから買っています。授業などで野菜を植えることもあるので、それを使うこともあります。

「上神明小学校ってどんな学校?」と聞かれたら、校長先生はどのように答えられますか。

品川区中延インタビュー 先生と子ども

一言で言うと「ホットホット」です。「温かい」という意味のホットと「安心」という意味のホットですね。うちは家族的なので、親も子も安心して通えます。固い言葉では「個別支援学校」と言っています。うちの子たちは、素直で、子どもらしい子どもですよ。気持ちが安定してます。学校が楽しいというアンケートを行った際は、全国平均よりも高く、約80%の子が学校は楽しいと答えたようです。

周辺の街や子育て環境の魅力について教えてください。

品川区中延インタビュー 校長先生と子ども

すぐ隣に「上神明天祖神社」があるのですが、本校の体育館が元々は神社の土地で、地域の方が神社と交渉して譲って頂いたという言われがあります。氏子さんの連携が強く、地域のつながりがすごく強い。地元の消防団も区内で一番多い。神社を中心にした地域なんです。

なかのぶスキップロード(中延商店街)

おじいちゃん、おばあちゃん世代も多く、育児で困っても相談すれば協力してくれる環境がある。それが一番大きなことですね。街としては交通の便がよくて、商店街があちこちにありますから買い物も便利です。生活利便性の高さだけでなく、本校の辺りにくると自然もあり穏やかな環境が広がっていますので、「ゆったりしていてすごくいいですね」とよく言われます。そんな環境に魅了されてこの街に住んでいる方や、「上神明小学校」を選ぶ方もいらっしゃいます。

品川区中延インタビュー 校長先生

今回、話を聞いた人

品川区立上神明小学校

校長 浅木 麻人先生

所在地:東京都品川区二葉4-4-10
電話番号:03-3781-4792
URL:http://school.cts.ne.jp/kamishin/index.html

※記事内容は2014(平成26)年12月時点の情報です。

家族のような温かいぬくもりを地域全体で育む/品川区立上神明小学校 校長 浅木 麻人先生
所在地:東京都品川区二葉4-4-10 
電話番号:03-3781-4792
http://school.cts.ne.jp/kamishin/

先生も子どもも全力投球。
“全職員で全員を見る保育”で、自由闊達な子どもを育む。/亀田幼稚園 園長 木村美津子先生


亀田幼稚園 園長
木村美津子先生

先生も子どもも全力投球。
“全職員で全員を見る保育”で、自由闊達な子どもを育む。

東急大井町線の線路沿い、「中延」駅と「荏原町」駅の間あたりにある私立「亀田幼稚園」。古くからの住宅地が広がるこの地域で、長年にわたって子どもたちの教育に取り組んできた。英会話、体操、合奏などの多彩な専門指導を行う一方で、先生一人一人の熱意と相互の連携によって、200人近くの園児たちを“全職員で見る保育”を行っているという。「亀田幼稚園」園長の木村美津子先生に、園の理念や特長ある取り組み、そしてこの地域の魅力についてお話を聞いた。

亀田幼稚園の概要について教えてください。

亀田幼稚園 制服

2014年11月に創立59年を迎え、多くの園児たちが毎日元気に通園しています。年少は少人数に分けていますので3クラス、年中と年長は2クラスです。
「自由に大きくのびのび育てたい」という教育理念のもと、「自由な活動」「みんなで行う活動」の2本の柱を大切にしながらたくさんの刺激を与え、健やかな成長を育むよう職員たちは日々教育活動をしております。

特徴のある保育について教えてください。

亀田幼稚園 草履

まずは数十年以上続けている「裸足保育」です。うわばきの代わりに草履を履きますので、登園したら子どもたちはすぐ裸足になって草履に履き替えます。草履だと足の指を使わないと歩けませんし、5本指を使うのは脳の発達にも非常に良いとされています。
また年中・年長は夏でも冬でも冷暖房は使いません。夏は窓を開け放して毎日プール、冬でも窓は閉め切らず先生は悲鳴をあげるくらいです(笑)。でも風邪をひく子や熱中症になる子はいませんね。とにかく元気で体を使って遊ぶ子どもたちなので、病欠も非常に少ないです。

亀田幼稚園 運動会父兄

あとは“燃える行事”も多く、例えば運動会も1~3位までにだけ金銀銅のメダルが出て、赤白に分かれて全競技で本気で競い合います。保護者競技も点数に入りますから、親たちも本気。先生も「子どもに勝つ喜びを教えてあげたい」とスイッチが入ります。「競わせない」のも一つの考え方ですが、本気で取り組んで全力を尽くす楽しさや喜びも大切だと考えています。

専任講師を呼んでの指導も多いようですね。

亀田幼稚園 園長インタビュー

「体操」とネイティブの先生による「英語」は全園児週1回、「書きかた」は年長さん週1回、「スイミング」は年長・年中さん月1回、「合奏指導」は全園児月1回です。いずれも数十年間続いている指導で、担任ではなかなか手が回らない部分に専門講師を招いて指導することで、より質の高い・刺激のある保育を実現しています。特に合奏はずっと同じ先生にご指導いただいており、学年末の音楽発表会では鳥肌が立つほどの見事な演奏を子どもたちが披露しますよ。

園の1日の流れを教えてください。

亀田幼稚園 給食

8時半~10時の間に登園で、10時までは園庭や教室で自由に遊びます。10時から朝の会で、その後に専門講師による一斉活動やみんなの活動が始まります。12時からはお昼ご飯。月・水・金はお弁当、火・木は手づくり給食で、園の厨房で作ったカレーライスとスパゲッティをみんなで食べます。子どもたちは給食が大好きで4~5杯平らげる子もいるくらい大人気です。

