伝法院通り

伝法院通り
伝法院通り

わずが200メートルという通りに、江戸東京のエッセンスが詰まった、浅草の中でも個性豊かな商店街。

「鎮護堂」などの隠れた名所や「よのや櫛舗」「かなや刷子」などの老舗も多く、また通り全体に工夫が凝らされている。通りを照らす12本の街路灯(24面)には、年間を通して地口行灯が飾られている。

地口というのは江戸時代に流行した、ことわざや成り句・芝居のせりふなどをもじって洒落をつくることで、それを行灯に書いて祭礼などに競って飾っていたという。この通りでは「鎮護堂」(「おたぬきさん」とも呼ばれる)のご縁日に飾られていたのが始まり。

「おたぬきさん」と呼ばれるのは、戊辰戦争時に、彰義隊と官軍が上野の山で戦った際、逃げ出した狸が浅草奥山に住みつき、「自分たちを保護してくれれば、伝法院を火災から守る」という約束を当時の住職としたことから。1883(明治16)年には、この狸が鎮護大使者として祀られたという。火防・盗難および商売繁盛を祈る人が多く、とくに落語家や歌舞伎俳優など芸能関係者の信仰が多い。拝殿には八代目団十郎が奉納した、珍しい木製の提灯があり、名匠・小堀遠州作といわれる庭園(園内非公開)が垣間見られることでも知られる。

伝法院通り
所在地:東京都台東区浅草1 
http://denbouin-dori.com/





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