いよいよ普及段階へ! LED照明が気になる!

最近、街を歩いていると「LED照明を採用しています」といった街灯を目にした人も多いのではないでしょうか。このところ急速に普及しつつある、「LED照明」のメリット、デメリットについて紹介します。

照明の主役は蛍光灯とLED照明に

少し前になりますが、「白熱球が生産中止になる」といったニュースを見聞きした人も多いのではないでしょうか。実は、今、日本だけでなくEUやアメリカの一部の州などで、白熱球から蛍光灯、LED照明へと切り替える流れが加速しています。今まで「照明」の代名詞であった白熱球はその役割を終え、「蛍光灯」「LED」が主役になろうとしているのです。

実は、照明は家庭で意外とエネルギーを消費しており、ある調査によると約30%を照明・家電製品が占めるというデータもあるほど。そこで注目されているのが、新技術のLED照明です。家庭で一般的な60W相当の白熱球と比較した場合、消費電力・二酸化炭素を約1/7以下に、さらに電気代は約1/10~1/12に程度抑えられるといわれています。

家電量販店などでも購入可能に

LED照明のメリットには、エコロジーであること、光熱費が安くなること、発熱が少ないのでやけどの危険が少ないこと、虫が寄ってきにくい、点滅が自在、防水構造が簡単といった点があります。また、白熱球や蛍光灯よりも長寿命のため、門柱や階段の上など、交換しにくい箇所の電球として向いているといわれています。

一方で、白熱球のように室内をまんべんなく明るくはできないデメリットがあります。ですから、現状ではダウンライトや間接照明などと、使える用途は限定されてしまいます。また、白熱球や蛍光灯と比較すると、まだイニシャルコストが割高な面は否めません。ただし、最近では家電量販店でも販売されるようになるなど、価格はぐっと割安になっています。住まい購入の際には、ぜひポイント照明のひとつとして活用してみるとよいでしょう。

       







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