 

お弁当の日は仕出しも注文できますが、やっぱり子どもはお母さん手づくりのお弁当が嬉しいみたいですね。昼食後は、また自由な活動をして14時で降園です。

延長保育も実施しており、必要であれば18時30分までお預かりします。私たちは品川区で初めて延長保育をはじめた幼稚園で、最初は外部へ委託していたのですが、やはり自分たちで子どもを見たいと職員で担当することになりました。多くの方がご利用されていて、突然の延長保育にも対応しています。

保育を拝見しても、先生方の熱意が感じられますね。

亀田幼稚園 園庭

説明会などでもいつもお話しするのは、「先生たちは子どもに対して真剣に叱り、真剣に褒め、真剣に愛情を注いでいます」ということ。初めて園を見学された保護者の方に、「こんなに本気で子どもを叱る園は初めてです」と言われたことがあります。子どものことを本気で考えたら、叱るのも教え諭すのも当たり前。そのうえで叱り方が間違っていないかを職員同士でチェックし合い、叱られた子どものフォローを全員でします。

「子どものためなら」という先生が多いので、全てに全力投球。全職員で全員を見る保育ということもあって、職員会議は長いですよ(笑)。

“全職員で全員を見る保育”とは、実際にどういうことですか?

亀田幼稚園 集団活動

クラス単位での小さな集団で子どもたちを育てるのではなく、職員は全園児と保護者の方々の顔と名前を把握して、全職員で全園児を保育するようにしています。子どもたちを全ての先生が見守ることで、担任が一人で抱え込まず周囲に相談しやすくなりますね。

亀田幼稚園 スイミング

子どもは担任以外の先生から聞かれれば素直に言えることもありますし、近すぎて担任が気づかないことに別の先生が気づくこともあります。先生方も非常に仲が良いので、「○○ちゃん、最近笑顔が少なくなったけど何かあったかな?」とお互いで声をかけあったり、先生同士で指導内容もよく見えますから、先輩の先生が後輩に「ああいう場合はこうした方がいいよ」などアドバイスすることも多々ありますね。まるで幼稚園まるごとで一つの大きな家族のようだと、いつも感じます。

亀田幼稚園 園長インタビュー

クラスの垣根を越えて過ごす事で、年少さんから年長さんまで皆仲が良く、子ども達の中で自然と面倒をみあう姿が随所にみられ、助け合ったり、励ましあったり、時にはけんかの仲裁に入ったり、小さい子ども達は年長さんの全てに憧れてまねてみたり、微笑ましい場面に沢山出会います。多くの失敗や成功、そして全力で叱られ全力で褒められ、沢山の経験をしながら成長し、お互いを認め合いながら卒園していきますので、卒園してからの「絆」も大変強くて、中学生になっても高校生になっても大学生になっても、行事の前は必ず「お手伝いありますか?」と連れだって訪問してくれるんですよ。

最後にこのエリアの魅力について教えてください。

亀田幼稚園 組体操

静かで便利で、本当に暮らしやすい地域だと思います。ご近所同士も仲がよく、子どもたちにも気軽に声をかけ、温かい気持ちで接してくださいます。お母さんたちを見ていても、皆さん明るくてコミュニケーション能力が高い方が多いと感じます。

この辺りは有名な商店街が多く、大手スーパーよりも昔ながらの商店で買い物をする文化が未だに残る地域。挨拶をしたり世間話をしながら買い物ができるような昔ながらの環境は、子どもにも良いのではないでしょうか。日常的な買い物には商店街で充分ですし、渋谷にも自由が丘にも出やすくて交通の便も良い。子どもを育てながら暮らす環境としては理想的だと思います。下町のような親しみやすさが残る街ですね。

亀田幼稚園 園先生

今回、話を聞いた人

亀田幼稚園 園長

木村美津子先生

住所:東京都品川区中延6-1-3
電話番号:03-3783-7211
URL:http://www.shinashiyo.net/school_kameda.html

※記事内容は2014(平成26)年12月時点の情報です。

先生も子どもも全力投球。
“全職員で全員を見る保育”で、自由闊達な子どもを育む。/亀田幼稚園 園長 木村美津子先生

所在地:東京都品川区中延6-1-3 
電話番号:03-3783-7211
http://www.shinashiyo.net/school_kameda…

子どもたちにスポーツや座学を通して多くの学びを。
成長の過程をサポートする子育て世代の強い味方/KidsBase ZERO


KidsBase ZERO

子どもたちにスポーツや座学を通して多くの学びを。
成長の過程をサポートする子育て世代の強い味方

「KidsBase ZERO」では英語教室やサッカー教室はもちろん、チアリーディングやダブルダッチなど、子どもたちの様々な可能性を引き出すレッスンや、子育てサークル「朝活Kids」など親子で一緒に楽しめるコンテンツも展開しています。「KidsBase ZERO」で行われている様々な活動についてお話を伺いました。

「KidsBase ZERO」の概要について教えてください。

ココテラス湘南

「KidsBase ZERO」は、子どもたちにスポーツや座学を通して、多くの体験・達成感・人との関わりを提供し、子どもたちが「身体」「心と友情」「生きる力」を創る場としてさまざまな子ども向けのプログラムを開催しています。

ココテラス

幼児運動は、「楽しいからまたやりたい!」をモットーに、88種類の運動動作で運動に必要な基礎が身につくプログラムを組み立てています。2~3歳、4~6歳にクラスが分かれており、カラフルな道具を使って皆で楽しく運動ができます。

