2020年に向け、ZEH(ゼッチ)が本格的に普及し始めた!

「ZEH」を存知でしょうか? 「ゼッチ」と発音するこの言葉を目にしたり、耳にする機会が最近増えて来ました。ZEHの動きについてご紹介しましょう。

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは?

ZEH( ゼッチ ) とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、住宅の高断熱化と高効率設備により、快適な室内環境と大幅な省エネルギーを同時に実現した上で、太陽光発電等によってエネルギーを創り、年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量が概ねゼロ以下となる住宅です。

温暖化が地球規模での問題となり、日本においても住宅の省エネルギー化は CO2 削減への重要課題の一つです。そこで、これまでの省エネに加え「創エネルギー」を導入し、自宅で消費するエネルギーを自宅でまかなうZEH の普及が求められています。政府では「2020年までにハウスメーカー等の建築する注文戸建住宅の過半数でZEHを実現すること」を目標とし、普及に向けた取り組みを行っています。

2020年は東京オリンピックが開催される年で、もうあと3年後。本格的な普及へ向け、日本の各地でZEHが話題に上ることが増えてきているのです。

ZEHビルダー登録制度が創設され、補助金制度も継続

政府ではZEH住宅への補助金制度を設け、普及を推進しています。2017(平成29)年度の予算は未決定ですが、一戸あたり75万円の補助金を約10,000戸に対して支援する計画となっています。ZEH住宅を建設する「ZEHビルダー登録制度」作られており、2017(平成29)年2月時点では全国のハウスメーカー、工務店を中心に4,502社がZEHビルダー登録を行っています。

また、ZEHのマンション建設計画も発表されています。名古屋市で2019(平成31)年に完成予定の3階建てマンションは太陽光発電システムと燃料電池「エネファーム」を設置した、初めてのZEHマンションとなる計画です。

建築途中でも暖かい! 健康で快適な生活を実現するZEH

ZEHは高い断熱性能を持つ住宅です。断熱性能が優れている住宅は、家中の温度差が小さくなり、結露やカビの発生を抑えると共に、室温の差による体への負担が小さくなるため、健康で快適に過ごすことができます。

実際に、ZEHを建築している現場の大工さんに話を聞くと、通常の住宅とは保温性能が違うため「ZEHの高気密・高断熱仕様の住宅は、建築途中でも冬場は暖かいよ」という声を聞きました。大型の吹き抜けをもつ住宅でも、エアコン1台で快適な環境を作り出すことも可能。エネルギー消費を減らすだけでなく、暮らしの快適性を高めてくれる住まいがZEHなのです。

これからは「マイホームはZEH」の時代になりそうですね。
ZEHの性能を開設した政府広報映像もありますので、気になる人はご覧ください。
政府インターネットテレビ(徳光・木佐の知りたいニッポン!~オシャレ 快適 省エネの新しい“かたち”)
※ZEHに関する紹介は12分22秒から
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg14585.html

ZEHのイメージ資源エネルギー庁『ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する情報公開について』より引用