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名駅舎の面影を遺す田園調布のシンボル

田園調布旧駅舎

田園調布旧駅舎
田園調布旧駅舎

「田園調布」駅は、1923(大正12)年、目黒蒲田電鉄の目黒から丸子間の開通と同時に開業。当時は「調布」駅という名称だったが、1926(大正15)年に今の「田園調布」駅に改称された。
田園調布は、実業家の渋沢栄一によって、田園地域の自然環境と都市の利便性を兼ね備える「田園都市」という理想のもと、人口の過密化が進む東京の郊外に優良な住宅地を供給することを目的に開発が進められた場所だ。

名駅舎として知られた旧駅舎は、駅の地下化工事に伴って1990(平成2)年に解体されてしまったが、地元の強い要望もあって2000(平成12)年1月に復元された。旧駅舎のあった西口はパリの凱旋門周辺をモチーフにして整備し、駅舎は「上高地帝国ホテル」や伊豆の「川奈ホテル」などを設計した矢部金太郎による設計で、欧州中世期のマンサード・ルーフ型という古典建築様式で造られている。

田園調布旧駅舎
所在地:東京都大田区田園調布3-25-18 
https://www.tokyu.co.jp/tokyu/dt_100/

大田区のitot



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