「KidsBase ZERO」ならではの活動について教えてください。

ココテラス湘南

チアリーディング教室では、リトル・キッズチアクラス(幼稚園年中~小学校2年生)、ジュニアクラス(小学校3年生~小学校6年生)にコースが分かれており、どちらもJリーグ・湘南ベルマーレなどのイベント等にも出演する本格的なチアリーディング教室です。

KidsBase ZERO

その他にも、絵本や紙芝居の読み聞かせなどを行う「朝活Kids」や、英語教室、また夏休み短期教室としてダブルダッチを身につける3日間の講習も行っています。

今回、話を聞いた人

 

湘南ベルマーレ KidsBase ZERO

住所:神奈川県藤沢市辻堂神台二丁目2番2号
TEL: 0466-65-0147
http://www.kidsbasezero.com/

※記事内容は2014(平成26)年9月時点の情報です。

なりたい自分になるためのチャレンジを!
子どもたちの気持ちにもしっかり向き合う「高田道場」/高田道場「湘南道場」


高田道場「湘南道場」

なりたい自分になるためのチャレンジを!
子どもたちの気持ちにもしっかり向き合う「高田道場」

「子ども達の心と身体を磨く場所」をスローガンに掲げた高田延彦さん率いる「高田道場」。キッズレスリングクラスや、体育スキルアップクラスなど、年少から小学6年生までを対象にしたキッズクラスが4クラス。また7クラス開講している大人クラスもあり、家族皆で楽しめる道場となっています。今回は、高田道場「湘南道場」にお話しを伺いました。

「高田道場」の概要について教えてください。

高田道場

「髙田道場」は、子ども達の健全な心と身体を育んでいく活動にさまざまな面から取り組んでおり我々が提供しているレスリング・体操の各クラスもその一環です。子ども達こそ世界の宝物。すべての子ども達はダイヤモンドの原石であると考えています。

高田道場

家庭や学校・塾だけでなく、地域などの周りの大人たちが愛情を込めてゴシゴシ磨き、より強く美しく輝かせてあげたい。「髙田道場」はそんな活動の場にしていこうと考えています。

「湘南道場」のレッスン内容について教えてください。

高田道場

「キッズ体育スキルアップクラス」は、マット運動を中心とした体操から、ゲーム形式の基礎体力向上トレーニングを中心に、1時間集中型のクラスです。レスリングのトレーニングとはまた異なり、運動に必要な様々な身体能力の向上を目指します。

高田道場

「レスリングクラス」はアマチュアレスリングです。体育スキルアップクラスとは違ったレスリングの要素を取り入れ、ケガをしない強い体、何事にもくじけない精神を養います。受け身や技の練習から、試合形式(スパーリング)の練習も行います。

今回、話を聞いた人

 

高田道場 湘南道場

住所:神奈川県藤沢市辻堂神台二丁目2番2号 1F
TEL: 03-5749-5030
http://shonan.takada-dojo.com/

※記事内容は2014(平成26)年9月時点の情報です。

なりたい自分になるためのチャレンジを!
子どもたちの気持ちにもしっかり向き合う「高田道場」/高田道場「湘南道場」

所在地:神奈川県藤沢市辻堂神台二丁目2番2号 ココテラス湘南2F
電話番号:03-5749-5030
http://shonan.takada-dojo.com/

学ぶことの楽しさを第一に!
子育て世代にも頼られる教室の魅力とは/
学童クラブアウラ湘南辻堂スクール・フェリシス湘南辻堂スクール
湘南地区責任者 渡辺 佳代子さん


学童クラブアウラ・フェリシス湘南辻堂スクール
湘南地区責任者 渡辺 佳代子さん

学ぶことの楽しさを第一に!
子育て世代にも頼られる教室の魅力とは

放課後に子どもたちが集まる「学童クラブアウラ湘南辻堂スクール」では理科の実験や工作などさまざまな遊びをとおした学びを展開しています。また、「学童クラブアウラ湘南辻堂スクール」の一つ上の階にあるのが有名小学校受験や幼児英才教育を行っている「フェリシス湘南辻堂スクール」。それぞれの教室の魅力や、辻堂の街への期待について二施設の責任者である渡辺さんにお話を伺いました。

「アウラ湘南辻堂」はどんな施設なのですか。

ココテラス湘南

小学校1年生から6年生までの子どもたちが放課後に集まる施設です。「ココテラス」の3階には弊社が運営する塾もありますので、見守り保育を中心に最低1時間の学習時間を設けていることが特徴です。学習時間には宿題のサポートを中心に副教材を活用した国語や算数の学習、週に2回になりますが英語の学習も行っています。

施設は19時30分まで開いており、ご家庭の予定に合せて延長をすることも可能です。また、朝も通常は8時30分からとなりますが、出勤前にお子様を預けたいという方には7時30分からでも対応しています。保護者様の仕事や急な予定に合せても時間の融通が利くと、とても喜ばれてい ます。

「フェリシス湘南学童スクール」で行われているコースについて教えてください。

ココテラス湘南

学校に通う前から、子どもたちが「学ぶことは楽しい!」と思える体験学習を提供しています。幼児英才教育コースと幼稚園受験コースの2コースがあり、幼児英 才教育では0歳から小学校入学前の子どもたちを対象に、子どもたちが遊びをとおして学びの感覚をみにつけていく学習の基礎づくりに取り組んでいます。幼稚園・小学校受験コースは3歳児以上の子どもたちが対象で、オリジナル教材や具体物を使って体得しながら、受験のための学習ではなく、将来に役立てる深い理解につなげる受験指導を行っています。

