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文化人が集うレトロな人気の飲み屋街

新宿ゴールデン街

新宿区歌舞伎町、花園神社近く。290店程の小さな店が軒を連ねる「新宿ゴールデン街」。外国人も含め多くの観光客も訪れるほどにノスタルジックで異色な街だが、地元住民も訪れたくなる魅力がいっぱい詰まっている。

一歩足を踏み入れれば、どっぷりと魅力にハマれる「新宿ゴールデン街」
一歩足を踏み入れれば、どっぷりと魅力にハマれる「新宿ゴールデン街」

誕生したのは戦後になってからのこと。「新宿」駅東側にあった「新宿マーケット」などを含む露店が飲み屋となり、占領軍による露店取り払い命令により現在の場所に移ってきた。その後再開発されることもなく、古くからの木造長屋が続いている。東西に約60m、南北に約100m。わずか2,000坪ほどの狭いエリアだ。

様々なお店をハシゴするのが「新宿ゴールデン街」の醍醐味
様々なお店をハシゴするのが「新宿ゴールデン街」の醍醐味

特に注目を浴びるようになったのは、ノンフィクション作家・佐木隆三氏が直木賞、小説家・中上健次氏が芥川賞を受賞した1976(昭和51)年。新宿ゴールデン街からスターが誕生したとあって、多くの文人が訪れるようになった。後にバブル期に一旦衰退するが、近年になり若い世代が新しい店を構えるようになり、今の賑わいを復活させている。

1本1本、通りの雰囲気から満喫したい
1本1本、通りの雰囲気から満喫したい

長屋はきれいに並んでいるので、わかってしまえばシンプルな町並み。東端に「花園交番通り」、西端に「まねき通り」が縦断し、その間を南から「ゴールデン街(G1)」「ゴールデン街(G2)」「あかるい花園1番街」「あかるい花園3番街」「あかるい花園5番街」「あかるい花園8番街」が東西を貫いている。ブラブラと歩いてもいいが、お目当ての店があるなら通り名を覚えておけば簡単に行きつけるだろう。

実に多彩な店舗がひしめく
実に多彩な店舗がひしめく

古くから店を構える老舗「呑家 しの」は、新宿ゴールデン街を語るには一度は足を踏み入れたいバー。“ママ”が楽しそうに笑う前のカウンターには、大皿料理がずらっと並ぶ。一方で、リーズナブルにイタリアンがいただけるビストロ「パボ」は2011(平成23)年オープン。2020(令和2)年には西所沢のカレーの名店「negombo33 新宿」や、バーからラーメン店に変身した「麺屋 我論」もオープンしている。古くから店を仕切る店主がいる一方で、若い店主らが誕生している「新宿ゴールデン街」。ふらりと2~3軒、梯子しながら楽しんでみよう。

新宿ゴールデン街
所在地:東京都新宿区歌舞伎町1 
http://golden-gai.tokyo/
http://goldengai.jp/




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