東京ビッグサイトを活用して3つの競技会場に、メディアセンターも設置

2013年11月25日

各種の大規模イベントの会場としてなじみの深い東京国際展示場「東京ビッグサイト」はレスリング、フェンシング、テコンドーの競技会場となる予定だ。

東京ビッグサイトホールA&B

東京ビッグサイトは1996(平成8)年にオープンし、延床面積約230,000平方メートル、総展示面積約80,000平方メートルと日本最大の展示面積を誇っている。この大規模施設を利用し、レスリングが「ホールA」、フェンシングとテコンドーが「ホールB」で開催される。

競技会場以外にも「西展示棟」の南側の屋外展示場や駐車場部分には新たな建物増築が計画されている。増築部分は「IBC(国際放送センター)」と「MPC(メインプレスセンター)」といったメディアセンターとして活用される予定で、世界中のメデイア関係者が集い、ここから情報発信を行うことになる。オリンピック・パラリンピック閉幕後は、国際会議や展示施設として活用する方針だ。

さらに、東京都は東京ビッグサイトの拡張に向けた検討を始めた模様。日本最大規模の展示面積を誇るとはいえ、アジア諸国の国際展示場と比較すると規模的に見劣りしているとされており、この機会をとらえて拡張をはかろうという構想があってもおかしくはない。