2015(平成27)年4月には、藤沢市内に新しく私立小学校が開校されるので、これからさらに地域の教育機関のサポートをしていきたいと思っています。

辻堂の街にはどんな魅力がありますか。

ココテラス湘南

辻堂の街はここ数年で開発が進み、子育てしやすい環境が整ってきました。「ココテラス湘南」の前に大きな公園がありますし、周辺にも公園が多く、子どもたちが遊ぶ環境も揃っていると思います。また、街全体が開けていて空が広く、とても明るい印象です。大きな病院もありますし、海も近く、子どもたちがのびのび育てる環境ですね。

学校との連携も良好で、今後、学童クラブや学校を増やそうという動きもあるので、地域ぐるみの活動ができることを、私も楽しみにしています。

今回、話を聞いた人

学童クラブアウラ・フェリシス湘南辻堂スクール
湘南地区責任者 渡辺 佳代子さん

学童クラブアウラ湘南辻堂スクール
住所:神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-2ココテラス湘南2F
TEL:0466-53-7757
http://www.fg-aula.com/

フェリシス湘南辻堂スクール
住所:神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-2ココテラス湘南3F
TEL:0466-53-7651
http://fg-felicis.com/school/tsujido.html

※記事内容は2014(平成26)年9月時点の情報です。

学ぶことの楽しさを第一に!
子育て世代にも頼られる教室の魅力とは/
学童クラブアウラ湘南辻堂スクール・フェリシス湘南辻堂スクール
湘南地区責任者 渡辺 佳代子さん

所在地:神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-2 ココテラス湘南2F・3F
学童クラブアウラ湘南辻堂ス

レゴブロックを使った独自の方法で
豊かな創造性と考える力を育ててゆく/レゴスクール湘南C-X チーフインストラクター 金岡藍さん


レゴスクール湘南C-X
チーフインストラクター 金岡 藍さん

レゴブロックを使った独自の方法で
豊かな創造性と考える力を育ててゆく

「ココテラス湘南」2Fにある「レゴスクール湘南C-X」では、レゴブロックを使った独自の育成方法を展開している教室で、子どもたちが遊びながら豊かな創造性や考える力を身に付けています。レゴスクールチーフインストラクターの金岡さんに、レッスンの様子や辻堂の魅力についてお話を伺いました。

「レゴスクール湘南C-X」ではどんな体験ができるのでしょうか。

ココテラス湘南

発達段階に合わせて作られたカリキュラムに沿って、レゴブロックを使ったミッションをこなしていきます。このように問題解決を行うことで、遊びながら自発的に学んでいくことができる施設です。学年別にコースも分かれており、年少から受講が可能です。

ココテラス

マイワールド・ディスカバリー、アドベンチャー、インベンションと段階があり、小学3~5年生になると、ワールド・ロボティクスというコースで2年間のプログラムで学ぶことができます。体験学習も行っていますし、エデュケーションでしか手に入らない限定の教材もありますので、興味を持った方にはぜひ一度いらしていただきたいですね。

辻堂の街の魅力を教えて下さい。

湘南T-SITE(建設中)

大きなショッピングセンターをはじめ、新しい施設がいくつもあって利用しやすいのでとても便利な街です。もうすぐ、湘南スマートシティに「T-SITE」ができると聞いています。「蔦屋書店」やカフェができるようですので、期待しています。

レゴスクール湘南C-X

今回、話を聞いた人

株式会社サンマルタ

レゴスクールチーフインストラクター金岡 藍さん

住所:神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-2ココテラス湘南2F
TEL:0466-30-2305

株式会社サンマルタ
http://www.sanmalta.com/education.php
レゴスクール
http://www.legoschool.jp/locations/shonan/
レゴスクール湘南C-X Facebook
https://www.facebook.com/05fujisawa

※記事内容は2014(平成26)年9月時点の情報です。
※「湘南T-SITE」は2012(平成24)年12月に完成済みです。

レゴブロックを使った独自の方法で
豊かな創造性と考える力を育ててゆく/レゴスクール湘南C-X チーフインストラクター 金岡藍さん

所在地:神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-2 ココテラス湘南2F 
電話番号:0466-30-2305
営業日:10:00~18:50(日によって異なる)
定休日:日・月
http://www.legoschool.jp/locations/shona..

地域ぐるみで子どもたちの育成をサポート
子育て中のファミリーにも温かい子育て複合施設/一般財団法人藤沢市開発経営公社 管理課 上級主査 齋藤洋介さん


一般財団法人藤沢市開発経営公社 管理課
上級主査 齋藤 洋介さんインタビュー

地域ぐるみで子どもたちの育成をサポート
子育て中のファミリーにも温かい子育て複合施設

「辻堂」駅北口の再開発エリア「湘南C-X(シークロス)」の一角に建つ「ココテラス湘南」は子育てに関連する施設がまとまっている子育て中のファミリーに便利な施設です。「ココテラス湘南」の管理・運営を担当する一般財団法人藤沢市開発経営公社の齋藤さんに、施設の特徴や魅力についてお話を伺いました。

「ココテラス湘南」の概要を教えてください。

ココテラス湘南

「ココテラス湘南」は子どもと環境をテーマにした施設としてオープンしました。現在、1階から3階には子どもたちの健全育成に関係する施設として、幼児教室や学習塾、ダンススクール、マタニティヨガのスクールなど13施設が入っています。

ココテラス湘南

また、「ココテラス」という施設の名前の由来は、「Cocco(ココ)」はイタリア語で「かわいい子、秘蔵っ子」という意味の言葉を表しています。 「Terrace(テラス)」は「屋外フロア、バルコニー」を表し、4階のバルコニーを象徴しています。「ココテラス」はこれらの言葉を合わせた造語で、 日本語で「此処を照らす」という意味も込め、明るい子どもたちの未来をイメージしています。

