音楽、映画。オーディオ好きが住む家とは?

「せっかくの新居、休日は映画鑑賞や音楽鑑賞を存分に楽しみたい…」。そう考える人も多いことでしょう。今回はそんなAVを存分に楽しむための、間取りやインテリアの工夫について解説していきましょう。

配線はプランニング時に念入りに

音楽好き、映画好きなら、室内の音環境、視聴環境はぜひこだわりたいところ。最近では、壁にビルトインされたインウォールアンプや、天井に埋め込まれたスピーカーも登場。自宅にいながらにして、音に包まれるような心地良い空間を実現できます。こうしたスピーカーを上手に配置すれば、室内のどこにいても、好きな音楽を楽しむことができます。キッチンやドレッシングルームで好みの音楽が流れていれば、日々の暮らしもさらに楽しくなりそうです。こうした希望は入居前、できたら設計段階で出しておきたいところ。というのも、配線が必要になるため、入居後の配置だと見た目があまり美しくないためです。こだわりの強い人であれば、専門のオーディオショップと図面段階から打ち合わせをするのがおすすめです。近隣のことも考え、音響効果はもちろん、遮音についても配慮しながら、納得の音空間をつくることができるでしょう。

ホームシアターシステムもより手ごろに

また、ホームシアターはこの10年で大幅に進化をとげ、価格もぐっと手ごろとなりました。プロジェクターを導入すれば、映画はもちろん、スポーツなど迫力ある映像が自宅でも楽しめるでしょう。ホームパーティなどにも活躍することは間違いありません。配置する際の注意点としては、画面と見る場所との適切な距離間です。画面サイズによりますが、部屋の大きさにあわせて最適な画面サイズを選びたいものです。

あわせて、照明とインテリア、収納にも配慮したいもの。ダウンライトであれば、好みの明るさに調整できるため、採用する人が多いようです。また、リラックスできるようなソファーを用意すると、より快適に過ごせます。また、増えるであろう映画のDVDやブルーレイディスクの収納スペースは、あらかじめ設計しておきたいところ。見た目はもちろん、ディスクのプラスチックケースは、そのままにしておくとスピーカーの振動で震え、ノイズの原因になります。細部までこだわり、自慢のシアタールームをつくりあげましょう。

       







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