今さら聞けないマンション用語6

知ってるようで知らないマンション用語。不動産購入を検討されている方だけではなく、購入予定のない方も覚えておけばきっとどこかで役に立つはず。

●アウトフレーム工法
柱や梁を住戸の外側に配置した工法のこと。室内に柱や梁の出っ張りが少なくなり、居住空間がスッキリとして家具などを置きやすくなる。

●アクセス
「ターミナル駅から電車で○分」「最寄り駅から徒歩○分」など、物件の所在地までの交通手段や時間距離などを表す。「交通アクセス」という場合もある。不動産の立地条件を評価する重要なポイントとなる。

●足元温風機
キッチンのカウンターや洗面台の下部に収められた暖房機。足元から温風が吹き出すので、冬期の足の冷えに効果がある。足でスイッチを押せるなど、簡単に操作できるタイプが多い。設置には配線などの工事が必要となる。

●アフターサービス
引き渡しから一定期間、建物や設備に不具合が発生した場合に、売主の負担で修理してもらえるサービスのこと。保証期間は部位や不具合の内容によって決められる。あくまでサービスなので、法律で義務づけられた瑕疵担保責任とは異なる。

●瑕疵担保責任
引き渡しから一定期間、建物に不具合が発生した場合に、売主の負担で修理が受けられる仕組みのこと。アフターサービスと同様の制度だが、瑕疵担保責任はサービスではなく法律で売主に義務づけられている。住宅品質確保促進法では、新築住宅の基礎や柱、屋根など基本構造部分について10年間の瑕疵担保責任を規定している。

●住宅品質確保促進法
品質が高く安心して住める住宅を選びやすくするため、平成12年に施行された法律。新築住宅の基本構造部分(基礎や柱、壁、屋根など)について10年間の瑕疵担保責任を売主などに義務づけているほか、住宅性能表示制度の規定などから構成されている。

●24時間有人管理
マンション内に24時間、担当者が常駐して管理する体制のこと。昼間は管理員、夜間は警備員などと交替制になっている。管理員が住み込みで常駐するケースは夜間が勤務時間外となるので、通常は24時間有人管理には含まない。

●バスタブ
浴槽のこと。材質にはFRPや人造大理石、ステンレスなどがあり、縁が丸みを帯びたラウンドタイプや貝のような形のシェルタイプなど形状もいろいろ。最近はバスタブ内で足が伸ばせる大型のタイプを採用するケースが増えている。

●ミストサウナ
霧状の蒸気が吹き出すサウナ設備。最近は浴室にミストサウナ機能を付ける物件も目立つ。肌や髪への負担が小さく、のぼせにくいのが特徴。蒸気の粒子が小さく、濡れた感じがしないので浴室で読書もできる。

●床暖房
床下に発熱体を敷いて輻射熱で床を暖める暖房設備のこと。足元から暖めるので足が冷えた状態で顔だけ火照ることが少なく、室内の空気が温風で汚れることもない。ガスや電気による温水式が主流。

●両面バルコニー
住戸の両側の開口部にバルコニーが設置されているタイプ。片側が共用廊下に面している通常の住戸に比べてプライバシーが確保しやすく、両側の窓を開けることで通風も確保しやすいとされる。

●ルーフバルコニー
下の階の住戸の屋根部分を利用したバルコニーのこと。スペースが広く、開放感がある場合が多い。ガーデニングやパーティーなどを楽しめるが、階下の住戸と直結しているので漏水などには注意が必要だ。

●和室
畳敷きの居室のこと。マンションではリビングに隣接する場所に和室を設け、引き戸を開放することでリビングと一体化できる間取りを採用するケースも多い。来客用などにも重宝するが、独立した個室として使いにくい面もあり、和室を設けない住戸も少なくない。

今さら聞けないマンション用語6

       







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