環境面や施設内にはどんな設備を備えていますか。

ココテラス湘南

屋上には太陽光パネルを設置していますし、4階のバルコニーには植栽も設けています。さらに、建物のライフサイクル全体で環境負荷をできるだけ少なくする設計がされています。

ココテラス湘南

また、施設内にある会議室は現在はおもにテナントとして入居している施設の方が講演会や学習会などのイベントで使われています。もちろん、地域のサークルや 発表会などでもご利用いただけます。3室の会議室はそれぞれ単独で使うこともできますし、3室つなげるとかなり広い空間が確保できますので、ぜひ利用していただきたいですね。

授乳室もあるそうですね。

ココテラス湘南

3階の「ヨガスタジオ TURQUOIZ・MIND」に授乳室があります。ヨガスタジオにいらした方でなくても、お子さんをお連れの女性であれば、どなたでもご利用になれます。また、3階にはベビーカーにお子さんを乗せたままでも利用できる多目的トイレがあります。

「ココテラス湘南」でイベントなどを企画されることはありますか。

神台公園

毎年、「神台公園」で「辻堂ファイト祭り」というお祭りがありまして、2014(平成26)年は8月の23日と24日に行われます。これは「ココテラス湘南」が主催しているわけではありませんが、目の前で行われるイベントですので、「ココテラス湘南」でもポップコーンや簡単な記念品を配ろうと企画しています。

辻堂の街の特徴について教えてください。

ココテラス湘南

ショッピング施設もあれば、公園もあり、医療施設もあるという、多彩な施設に恵まれた街です。街並みの景観がきれいなことも特徴ですね。

海岸に約2kmと近いのですが、「ココテラス湘南」の辺りは標高が12.5mありますので、暮らしの安全という点でも安心できる街です。

ココテラス湘南

今回、話を聞いた人

ココテラス湘南

一般財団法人藤沢市開発経営公社 管理課 上級主査:齋藤 洋介さん

住所:藤沢市辻堂神台2-2-2
TEL:0466-34-8333

※記事内容は2014(平成26)年9月時点の情報です。

地域ぐるみで子どもたちの育成をサポート
子育て中のファミリーにも温かい子育て複合施設/一般財団法人藤沢市開発経営公社 管理課 上級主査 齋藤洋介さん

所在地:神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-2 
電話番号:0466-34-8333
利用時間等は施設により異なる
http://www.cocco-terrace-shonan.com/

経験豊かなスタッフが寄り添い
相談しやすい居心地の良さを提供/辻堂子育て支援センター ぽかぽか広場 子育てアドバイザー 清水さん


辻堂子育て支援センター ぽかぽか広場
子育てアドバイザー 清水さん

経験豊かなスタッフが寄り添い
相談しやすい居心地の良さを提供

JR東海道本線「辻堂」駅北側の大規模な再開発によって大型商業施設や病院、レジャー施設などが次々と誕生し、注目を集めている辻堂エリア。子育て支援サービスが充実している藤沢市はもともと、子育て世代にも人気のエリア。同市3カ所目の子育て支援センターとして開設4年目を迎えた「辻堂子育て支援センター ぽかぽか広場」で、子育てアドバイザー清水さんにお話を伺った。

「辻堂子育て支援センター ぽかぽか広場」の概要を教えてください

辻堂子育て支援センター ぽかぽか広場

「子育て支援センター」は、乳幼児を持つ子育て中の方なら誰でも無料で利用できる、地域の子育て支援の拠点で、この「辻堂子育て支援センター ぽかぽか広場」は2011(平成23)年4月にオープンしました。再開発を機に周辺にマンションが建設され、これから子育てをされる若いご夫婦が増えるだろうというのが開設の経緯です。

辻堂子育て支援センター ぽかぽか広場

お子さんと自由に遊んだり、ママ友・パパ友を見つけたりできるフリースペースとして“子育てひろば”を設けているほか、子育てアドバイザーや保健師・栄養士による子育て相談、子育て情報の提供などを行っています。予約は不要です。開所時間は月曜日~土曜日の9時半~16時(ひろば)・9時~16時半(相談)です。

どんなことを重視して活動されていますか

辻堂子育て支援センター ぽかぽか広場

当センターには保育士や幼稚園教諭の免許を持ち経験豊富な“子育てアドバイザー”が必ず2~3名常駐しているほか、保健師と栄養士が在籍しているので、お母さんたちが気軽に子育ての悩みを相談できるようになっています。不安な気持ちでいらっしゃったお母さんたちに居心地の良さを提供して、誰かとつながっていただくということに重きをおいています。

辻堂子育て支援センター ぽかぽか広場

ひとりで子育てしている今のお母さん方には、悩みを抱えていてもなかなか相談できる人がいないという方が増えていると感じています。そんなお母さんが誰かとつながり、隠れていた小さな悩み・大きな悩みが表に出てくることで、そこに寄り添えるようになります。

辻堂子育て支援センター ぽかぽか広場

今回、話を聞いた人

辻堂子育て支援センター ぽかぽか広場

子育てアドバイザー清水さん

住所:藤沢市辻堂神台1-3-39 タカギビル2階
電話番号:0466-33-2311
http://angel.city.fujisawa.kanagawa.jp/spot/detail.php?pid=307

※記事内容は2014(平成26)年8月時点の情報です。

経験豊かなスタッフが寄り添い
相談しやすい居心地の良さを提供/辻堂子育て支援センター ぽかぽか広場 子育てアドバイザー 清水さん

所在地:神奈川県藤沢市辻堂神台1-3-39  タカギビル2階 
電話番号:0466-33-2311
営業時間:ひろば 月~土 9:30~16:00
相談  月~土  9:00~16:30
休館日:第4火曜日午後・日曜・祭日・年末年始(12/29~1/3)

