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オリンピック競技会場の建設も予定され、
注目度が高まる有明北地区

2013年11月11日

臨海副都心開発の主要エリア、開発のスピードアップに期待

臨海部に位置する有明地区はオリンピック・パラリンピック開催決定によって注目度が非常に高まっているエリアだ。埋め立てによって造成されたこの地区は、東京都が推進している「臨海副都心開発」の主要エリアでもあり、台場、青海、有明北、有明南の4つの地区に分け開発が進められている。台場や青海地区ではテレビ局、複合商業施設、国際展示場、ホテルなどの開発が進んできたが、有明北地区は開発が遅れ広大な更地が残っている状態だった。近年、本来の計画に基づいて徐々に開発が進み始めていたが、今後は急激にそのスピードがアップしていく可能性がある。

まず、住宅系の用地として計画されている場所にオリンピックに向けて4競技の会場が設置される。また、運河を隔てて北側には豊洲の新市場が建設中、さらにその北側は晴海ふ頭という位置関係で、オリンピック選手村からも近いため、大会期間中は多くの観客で賑わうことになるだろう。ただし競技会場はほとんどが仮設タイプの会場計画なので、大会終了後は本来の計画に沿って住宅や商業施設へと転用されることが想定されている。

 

住宅や商業施設を中心にした計画が特徴、約3万人が暮らす街に

臨海部の他エリアとは違い、有明北地区はもともと住宅や商業利用を中心にした開発計画が立てられている。現在も高層タワーマンションが建設されており、約7,000人の居住人口を抱えているが、将来的には2万8,000人まで増える計画となっている。すでに計画が明らかな街区もある。たとえば3−1地区には住宅や大型ショッピングセンター、イベントホールなどの建設が予定されており2015(平成27)年の開業を目指している。また2−1地区でも開発事業者が決定し、高層タワーマンションの建設が想定されている。その他の地区も順次事業者選考が進められていく予定だ。

インフラ整備も進む予定で、虎の門〜新橋で建設が進んでいる環状2号線が汐留や晴海を経て有明地区の中央を貫く予定だ。また、ゆりかもめの延伸、地下鉄有楽町線の延伸計画も考えられており定住者用の交通アクセスも改善されていくだろう。2020(平成32)年には大きく様変わりしている可能性が高いスポットが有明北地区だといえそうだ。

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■参考■

http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/rinkai/shisetsu/arik/

http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/toshi_saisei/saisei01.htm

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/05/20n5t200.htm

 

■開発種別:大規模施設、住宅
■エリア:江東区・有明北地区
■完成時期:2016年〜(予定)
■事業主体:東京都、ほか