レストラン コロンボ

レストラン コロンボ

荏原町駅近くの商店街を歩いていると、「ブラジル・フランス料理 コロンボ」の看板が目にとまった。フランス料理を出す店は数あれど、ブラジル料理を日本で目にすることはなかなかない。ましてや、繊細なフランス料理とダイナミックなブラジル料理を同時に味わえる店となると、恐らく国内ではここくらいしかないのではなかろうか。

レストラン コロンボ

通りにかかっているレトロな風合いのメニューを見ると、フランス料理の看板を掲げているにもかかわらず、価格はかなり良心的。また、個人的にブラジルに一度行ったことがあるので、あのときの味を再度食べてみたいと常々思っていた。そんな大きな期待が急に頭をもたげ、なんとも味のある、重めのドアを開けてみる。

レストラン コロンボ

店内は、焦げ茶のテーブルに赤いクロスがかけられ、いかにも「昔ながら」といった、落ち着いたたたずまい。ベストにネクタイを締めたマスターと、店を十数年サポートしているというgarçonete(女性給仕)が笑顔で迎えてくれる。

実はこのマスター、ブラジルやセネガルなどの日本大使館でチーフコックの経験を持つ、世界を股にかけた料理人なのだとか。そんな名立たる人の料理をこの中延エリアで食べられるとは、思ってもみなかった。

「特にこだわったわけではないんですけどね」とマスターは笑うが、西洋料理の基本ともいえるフランス料理と、個人的に気に入ったブラジル料理を、というところがメニューの根幹になった模様。そこに日本人に親しみのある西洋料理も加わり、現在のコロンボのメニューが出来上がったようだ。

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