子どもたちが、安全にのびのび遊べる環境/羽根学区子どもの家 指導員 石井照江さん


羽根学区こどもの家 指導員 石井照江さん

子どもたちが、安全にのびのび遊べる環境

岡崎市では「小学生に健全な遊び場を与え、学区住民の豊かな健康づくりとコミュニティー活動の充実を図ること」を目的に、小学校区ごとに1館ずつ「学区こどもの家」が建てられている。この施設には、バレーボール1面分のレクリエーション室と造形図書室があり、放課後になると子どもたちの元気な声が響き渡る。

今回は「羽根学区こどもの家」指導員の石井照江さんに羽根学区の子育て環境について話を伺った。

「学区こどもの家」の概要について教えてください。

羽根学区子どもの家 インタビュー

岡崎市には、旧岡崎市の小学校区に1館ずつ、全部で42館の「こどもの家」があります。1986(昭和61)年度から順番に建てられ、羽根学区は31番目、1992(平成4)4月1日にできました。

小学校から来れる距離にあり、バレーボールだと1面、バドミントンだと3面が取れるくらいの大きさのレクリエーション室と造形図書室が併設された施設です。

今日もたくさんのお子さんが遊びに来ていますが、どのようなお子さんがご利用されていますか?

羽根学区子どもの家 インタビュー

学区内の小学生と、保護者の付き添いがあれば幼児も利用可能となっています。開館時間は、学校の授業のある時は13時から18時まで、土曜日や長期休業中は10時から18時までです。数年前からお弁当を持参してよいことになったので、1日中遊んでいるお子さんもいらっしゃいますね。

羽根学区子どもの家

今は春休みですので、岡崎市が設置している学童保育の場である「児童育成センター」の子どもたちが遊びに来ています。羽根学区の「児童育成センター」はこの隣にある「羽根学区市民ホーム」を間借りしている形ですが、他の多くの学区では「こどもの家」に「児童育成センター」が併設されていて、行き来できるようになっています。

「児童育成センター」の話が出ましたが、「こどもの家」と「学童」はどんな違いがあるのでしょうか。

羽根学区子どもの家 インタビュー

学童は有料でお子さんをお預かりする施設ですが、こどもの家は一度家に帰ってから遊びに来ることができる利用料金のかからない施設です。スタッフは一人しかいませんので、おやつが出るとか、宿題を見てあげるとか、学童のような手厚いことはできませんが、子どもたちをしっかりと見守っています。

親御さんが働いていて、帰っても家に誰もいないお子さんについては、親御さんのご希望があって、学校の校長先生が許可した場合に限り、下校途中に直接施設に来ることも可能です。

「羽根学区こどもの家」の特色、他の学区との違いがあれば教えてください。

羽根学区子どもの家 インタビュー

ここの学区は、地域の方の関心が高く、お花をボランティアで植えてくださるので、すごくきれいです。花の苗を買ってきて植えて、お水やりまでやってくださる。そういうことは他の学区では恐らくないと思いますね。

子どもたちにはどんな遊びが人気があるのでしょうか。

羽根学区子どもの家 インタビュー

羽根地区はドッジボールが盛んで、「羽根ボンバーズ」というドッジボールのチームがあります。ここでもドッジボールで遊ぶ子が多いのですが、ボンバースの子たちが中心になって小さい子たちの面倒を見る。そんな形で上手に遊んでいると思います。

様々な競技のボールや一輪車、なわとび、ラケットなど遊びの道具がたくさん揃っています。造形図書室も本が充実していますね。

羽根学区子どもの家 インタビュー

「こどもの家」は1年生から6年生まで使用するので、小さい子が遊べるおもちゃからラケット系の運動用具まで、幅広く揃えるようにしています。また、寄付などで漫画の本を頂いたりすることもあります。

先ほど小さい子を注意しているお兄ちゃんの姿を見かけました。ルールがしっかり守られているようですね。

羽根学区子どもの家 インタビュー

ルールは厳しく守らせています。やはり怪我がないよう、安全にというのが一番ですから。 バトミントンなどのラケットが使えるのは4年生から。逆にトランポリンは3年生までで4年生になったら使えません。年上の子たちは、自分たちが3年生までは我慢していたので、小さい子にも我慢するように伝えているんですね。

小学生が利用しない時間は、地域の方に開放されているようですが、どのような方が利用されているのでしょうか?

羽根学区子どもの家 インタビュー

学区運営委員会というのがあり、そこで認められた登録団体に、小学生が利用しない午前中と夜はご利用いただいています。登録団体には、バトミントン、卓球、空手、バレーボール、ミニソフトバレー、ドッジボール、幼児サークル、よさこい、エアロビックなどがあります。 大人だけの団体もありますし、空手などは子どもと大人が一緒に活動しています。

「羽根学区こどもの家」で開催しているイベントはありますか?

羽根学区子どもの家 インタビュー

「学区こどもの家」ではどの館も、「ふれあい事業」を年に1回開催することになっており、学区独自にいろいろな催しをしています。羽根学区では、この施設と「岡崎市立羽根小学校」の一部を使って、子ども会と共催で毎年11月に行っています。

羽根学区子どもの家 インタビュー

各町内の子ども会が「射的」や「ペットボトルボーリング」、「ミサンガ作り」などのゲームをそれぞれ出して、子どもたちはスタンプラリー形式で順番に回って、スタンプが全部たまったら参加賞をもらえます。かなり大々的なイベントで、昨年は子どもが400名、大人もお手伝いの方を入れると150名くらいが参加しました。

