BEYOND 2020 首都圏 未来予想図 これから東京・首都圏はこう変わる~再開発・関連施設情報~
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2014年度完成へ向け、新中央卸売市場の建設が進む豊洲地区

2013年11月11日

湾岸エリアでも人気のスポットだが、まだまだ街づくりは進行中

豊洲地区は古くは江戸時代から埋め立てが行われた土地で、石川島播磨重工業などの工業用地として利用され、その後は流通施設なども設けられていたが最近では区画整理&再開発が盛んに行われているエリア。すでに大型ショッピング施設や高層タワーマンションが多数建設されている。東京湾岸部の注目の街として人気を集め、タワーマンションの住民を「トヨネーゼ」と呼ぶ流行語も生まれた。街づくりには東京都、江東区、地権者が一体となって計画を策定し、2006(平成18)年には「ららぽーと豊洲」がオープンして賑わいを見せているが、街はまだ完成しておらず現在も開発が進められているエリアだ。

たとえば地下鉄とゆりかもめの豊洲駅に接する2街区には図書館や文化施設となる「シビックセンター」が建設中で、さらに発電機能を持つエネルギーセンターや高層オフィスビルの建設計画もある。ビルの上層階にはこのエリアでは初めてとなるシティホテル設置構想もある。そして、開発の波は現在の街の中心である「豊洲」駅周辺から有明に向かうふ頭エリアへ拡がり、豊洲一帯はこれまで以上に大きく変貌をみせようとしている。

 

豊洲新市場は2014年度に完成予定、街づくりにも影響する集客施設を設置

豊洲新市場建設工事建設工事が急ピッチで進められている「豊洲新市場」計画予定地
2014年2月撮影

築地にある中央卸売市場は設備の老朽化と手狭になったスペース問題を解決するために、豊洲に移転する計画が進められている。ゆりかもめ「市場前」駅を中心にして敷地面積40haを超える新中央卸売市場施設の設計も決まり2014(平成26)年度の完成を目指し工事が始まった。新しい市場には「千客万来施設」として、飲食店や物販店舗、イベントスペースなどを設け、「食」に関する様々な情報を発信する新しいタイプの集客拠点とする計画もたてられている。日本の食文化は世界に誇れる伝統遺産でもあり、日本のあらゆる食材が集まる中央卸売市場は海外からも集客ができる観光施設としての側面も注目されているのだ。

また、交通アクセスの面でもゆりかもめの延伸が構想され、環状2号線延伸計画は完成へ向けて工事が進んでいる。2016(平成28)年に全線開通予定の環状2号線が完成すれば、虎の門、新橋、汐留、晴海を抜けて「豊洲新市場」から有明が一直線で結ばれる予定だ。また首都高速道路湾岸線の豊洲出入り口も完成しており、東京都心部だけでなく首都圏一円との交通アクセスも大幅に改善されていくだろう。2020(平成32)年へ向けて目が離せないエリアのひとつである!

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■参考■

http://produce.ur-net.go.jp/case/case016.html

http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2012/11/DATA/70mbs100.pdf

 

■開発種別:大規模施設、住宅
■エリア:江東区・豊洲地区
■完成時期:2014年度〜(豊洲新市場)
■事業主体:東京都、三井不動産ほか

 

 

※上記は2013年11月頃の記事です。
土壌汚染問題の影響で着工は予定より1年遅れ、完成予定は2016(平成28)年3月頃となっています。(2014(平成26)年2月末現在)

最新の情報は東京都中央卸売市場ホームページにてご確認ください。