第一回カメラワークショップレポート

4月某日快晴、写真家の新納翔さんと(株)ココロマチ合同主催のカメラワークショップ第1回目が築地にて開催されました。
「写真撮影を通して街の見方はどう変わるか」をテーマとして、これから大きく変化していくであろう築地の面影を参加者それぞれの視点で撮影しました。
全3回に渡ったセッションを通して参加者の写真と街に対する姿勢はどう変わっていくのでしょうか。ココロマチスタッフ山本がレポートします。

レポート1:場外市場~場内市場入口編「あと一歩踏み込め!」

iphoneでもOK!撮影開始

大変春らしい好天に恵まれたこの日、年齢も性別も機材もバラバラの総勢9人が築地に集まりました。一眼レフの人もいればiphoneでの撮影に臨んだ人もいます。

てっきり大きくてド派手な機材を持ってくると思われた新納さんは、使い込まれたコンデジでの参加でした。

自己紹介のあと、築地駅前から撮影をスタート。まずは築地本願寺周辺や場外市場の人混みの中で30分間自由に撮影します。

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見上げると血みどろに見えるキリンの看板が(撮影:山本)

人混みを抜けたあたりで新納さんから参加者各自の撮影テーマは何かという質問がありました。
「築地の看板を中心に撮ろうと思う」「仕事終わりの築地の働く人を撮ろうと思う」などみなさんいろいろと考えがある模様。私はあまり考えていなかったので適当に答えたところ、怒られて「山本さんは今日中に500枚撮るように」という罰が下されました。

また、ここまでの参加者の撮影の仕方を観察していた新納さんから「もっと対象物に踏み込むように」という指示がありました。「みなさんあと一歩の踏み込みが足りない」とのこと。

にぎやかだった場外から一転、閑散とした場内へ

休日の混雑で10メートル進むのもやっとだった場外市場から、場内へと撮影の場を移します。
15時を過ぎていたため、場内はすっかり人の気配も絶え、後片付けをしている人をときどき目にする程度。場外市場には何度か足を運んでいても、場内は初めてという参加者が多く、「場内はこうなってたのか」と驚く声が聞こえてきました。

築地市場移転の問題が紛糾していたことはニュースで知っていましたが、施設の老朽化を目の当たりにすると、確かにこれは急いで何かしらの対策をする必要があるのだろうなという気がしました。それと同時にこの風景が無くなってしまうのはなんとも寂しいという気持ちも湧き起こるのでした。
失われてしまうかもしれない風景に向けてみなさんシャッターを切っていきます。

このあと参加者は築地ならではのある落し物にびっくりしてしまいます。それは…。

この続きは次回のレポートで!お楽しみに!