羽根学区子どもの家 インタビュー

また、昨年は手作りおもちゃ教室を4回開催しました。こどもの家に先生がいらっしゃって、ボランティアで手作りおもちゃの作り方を教えてくださいます。造形図書室で、1回20名ほど参加しておもちゃを作り、みんなで作ったおもちゃで遊びました。手品の先生が来てくださって、子どもたちに手品を披露してくださったこともあります。

「羽根学区」、そして岡崎市の子育て環境について教えてください。

羽根学区子どもの家 インタビュー

共働き家庭が増えてきている中、放課後の児童の居場所が必要になってきています。羽根学区には、市の「児童育成センター」、民間の「たけのこクラブ」という学童があり、さらに今年度から「めぐみジュニアクラブ」という民間のアフタースクールがスタートすると聞いています。「こどもの家」を加え、4つの放課後の子どもの居場所があるのは、共働きのお母さんにとって心強いと思います。 また、保育園に入れないという話はあまり聞いたことはありませんので、子育てはしやすい環境なのではないでしょうか。

その他、岡崎市の魅力を一言でお願いします。

戸崎公園

「岡崎公園」を中心に、春の今だと桜、もう少しすると藤やツツジが楽しめます。花がいっぱいあって、きれいで住みやすい町だと思います。

岡崎市 羽根学区こどもの家

今回、話を聞いた人

羽根学区こどもの家
指導員 石井照江さん

住所:愛知県岡崎市岡崎市羽根町池下5-1
電話番号:0564-53-6491
http://www.city.okazaki.aichi.jp/1200/1204/1229/p004916.html

※記事内容は2015(平成27)年4月時点の情報です。

子どもたちが、安全にのびのび遊べる環境/羽根学区子どもの家 指導員 石井照江さん
所在地:愛知県岡崎市羽根町池下5-1 
電話番号:0564-53-6491
休館日:日曜日、祝日、12/29~1/3
開館時間(子ども):13:00~18:00、土曜日・代休日と学校の長期休業中は10:00~18:00、及び運営委員会が定めた日
開館時間(大人):10:00~12:00、18:00~22:00、子どもの利用しない日の10:00~22:00

http://www.city.okazaki.aichi.jp/1200/12..

「心」「健康」「暮らしの知恵」の3つの軸で生活を豊かにする/暮らしの学校 畔柳友紀子さん・飯嶋麻衣さん


暮らしの学校 畔柳友紀子さん・飯嶋麻衣さん

「心」「健康」「暮らしの知恵」の3つの軸で
生活を豊かにする。

JR「岡崎」駅から東へ徒歩5分という便利な場所にある「暮らしの学校」。ここは地域の教育活動に力を入れる服部公益財団が運営するカルチャーセンターで、大正時代の古い建物を改築した風情たっぷりの学び舎となっている。“幸せな暮らしをするために必要な考え方や知恵が学べる場を提供したい”という思いで開かれた講座は、心の研究、健康、料理、手工芸などその分野は多種多彩。その数は約350講座、会員登録数は1万人を超えており、地域の人々の暮らしを豊かにするための一助を担う場所となっている。今回は、こちらの運営に携わる、畔柳友紀子さんと飯嶋麻衣さんにお話しを伺った。

まず、「暮らしの学校」創立の経緯について教えてください。

暮らしの学校

「暮らしの学校」ができたのは2006(平成18)年。服部公益財団の活動の一貫として開校しました。現在、校舎として利用している建物は、元々、財団の創始者である服部家が住んでいらっしゃった家です。しばらくの間、空き家になっており、取り壊しの検討がされていましたが、「古いものをただ壊してしまうのではなく、大切に使いながら、なんとか地域のために利用できないか」という思いで、このような学校が誕生することになりました。

この建物だからこそ作り上げている場の雰囲気はありますでしょうか。

暮らしの学校

カルチャーセンターというとビルの中にある教室を想像される方が多いと思うのですが、本校はそうではないので、初めて来る方はよく驚かれます。昔は民家であった本校舎には、当時の生活道具がそのまま残されており、姿見や机、本棚などは講座の備品として使っていたりします。受講生の方からも「どこか懐かしさを感じるから居心地がいい」といった声がよく聞かれますね。

暮らしの学校

受講中、ふっと顔を上げると見える中庭も魅力的なんです。早春には梅、春にはツツジなど四季折々の草木が植えてあるので、来るたびに景色が変わることをみなさん楽しんでいらっしゃいます。

「暮らしの学校」はどのような場であって欲しいと考えていますか。

暮らしの学校

現代社会では色々なものが失われてきている気がします。だからそれを繋ぎあわせる、と言うと非常に大袈裟かもしれないけれど、住宅でありモノでありそれらを大切にしたいという気持ちを大事にすることで、「暮らしの学校」は“本当の豊かさとは何か”を見つめ直す場になればと思っています。

学校のコンセプトも、「心」「健康」「暮らしの知恵」の3つの軸を立て、それらを元に講座を開講しています。その道でいろいろな経験をされた先達に学ぶことにより、その教えが聴く人の心に響き、さらには聴いた人を通してそれが家庭や社会に広がっていくような、質の高い講座を提供できるよう努力しています。

文科系からスポーツ系まで様々な講座を開催されていますが、施設の構成をお教えいただけますか?

