ガス、照明、エアコンも…? 想定外の出費を防ごう!

憧れの一戸建ての購入が決まったものの、意外な出費がかさんで家計苦しい…、という話をよく聞きます。ここでは、意外とかかってしまう費用について解説。資金計画の一助としてください。

ええッ? そんなことにも費用がかかるの?

ひと口に一戸建てといっても、さまざまな間取りや条件がありますが、多くの人が経験しているのが「想定外の出費」。予算を立てたつもりでも、意外に出費がかさみ、家計を圧迫してしまうこともあるようです。見落としがちな項目の例を、チェックしていきましょう。

まずはその代表格である、「別途工事費用」。別工事が行われるため、見積もりには入っていないケースが多く、別途費用がかかってしまいます。具体的には、「地盤改良工事費」「ガス工事」「屋外給排水工事」「外構」などがその例になります。見積もりをだしてもらったら、別途必要な金額をあらかじめ聞いておき、予算のなかに入れておきましょう。外構などは、入居後でも工事ができますので、余裕ができてから依頼することも可能ですが、水道栓などはなかなか後付けしにくいため、ある程度の費用は必須と考えておきましょう。

カーテンや照明、エアコンも必須!

工事費用ほかに、入居までにかかる費用があります。それは、カーテンやラグ、照明などのインテリア。特にマンションと違い、窓や部屋の数が多い一戸建てでは、カーテンを選ぶだけでもひと苦労です。また既製サイズの窓なら問題ありませんが、大きい窓を設けると、それに応じたカーテンを用意しなくてはならず、ばかにできない金額になることも。また、照明も居室だけでなく、廊下や外構、門柱など、こちらもかなりの数が必要になります。LED照明などは長持ちしますが、イニシャルコストとしてはまだまだ割高ですので、白熱球と同程度の金額で想定していると、想像以上の出費に驚くこともあるでしょう。今や必須となったエアコンも、基本的には自分たちで購入する必要があります。取付工事も含めて、予算に入れておきましょう。

また、不動産取得税などの税金や登記費用、契約の印紙税、融資手数料、火災保険料なども必要になります。不動産会社の担当者にアドバイスをもらいつつ、余裕ある資金計画を組みたいものです。

       







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