マンションならではの良さのひとつに、「豪華な共用設備」があります。では、実際にはどんなものがあるのでしょうか。いくつかの実例をもとに、共用設備を紹介していきましょう。

人を招きたくなる豪華設備とは？

まず、共用設備のなかでも豪華な印象を与えるのが、エントランスやロビーでしょう。マンションの顔ともいえる部分なので、デザインやインテリアにこだわった物件では、まるでホテルのような印象。ソファやテーブルをゆったりと配置しておくことで、住人同士のコミュニティスペースになるほか、ちょっとした話であれば、エントランスで済ませることが可能になります。大人数の友人・知人を招くのであれば、利用したいのがパーティラウンジ。キッチンを囲みながら、和やかなひとときを過ごせることでしょう。

また、タワーマンションなどで期待できるのが、眺望ラウンジ。すばらしい夜景や眺望などを、友人を呼んで一緒に楽しむこともできます。また、親族や友人が遊びに来たときに利用できる「宿泊スペース」を用意している物件も。自宅に来客用ふとんなどの備えがなくとも、気軽に宿泊してもらうことができます。

バー、フィットネスジムなどが生活を彩る

大人のマンションライフを彩るのが、バーやフィットネスジムです。バーラウンジでは、昼間はお茶などを、夜間ではアルコールを楽しめることもあります。高層階などに設置されていれば、ラグジュアリーホテルのような優雅な時間が流れることでしょう。

また、近年の健康志向の高まりをうけて人気なのが、フィットネスジムやスパです。ランニングマシンやプールなどを設置していれば、自宅マンションにいながらにして、汗を流すことができます。フィットネスジムに通う時間がないという人でも、通いやすいはずです。

こうした豪華な共用設備ですが、当然、維持費用も必要となり、管理費として負担することになります。もちろん、利用すれば問題ありませんが、利用できなければ費用だけ負担する結果に。見た目の豪華さに惑わされず、自分たちにとって必要かどうかを見極めて選ぶとよいでしょう。