暮らしの学校

古民家を改築した本校舎だけでなく、このエリア一帯 が「暮らしの学校」の敷地になっているので、いくつもの建物に分かれて教室があるんです。本校舎の隣にある「ダンススタジオ」「クッキングスタジオ」の棟のほか、服部工業が実際に利用していた建物を再利用した「暮らしの杜センター」「農芸室」。スポーツ系の講座も開講できるように「スポーツスクエア」「さつきホール」といった大型の建物もあります。敷地の真ん中には運動場のような「暮らしの杜広場」があり、第1・3土曜日には「おかざきファーマーズ・マーケット」の開催場所になっています。

暮らしの学校

広場の奥には、倉庫を改築した「葵ホール」があり、こちらでも様々な講座が行われています。ここには「エフエム岡崎」も入っており、スタジオから地域の情報などを生放送でお届けしていたりもします。とても広い敷地にいろいろな施設が建っており、まるで本当の学校に通っているような感覚を味わってもらえるのも「暮らしの学校」の大きな特徴です。

開講されている講座内容について教えていただけますか。

暮らしの学校 インタビュー

現在は、約350種類を超える講座が開かれています。健康や心のことを学べる講座をはじめ、子育て、料理、趣味、音楽、教養、スポーツなど幅広い分野に渡り、上は90代の方から下は赤ちゃんまで通っていただいています。特徴は、“暮らし”や“健康”に着眼した講座が多いこと。「暮らしの中のやさしいお灸」「ハーブのある暮らし」「いきいき家庭菜園」「アロマテラピー」などがそれにあたります。その他、人気が高いのは、デザイン書道、フラダンス、ヨガ、コーラス、ウクレレ、ステンドグラス作りといったところです。また、茶道や生花をはじめ、伝統文化工芸の講座も充実しています。

暮らしの学校 インタビュー

ユニークなのは、夜に開講される「ワインの違いがわかる」「日本酒よもやま話」といった大人向けの講座です。ソムリエの方や地元の関谷酒造の杜氏に講師としてお越しいただき、お酒にまつわる話を聞くことができます。お酒好き同士がつながって、リピーターが多い講座でもあるんです。お子様向けの「小豆坂の森たんけん隊」も面白く、岡崎の住宅地の中にわずかに残った森の中で遊びながら環境問題に取り組んでいくシリーズになっています。

一日講座や、特別講座も開講されているんですね。

暮らしの学校

地域の方が気軽に参加しやすい、単発講座も充実させています。一日講座は、父の日・母の日お祝い料理、花粉症対策など、季節に合わせた旬な話題がテーマになることが多く、特別講座は、「心」「健康」「暮らしの知恵」といった学校コンセプトに合わせて様々な分野で活躍されている先生を定期的にお招きして、日々の生活について見直すきっかけになるような講座を行っています。

講師はどのような方が務めているのですか。

暮らしの学校 インタビュー

「暮らしの学校」は公益財団法人という非営利団体が運営する施設になり、生徒さんからは入会金などもいただいておりません。講師の方はその道の有資格者の方に来ていただいていますが、それ以前に、自分の知識や技術を伝え、より良い暮らしのためにささやかながら貢献したいという思いを持った方に来ていただいています。お互いに絆を深めたいと講座を開講していらっしゃるので、何でも気軽に話せる先輩達に教えていただいているような雰囲気で授業が行われることが多いです。

交流という意味では、サロンやカフェなど、交流スペースも用意されていらっしゃるんですよね?

暮らしの学校

本校舎の1階に、受講生や講師の方が気軽に語りあえるサロンを設けています。元々は応接として使っていた部屋で、ソファーが置いてあり、大きな窓からはお庭が眺められるなど、寛いで使っていただいています。あとは、「FINE FOOD CAFE くるみ」というカフェも施設内に併設しています。こちらは、受講生以外にも誰でも使っていただけるお店として営業しており、地域の方がランチやお茶をしにいらっしゃる場所にもなっています。元々は蔵だった場所をリノベーションしているので、少し敷地の奥まったところにあり、落ち着いた空間になっているのも魅力です。

暮らしの学校

「FINE FOOD CAFE くるみ」で出しているお料理は添加物を使っていないすべて手作りのもので、そういったメニューは大変好評をいただいております。カフェで提供しているお惣菜なども買える「暮らしの杜ショップMiki」も、2014(平成26)年10月、事務所が入っているセンターの1階にオープンさせていただきました。地産地消のお野菜、地元の工芸品などが置いてあり、新しい商品も続々入荷しているので、ぜひお立ち寄りいただきたいなと思っています。

最後に岡崎エリアの魅力について教えて頂けますか。

岡崎市は、昔から東西交通の要衝として栄えていて、今でも電車に乗ればすぐに名古屋に行ける便利な場所です。江戸幕府を開いた徳川家康公の生誕地としても有名で、それに由来する数多くの歴史資産が残っている街でもあります。その一方で、矢作川、乙川の清流が、岡崎の魅力ある景観を醸し出しています。文化もありながら、自然も楽しめるという点がこの街の魅力なのではないかと思っています。

暮らしの学校

春には、「岡崎城」のある「岡崎公園」一帯と伊賀川堤を中心約1,000本のソメイヨシノが咲き誇る岡崎の桜祭りや家康行列、夏には、家康公夏祭りの花火大会、秋には、岡崎ジャスストリートなどイベントも目白押しなので、住めば住んだだけこの街の奥深さを実感してもらえるのではないでしょうか。

暮らしの学校 インタビュー

今回、話を聞いた人

公益財団法人 服部公益財団 暮らしの学校
主任:畔柳友紀子さん(写真左)
広報担当:飯嶋麻衣さん(写真右)

住所:愛知県岡崎市羽根町字若宮30番地
電話番号:0120-511-533 / 0564-55-3434
http://www.kurashinogakkou.org/

※記事内容は2015(平成27)年3月時点の情報です。

「心」「健康」「暮らしの知恵」の3つの軸で生活を豊かにする/暮らしの学校 畔柳友紀子さん・飯嶋麻衣さん
所在地:愛知県岡崎市羽根町字若宮30 
電話番号:0120-511-533
受講時間は講座内容により異なる
http://www.kurashinogakkou.org/