豊洲市場の「千客万来施設」2020年10月着工、2022年12月完成予定

2018年9月13日

豊洲市場の「千客万来施設」整備スケジュールが決定

2018(平成30)年10月に開場する「豊洲市場」にはにぎわい創出のため「千客万来施設」と名付けられた集客施設も整備されることになっている。「千客万来施設」の事業予定者として、温泉施設や旅館を運営している「万葉倶楽部株式会社」が決まっており、約200店舗が集まるショッピングゾーンと24時間営業の日帰り温泉施設、宿泊施設が2018(平成30)年から段階的にオープンする予定だったが、「豊洲市場」自体の開場の遅れなどから、「千客万来施設」の整備も遅れていた。
2018(平成30)年8月、「千客万来施設」の新たな整備スケジュールが東京都と「万葉倶楽部株式会社」で合意され、2020年10月に着工し、2022年12月に完成、その後速やかにオープンすることになった。

全体鳥瞰図全体鳥瞰図
画像出典:東京中央卸売市場プレスリリース

イベント開催や暫定施設の整備も予定

「千客万来施設」の着工まではイベントを開催し、その後、暫定的な施設をオープンすることも明らかになった。イベントとしては東京都と民間事業者により2019年4月から2020年10月までの1年半にわたって料理フェアや東京オリンピック・パラリンピックに関するスポーツイベントを開くことが計画されている。これらのイベントでは「千客万来施設」のほか「豊洲市場」内の集客用地を活用することも検討されているという。
暫定施設の「場外マルシェ」は2020年1月のオープンが予定され、飲食店や物販施設を設置し、地域住民だけでなく観光客も楽しめる施設になる。
東京都はイベントの開催や暫定施設の整備、その後の「千客万来施設」のオープンで「豊洲市場」周辺のにぎわいを段階的・重層的に創出するとしている。

環状二号線側からの景観環状二号線側からの景観
画像出典:東京中央卸売市場プレスリリース

江戸の街並みを再現したオープンモール江戸の街並みを再現したオープンモール
画像出典:東京中央卸売市場プレスリリース

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■参考■
東京中央卸売市場プレスリリース

■開発種別:施設整備
■エリア:東京都・江東区区豊洲六丁目
■完成時期:2022年度予定
■事業主体:万葉倶楽部株式会社

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