旬菜厨房 紙ふうせん清水店

旬菜厨房 紙ふうせん清水店/店頭
旬菜厨房 紙ふうせん清水店/店頭

自然体で生きていこう、と思わせられるお店である。 

「旬菜厨房 紙ふうせん清水店」にやってきた。東武野田線愛宕駅前を通る県道3号線から、愛宕神社前の交差点を右折。流山街道沿いに歩を進めると、「ここはお店です!」という過度な主張をすることなく、静かに佇んでいる同店が見えてくる。

ムダな装飾はなく、看板も手書き風な風情。レストランとしての営業もしながら、リサイクルショップや地域の農家から仕入れた野菜などの食材の販売、手づくりの雑貨の販売などを手がけるお店である。

旬菜厨房 紙ふうせん清水店/雑貨
旬菜厨房 紙ふうせん清水店/雑貨

運営母体となっているのは、企業組合ワーカーズ・コレクティブである。企業組合というのは、4人以上の個人が資本を持ち寄り、自らの働く場を創造するための組織である。

「参加者一人ひとりが経営者というスタンスで関わっていて、それぞれがこの街を住みやすくするためにやりたいことを集めてみたらこういうお店になった」というのは、代表の宮野洋子さんの話。労働に対する正当な報酬はもらうが、営利目的ではない、というスタンスでお店を運営しているという。だからこそ、自然体な雰囲気を感じさせてくれるのだろう。

旬菜厨房 紙ふうせん清水店/自然食材
旬菜厨房 紙ふうせん清水店/自然食材

扱っている食材は、ほんとに近くで農業を営む方々から直接仕入れているものばかり、なのだそうだ。

野菜は無農薬で栽培されたものばかりだそうだ。もちろん、レストランでメニューとして出しているものも、これらの無農薬野菜でつくられたものだけ。食の安全が問われる昨今だが、これ以上安心して口にできるものはないだろう。

旬菜厨房 紙ふうせん清水店/ランチ
旬菜厨房 紙ふうせん清水店/ランチ

さっそくいただいたのは、「本日の日替わりランチ」である。こちらに並ぶメニューは全て、スタッフの手づくりだという。

仕入れられる野菜は毎日違うわけだから、自ずと日替わりランチになる、というわけだ。その一品一品を食してみると、素材がしっかりと手をかけてつくられたものであり、その加工も一人ひとりのスタッフが手間をかけてつくられているということが、ひしひしと伝わってくる。何と言うか、家に帰ってきて食事をさせてもらっている、という印象を受けるのである。あったかいのだ。

旬菜厨房 紙ふうせん清水店/メイン
旬菜厨房 紙ふうせん清水店/メイン

里いもとイカの煮っころがしは、昔どこかで食べたことのある味わいである。豚肉と野菜の包み揚げも、お母さんがつくってくれたお弁当に入っているかのような優しさがある。ほうれん草のおひたしが、おいしい。添加物もなく、農薬も使っていない素材でつくるとこういう味がするのか、と感心してしまう。懐かしさに、涙が出そうになる。

本来の食というのは、こういうものであるべきではないのか。そんな思いを感じさせてくれるお店である。自然体でいたい、と思った時にはぜひ、訪れたいお店だ。

旬菜厨房 紙ふうせん清水店
所在地:千葉県野田市清水167-10 
電話番号:04-7123-3965





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