「健やかな時間が息づくまち」を実現する「奏の杜パートナーズ」

津田沼駅の南、「奏の杜」は区画整理事業で作られた新しい街。その街を作って終わりではなく、次の世代に引き継いでいける魅力的な街に育てていくために「一般社団法人奏の杜パートナーズ」は発足した。開発の経緯や今後「奏の杜」がどんな街になっていくのかなどを「奏の杜パートナーズ」の本吉宏行さんに伺いました。

「奏の杜」の街づくりについて

ピーターパン 奏の杜店
ピーターパン 奏の杜店

この事業は民間の開発じゃなく、区画整理事業という、いわゆる基盤整備事業ですよね。道路や公園を整備する事業で、地権者さんに土地を供出して頂いて街を作っていくという中でできた街なんですよ。皆さん土地を供出されて自分に返ってきた土地で事業をするということでできていく街です。この街は35ヘクタールの街づくりだったんですけど、この街を作って終わりじゃなくて、将来自分達の孫の世代に引き継いでいく、次の世代に引きついていける付加価値の高い街を作って行こうよっていうことで、街づくりが進んでいます。

今日までの歩み

ピーターパン 奏の杜店
ピーターパン 奏の杜店

平成15年秋に組合設立準備会が始まり、平成19年に組合が設立しました。この組合は平成28年の3月に解散予定です。平成22年にネーミングを公募して「奏の杜」という名前になりました。音楽に造詣の深い街ということで「奏でる」を名前に入れ、元々は谷津という住所だったんですけど、それを「奏の杜」という住居表示に変更して今使われているという状況ですね。平成23年2月に「まちづくり憲章」ができ、3月には「一般社団法人奏の杜パートナーズ」が発足しました。一番大事に考えているのは作って終わりじゃないよと。次の世代に残していく街を作りたいという崇高な考えを基にできてきたというのがベースです。

「奏の杜」開発の特色

ピーターパン 奏の杜店
ピーターパン 奏の杜店

「奏の杜」で特色ある試みとか魅力ある部分というのは、区画整理事業の中で子ども達にどんな街を残していくか、というところだと思います。その中で一つは電線の地中化、いっさい電柱がないんですね。あと環境緑地といって住宅の周りに緑地帯をとってくださいねっていうルールを作ったり、イメージハンプといって住宅の区域に入っていくところに線が引かれていて、車がスピードを出して入ってきにくいものを設置したりしています。

今「奏の杜パートナーズ」が内容を検討して、組合の方で整備をして下さっているのがサイン、標識や案内です。平成26年度に公園や通りに愛称のネーミング公募をやりまして、メインロードのプロムナードは「オレンジロード」、公園には「キャロット公園」「ラビット公園」という愛称がつきました。そこにサインを設置しました。他にも樹名盤とかフンを捨てないようにとペットマナーサイン、たばこのポイ捨てをやめようとか、子ども達を見守って行こうという街づくり啓発サイン、これも区域全体に設置されています。デザインはデザイナーに作ってもらって、「奏の杜パートナーズ」の役員の皆さんで決めたんです。

もう一つはウォーキングポスト。奏の杜フォルテのある交差点から大きく三角形の「トライアングルルート」と、四季を感じて頂く「四季ルート」を作りました。それぞれ距離が書いてある盤を設置して、散歩して頂いたり利用していただければいいですね。どっちの方向に朝日が昇るとか、色々と各プレートに書かれています。これも「奏の杜パートナーズ」の皆さんが去年1年間かけて作り上げたものなんです。
こういうサインについては作って終わりじゃないですね。どう使っていくか。それは街づくりの後の街育てというところで、「奏の杜パートナーズ」に任されていきます。

元々この谷津地域は人参の産地だったんですね。まったくの農地だったんです。なので公園の名前も「キャロット公園」「ラビット公園」。「オレンジロード」も太陽が見えるのと人参のオレンジを絡めているんですね。そういう中で昔の名残も残しているというところですね

