La TRIPLETTA(ラ・トリプレッタ)

現在、大規模な再開発が行われている「武蔵小山」駅前エリア。駅近くの細い道を入っていくと、ピッツェリア「La TRIPLETTA」が忽然と現れる。テラス席も備え、カジュアルな佇まいの店だが、厨房には石窯が据えられており、本物志向の店であることが伝わってくる。

「La TRIPLETTA(ラ・トリプレッタ)」外観

目を引く看板

2014(平成26)年にこの店を立ち上げたオーナーの太田さんは、17歳からピザ職人を目指し、20代の時にはイタリアに渡ってナポリのピッツェリアで腕を磨いた。その間には、多くのピザ職人コンテストに出場し、数々の上位入賞を果たしたそうだ。この石窯は、彼の腕に惚れたナポリのかまど職人が、わざわざ武蔵小山まで来て、彼のために作ってくれたもの。本場が認めたピザ職人と、ナポリの名工が組み上げた窯なのだから、「La TRIPLETTA」のピザが美味しくないわけがない。

明るい店内

ナポリの窯職人が作ったピザ石窯

注文が入ると、太田さんは自らピザ生地を延ばし広げ、トッピングし、焼き上げてくれる。どんなに注文が立て込んでも、その時々に出せる最高のピッツァを提供するため、焼き加減を見極めているという。その時の窯の状態、生地の状態によって、焼き時間は刻一刻と変わる。それを秒単位で厳密に見極め、さっと取り出して提供する。客の前に出された1皿は、思わず「わぁっ!」と声を挙げてしまうほどに香り高い。

手際よくピザを作っていく太田さん

 

炎を見せる石窯

ピザ窯に入る直前のピザ

焦げ目のついた生地には薪由来の香ばしさが宿り、頬張るほどに旨味が弾け出す。驚くべきはその値段だ。「マルゲリータ」の価格は1枚1,000円を切る。それ以外のピザも1,000円台ばかりとかなり割安に設定されているが、そこにも太田さんの強い思いがある。「日本のピザは高すぎる。ナポリではカジュアルに食べられているものなので、日本の相場がどうだろうと、うちはこの値段で出す」というのがこの店のポリシー。値段だけを見て味を想像すると、良い意味で「ドンデン返し」を食らってしまうだろう。

ここに来たら味わいたい「マルゲリータ」

La TRIPLETTA(ラ・トリプレッタ)

おつまみ系のサイドディッシュが充実している点も見逃せない。旬の食材を使った「魚介と季節野菜のフリット」や、「ペコリーノチーズとルッコラのサラダ」など、ワインに合う品々がアラカルトで設定されている。ワインはナポリを州都とするカンパーニャ州のもので揃えているという。ソムリエにお薦めを聞けば、ピザや料理に合せてセレクトしてくれるはずだ。

デザートでぜひオーダーしたいのはジェラート。実は太田さんは静岡県熱海市にジェラート専門店も経営しており、その美味しさには定評がある。そのうち4から5種類を常備しているそうだ。

内装からもイタリアを感じる

駅前の好ロケーション、清潔感がありオープンな雰囲気の店内、笑顔で対応してくれる、プロ意識の高いスタッフ達。それだけでも魅力は十分だが、肝心のピザがすこぶる美味しく安いのだから、この店を訪れない理由は見当たらない。武蔵小山でピザを食べようと思ったら、まず最初にこの店を思い出してほしい。“本物のピッツァ”が身近で楽しめるのは、武蔵小山に暮らす人だけの特権だ。

La TRIPLETTA(ラ・トリプレッタ)
所在地:東京都品川区小山3-13-12 
電話番号:03-6451-3537
営業時間:11:30~15:00(L.O.14:30)、17:30~23:00(L.O.22:30)
定休日:火曜日
https://latripletta.com/





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