しょうや

街道沿いのラーメン屋さんというのは、入りたくともついつい車で過ぎてしまうことが多いだろう。そんな難しい立地の中、このタンメン専門店「しょうや」は、みごとに成功をおさめている。

佐倉街道沿いに大きく掲げられた黄色い看板には、ビッグなタンメンとご夫婦の笑顔の写真。そして「8万食突破」という文字。これだけでも印象的だが、現在に至るまでには、ご店主がの地道な努力の積み重ねがあった。

しょうや
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「しょうや」の看板メニューである「有機野菜たっぷりタンメン(890円)」は、ビジュアルからしてすごい。

丼から盛り上がる野菜の高さは約10センチ。季節の野菜が2.5日分摂取できるというヘルシーさだ。しかも、野菜はただ多いだけではない。素材は地元千葉県産の旬のものを使い、健康を考えて自然の素材で丁寧に出汁をとり、余分な脂を捨て、手間ひまかけて作っている。お母さんの手作りの料理のような手順を、ラーメン屋さんでキチンとやっているのだ。

しょうや
しょうや

サッパリとしたスープの味は、「野菜スープ」と「コラーゲンスープ」の合わせ技。これがシンプルな「塩味」「醤油味」となって発揮される。

背脂を浮かべたりといった、余計なことは一切しない。添加物もほとんど使用していない。子どもからご年配まで、誰もがスープを飲み干せてしまうような優しくピュアなスープの味である。もし物足りないと感じる場合は、バターをトッピングすると良いだろう。

タンメンは、最初はなかなか麺にたどり着かないくらいの野菜の山。しかし野菜がシャキシャキと新鮮でスープもさっぱりしているので、これだけボリュームがあっても、たいらげたときに脂っこい重さが残らない。「サラダのようなラーメン」と言っても過言ではない。

しょうや
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取材時は冬だったので、通称「冬タン」という冬仕立てのタンメンだった。てっぺんに乗った大根おろしは、富士山の雪に見立てている。「ラーメンに大根おろしなんて」とお店も最初は思ったそうだが、これが意外と全体に馴染んでいる。そしてレンコンやサツマイモなどの冬野菜がたっぷり。

しょうや
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「春タン」では桜を模したナルトと、タケノコやキヌサヤで春らしさを出している。「夏タン」はてっぺんに梅シソ。「秋タン」は紅葉をイメージし、しめじなどがいっぱい入るそうだ。

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