街びらき以降の様子は

ピーターパン 奏の杜店
ピーターパン 奏の杜店

元々畑で住んでいる人はほとんどいなかったので、入って来た新しい方達がメインで、新規の街づくりになっています。ベルクさんっていうスーパーがありますけど、そこのお客さんがすごく増えていますよね。「奏の杜」に人が増えることで商業施設も増えてますし、JRさんも通勤通学の人がすごく増えたということです。まだまだこれからも増えますけど今の段階でもずいぶん増えました。

「奏の杜パートナーズ」について

「奏の杜」は街を作って終わりではなく育てていくということで、街育ての組織「奏の杜パートナーズ」は平成23年6月に区画整理事業の役員の方が核となって発足しました。その後居住の方が増えていますので、その人達にも入って頂いて、今は住んでいる人の方が多いという状況ですね。

パートナーズのメンバーは住んでいらっしゃる方、土地をお持ちの方、この中で事業をやっている方が会員となって、会費を原資として活動していきます。何かをしてもらう組織では無くて自分たちでやっていく組織です。それを今は役員の方々が先導してくださって、「皆さん中に入ってきてくださいね」と活動を進めている状況ですね。

活動内容について

奏の杜 開発中の街並み
奏の杜 開発中の街並み

活動内容は共有資産の管理、共有ルールの周知・運用、コミュニティ活動が3本柱です。共有資産の防犯カメラや掲示板やサインの管理をすること。共有ルールというのは、街の中で建物を建てたり、事業をする中で景観、防犯、環境に関する「まちづくりまち育てガイドライン」を定めていますので、それを周知させること。

今まで区画整理事業の中で防犯灯や防犯カメラ、ルールとハードの部分をやってきました。それにソフトの部分、コミュニティ活動ですね。防犯パトロールや子どもの見守りをしたり、イベントを企画して実施したり、周辺の町会と連携して参加させて頂いたり、そういうハード、ソフトを引き継いで「奏の杜パートナーズ」がやっていこうという流れですね。

今後の目標・展望

「奏の杜パートナーズ」としてはまだよちよち歩きで活動をしているんですけど、コミュニティの部分では先を行く周辺の色んな町会さんや、それを束ねている連合町会さんなど、色んな先行して活動されているところに我々も仲間に入れて頂いて、一緒に地域の活動を盛り上げていきたいと思っています。習志野1中では青少年連絡協議会っていういろんな団体を束ねてやってらっしゃるところがあるんですが、そこにも「奏の杜パートナーズ」として参加させてもらっているんですね。防犯や防災、いろんなイベントでお世話になり始めていますので、継続してやっていきたいです。あと、「奏の杜」地区でいろんな種類の会員がおられるので協力して、この中で夏祭りができたらいいなと考えています。

街の方へメッセージ

ピーターパン 奏の杜店
ピーターパン 奏の杜店

これまで話したことで魅力を感じてもらえればと思います。自分達が誇れる街になってもらえたらいいなと思います。まちづくり憲章にもありますけど、「共に」ということなんですね。共感して一緒にやっていきたい、そうなってもらいたいなというところですね。
「奏の杜パートナーズ」という組織があって、いろんな活動で実績を残して来ていますからそれに飛び込んできてほしいです。一緒にやっていきましょうというのが一番言いたいことですね。皆さんもやりたいことっていっぱいあると思うんですよ。皆さんに入って頂いて、やってもらうんじゃなくて積極的にやっていただければいいなと思います。

ピーターパン 奏の杜店
ピーターパン 奏の杜店

奏の杜パートナーズ

本吉宏行さん
習志野市谷津7-12-54
TEL:047-493-5961
受付時間:10:00~17:00
定休日:土曜日、日曜・祝日
※この情報は2015(平成27)年8月時点のものです。

「健やかな時間が息づくまち」を実現する「奏の杜パートナーズ」
所在地:千葉県習志野市谷津7-12-54 
電話番号:047-493-5961
受付時間:10:00~17:00
定休日:土曜日、日曜・祝日
http://www.kanadenomori.jp/





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