ルーフバルコニーってどう使えるの?

アウトドアでの食事にガーデニング…広くて開放的なルーフバルコニーに憧れる人も多いはず。でも、やってはいけないことや気をつけたい点も。まずはルーフバルコニーとは何かを知っておきましょう。

音や匂いの問題は事前に対策をチェック

ルーフバルコニーとは、下階住戸の屋根部分を利用したバルコニーのことをいいます。通常のバルコニーよりも広い面積が確保できるため、アウトドアリビングとして使えると人気を集めています。ガーデニングをしたり、友人を招いてパーティを楽しんだりと過ごし方もさまざまですが、なにより、リビングから続く空間的な広がりが持てるというのが大きなメリットでしょう。

しかし、使用する際に気をつけたい点もあります。まず、ガーデニングの際は排水口の清掃をきちんと行うこと。詰まってしまうと下の階に影響が出ます。ウッドデッキを敷く場合は数年で傷んでしまうことが多いため、こまめなメンテナンスが必要です。

音の問題も注意したいポイント。外の声が上下階に響いてトラブルになるケースがあります。これは遮音対策がどうなっているのか、事前に確認しておくといいでしょう。バーベキューなどの匂いも周囲に対して気を配りたいところ。逆に、ルーフバルコニーに排気管の通気弁があることもあり、その場合は下階の配水管の匂いが気になることもあります。これも事前にチェックしておくことよいでしょう。

ルーフバルコニーはマンションの共用部分

禁止されている事項もあります。たとえば、ルーフバルコニーに土を敷き詰めて庭にするのはNG。荷重が変わり、構造上問題が出てくるからです。また、屋外だからといってそこでペットを飼うのも×。大型の物置など、簡単に動かせないものを設置することも禁止されています。

なぜなら、ルーフバルコニーは専有使用権付きの「共用部分」だからです。そのため、管理費とは別に使用料がかかります(額数百円~千円程度がほとんど)。使用する、しないにかかわらず払わなくてはなりません。

最後に、マンションを選ぶ際に気をつけたいのが、ルーフバルコニーの向きです。北側斜線制限などで上階に行くほど幅を狭くする必要がある建物だと、北側の削られた部分にルーフバルコニーが作られるので、日当たりが悪いことも考えられます。ガーデニングやアウトドアリビングを考えるなら、広さだけでなく方角もしっかり確認しましょう。