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3歳から大人まで、バレエを楽しく学べるバレエスタジオ

バレエ団 ピッコロ

東京メトロ有楽町線「小竹向原」駅から歩いて2分の場所、住宅街の中にある「バレエ団 ピッコロ」。かつて、子どものバレエ団を作ることを目指し、小さい楽器「ピッコロ」という名前を付けたが、今は、子どもから大人まで、下は3歳から上は60代まで、幅広く通うバレエスタジオだ。

1961(昭和36)年から開いている「バレエ団 ピッコロ」は、バレエスタジオの中でも比較的古くからあるスタジオ。主宰するのは、まだ、バレエの黎明期からバレエを学び、ここにバレエ団を構えた松崎氏。日本のバレエを牽引してきているとも言える存在だ。

下は3歳から上は60代までの生徒が通う
下は3歳から上は60代までの生徒が通う
レッスンの様子
レッスンの様子
主催の松崎さんと娘さん
主催の松崎さんと娘さん

取材をした小学生1・2年生クラスのほかに、3歳以上の幼児クラスと、小学生3・4年生、5・6年生とクラスは細かく分かれている。また、合同のクラスもある。それより年齢が上がると、中学生、高校生以上、一般クラスと分かれていく。これらは月謝制だが、ほかに、大人からバレエを始めるバレエ初級のクラスや、今流行りのコンテンポラリーを楽しめるチケット制のクラスもある。発表会は年に1回、12月のクリスマス公演。そのほかにも、「八雲神社」や「日大祭り」で踊ったり、町主催のお祭りにも出演している。

バーを使った練習
バーを使った練習
レッスンの様子
レッスンの様子

プロを目指す人のサポートも行っているので、卒業生にはずっとバレエを続けていく人もいる。しかしそれ以外にも、宝塚歌劇団に入ったり、劇団四季に入ったり、大型テーマパークのショーで踊ったり、進む道はそれぞれだ。ただ、「バレエ団 ピッコロ」の特徴は、バレエの技術だけでなく生活面の躾にも厳しいこと。挨拶や行儀作法についてはしっかりと指導するので、会社へ入ってもとても評判がいいと親御さんからの声が聞かれるほどという。

レッスンの様子
レッスンの様子
神社やお祭りでの公演も
神社やお祭りでの公演も
トゥーシューズは3年生から
トゥーシューズは3年生から

もう一つ、「バレエ団 ピッコロ」の特徴といえるのが子どもたちがとても仲が良いことだ。発表会などの時に特によく見られるが、上の子がしっかりと下の子の面倒を見ていて、下の子もしっかりと上のお姉ちゃんの言うことを聞いている光景。そういう習慣がスタジオの中でしっかりと身についてきているのだ。もちろんクラス内もとても仲が良い。卒業してからもグループで集まったり、ある子の公演を観に行ったりするそうだ。そんな仲の良い雰囲気のスタジオなので、長く続ける子どもたちが多いのも頷ける。

将来も道も様々
将来も道も様々
長年教師を勤めている  菊沢和子が基礎を丁寧に指導
長年教師を勤めている 菊沢和子が基礎を丁寧に指導
「バレエ団 ピッコロ」の看板
「バレエ団 ピッコロ」の看板

バレエを通じて、明るく、お行儀が良く、素直な子を育てたい。そして、とにかくバレエを楽しんでほしいと願う松崎氏主宰の「バレエ団 ピッコロ」。子育てが大変な今の時代でも、バレエだったら一人では踊れないので、友達と仲良くなれて仲間もできるのではないかと考える。そして、きちんとできないとバレエも楽しく踊れないという考えから、ときには厳しく子ども達を見守っている。子ども達にも保護者にも、信頼の厚いバレエスタジオだ。

バレエ団 ピッコロ
所在地:東京都練馬区小竹町1-21-2 
電話番号:03-3972-1476
http://www.piccolo-1961.com/




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