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子どもの好奇心を自由に解放できる遊び場 

NPO法人プレーパークむさしの「ののプレ」(境冒険遊び場公園)

自然とふれあいながら遊びが楽しめる境冒険遊び場公園
自然とふれあいながら遊びが楽しめる境冒険遊び場公園

子ども達の遊び場が減っているといわれる今日、子ども達が自然の中で遊びまわれる場として各地で展開されているプレーパーク事業。ここ武蔵野市内でもNPO法人プレーパークむさしのによるプレーパークが展開されているが、その一つが「ののプレ」。「武蔵境」駅から徒歩約10分の静かな住宅街にある「境冒険遊び場公園」で毎週水曜日から日曜日に開かれており、たくさんの子ども達が遊びに訪れる人気の遊び場だ。

園内にある「プレーパークむさしの」の事務所
園内にある「プレーパークむさしの」の事務所

涼やかな木陰をつくる木々がそびえ立つ公園内には、すべり台やツリーデッキといった木製の大型遊具、泥遊びができるスペースなど、子ども達が身体を使って思いきり遊ぶことができるものから、カードゲームやマンガ本など、自分のペースで楽しんで過ごせるものまで遊具や設備が充実。シャベルなどの道具も自由に使っていいので、穴掘りや基地づくりなど、子ども達が自分のやりたいと思ったことを自由に行える環境があることが、このプレーパークの魅力の一つ。この環境で遊ぶことで、遊具がなくても自ら工夫して遊びを見つけたり、知らない者同士で一緒に遊ぶことを通して、コミュニケーション能力が自然に培われていくという。

子どもだけでなく、保護者同士の交流の場にもなっている
子どもだけでなく、保護者同士の交流の場にもなっている

また園内には、遊び場スタッフが常駐しており、一人ひとりの子どもの気持ちに寄り添いながら、時に一緒に遊んで子ども達が安心して自由に遊べる環境づくりを行っている。「このプレーパークが、子ども達が自由に過ごせて、居場所にもなることができるように」と語る遊び場スタッフの見守りの下、子ども達を安心して遊ばせられる環境は、保護者にとっても心強い所。

プレーパークには3名の遊び場スタッフが常駐
プレーパークには3名の遊び場スタッフが常駐

他にも、プレーパークでは日常的な遊び場を開放するだけでなく、年に数回イベントなども開催。過去には、弓矢や土器づくり、竪穴式住居をつくる「古代イベント」や季節イベントなど、子どもの好奇心をくすぐるイベントが実施されている。年齢問わず、お子さんであれば誰でも遊べるプレーパークは、現在武蔵野市内3か所で開催されている。今、減りつつある貴重な遊び場であると同時に、これからも大事にしていきたい地域のコミュニティスポットでもある。

事務所には授乳コーナーも用意されている
事務所には授乳コーナーも用意されている

NPO法人プレーパークむさしの「ののプレ」(境冒険遊び場公園)
所在地:東京都武蔵野市境3-20 
電話番号:0422-26-9317
開園時間:10:00~17:00
休園日:月・火曜日、第1木曜日、年末年始(12/28~1/4)、夏期(8/13~15)
http://p-musashino.org/




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