カツミ目黒店

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1947年にゴム動力の飛行機を扱う模型専門店として、東京都港区高輪で創業したカツミ模型店。目黒通りと山手通りが交差する、大鳥神社の向かいのビル2Fに、その直営店である「目黒店」がある。

金属モデルを中心に手がけ、国内に留まらず、海外にも多くの模型を輸出してきたという。とくに第二次世界大戦後、進駐軍相手の鉄道模型製作でアメリカでの知名度を一気に上げ、「カツミの模型」は、アメリカの鉄道模型ファンたちの羨望の的となったという実力と輝かしい実績のある模型専門店だ。

ここでは、HOゲージを中心に、昔なつかしい国鉄やJR・私鉄の名車が展示・販売されている。精巧に再現された模型の数々は、鉄道ファンでなくとも見応えがあると評判だ。また、工具と部品の品揃えは目をみはるものがある。

ところで現在、空前の趣味ブームが到来しているのはご存知だろうか。書店でも様々な趣味を楽しむための書籍が販売され、それらを手に取る人が増えているという。鉄道ファンや子供にも人気の鉄道模型の本も売れ筋だ。とりわけ鉄道模型はファン層が厚いといわれ、本を手に取るだけではもの足りない大人たちが、子ども時代に憧れだった、鉄道模型の世界が忘れられず、趣味として鉄道模型を製作するようになったり、またコレクションすることにはまっているという。

本物を知っている、本物を求めている大人たちには、カツミのこだわりはたまらないという。プラスチック製が主流となっている鉄道模型の世界にあって、むかしながらの真鍮製のHOゲージをつくりつづけているカツミ。値段設定はプラスチック模型と比べると格段に違い、例えばキットの場合でも10万円ほど。完成品に及んでは、安いものでも25万円ぐらいから、高いもので40万円はくだらないという。しかし完成品の美しさと完成度の高さを目を見張るものがあり、もはや芸術の域にあるといっていいほどだ。

カツミ目黒店

目黒店は車通りが多い、都会の喧噪の中に位置しているが、ドアを開け中に入るとそこは別世界だった。

シーンと静まり返った空間に置かれたショーケースの向こうに鉄道模型が整然と並べられていた。まるで美術館のような空間で、時間を忘れ鉄道模型の世界に引き込まれてしまった。

ここに来ると 無性に創作意欲がかき立てられる人が多いそうだが、金属工作の未経験者むけに、毎月ハンダ付教室も開催していて毎回盛況なのだとか。商品とサービスの充実も直営店ならではのこと。アドバイスを受けながら、是非オリジナルの一台をつくってみたい。

カツミ目黒店
所在地:東京都目黒区目黒3-9-3 須田ビル2F
電話番号:03-3715-8433
営業時間:11:00~20:00(日・祭のみ11:00~19:00)
定休日:無休(ただし年末年始のみ休業)
http://www.ktm-models.co.jp/shop_meguro…





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