Putali Cafe(プタリカフェ)

カレーセット
カレーセット

〈食〉を通じてネパール文化に触れられるカフェ&レストラン「Putali Cafe(プタリカフェ)」。2010(平成22)年4月のオープンより、〈カフェ〉や〈カレー〉特集などさまざまな媒体でも注目を集めている個性あふれる名店のひとつ。商業施設で賑わう「池袋」駅東口駅前より徒歩10分。閑静な住宅地へと差しかかる春日通りの「東池袋三丁目」交差点に面してお店を構えている。平日のランチタイムは近隣のビジネスマンや女性客を中心に、休日には近隣のファミリーやデートで訪れたカップルなど幅広い客層に支持されているのも特徴的だ。

Putali Cafe 外観
Putali Cafe 外観

インド、中国チベット自治区と隣接するネパールは、食文化においてもそのふたつの食文化の影響を多く受けている。ランチタイムに提供している「カレー」や「ナン」は日本人にとっても馴染みのある食事で、同じくネパールでも日常的に親しまれいるポピュラーな食事のようだ。またより深くネパールの食文化に触れてみたい人は、ディナータイムにのみ提供している蒸し餃子の「モモ」や、黒豆のスープもぜひ一度味わってみたい。

Putali Cafe(プタリカフェ) 店内
Putali Cafe(プタリカフェ) 店内

取材時にご用意いただいたのは、ランチタイムでもっとも人気のある2種類のカレーが選べる「Dコース」(850円)にプラス100円のラッシーのセット。さらにディーナータイムでおすすめの「モモ(6個)」(500円)をいただいた。店主のおすすめとしてご用意いただいた「キーマカレー」と「ほうれん草とチキンのカレー」には、それぞれニコちゃんマークとハートマークがデザインされていて、カフェならではのほっこりとする仕掛けに思わず笑みがこぼれてしまう。

 

モモ
モモ

また子ども連れのファミリーや女性客に支持を得ている同店だが、人気の理由は20種以上のスパイスを巧みに扱うカレーの味付けにもあるようだ。ひと口食べた瞬間に感じるハッとする辛さは一切無く、口の中に残る油っぽさも感じない。むしろマイルドな口当たりと食べた後の甘みが濃厚で、辛さを求めない女性や子どもには特に食べやすい味付けと言えそうだ。しかも徐々に身体の内側からポカポカとしてくるあたりはスパイスをふんだんに使っている証拠で、「カレー」を食べた後の満足感と高揚感も十分味わうことが出来る。

蒸し上がったばかりの「モモ」はあつあつのまま手づかみでいただくのがネパール流。マトンとチキンの肉の味わいに、ちょっと酸味のあるピリ辛トマトソースがこれまた食欲を誘う。「ミトチャ」(=ネパール語でおいしいの意)。食べておいしいと感じたら、ぜひ料理人にその感想を直接伝えてみてはいかがだろうか。

Putali Cafe(プタリカフェ)
所在地:東京都豊島区東池袋2-50-1 加藤第七ビル1F
電話番号:03-5396-0313
営業時間:11:00〜16:00(L.O.15:30)、
     17:30〜23:00(L.O.22:00)
定休日:月曜日午後





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