鮓三亀

「南千住」駅から北側へ、「コツ通り商店街」を歩いて行くと、屋根が切れたあたりに古風で小さな鮨処がある。こちらが今回ご紹介する「鮓三亀(すしみき)」である。質素な店構えだが、利益の大半を「ネタの良さ」「価格の手軽さ」に還元してくれている、店主のお客様第一の気持ちの表れだろう。

鮨三亀
鮨三亀

暖簾をくぐり店に入ると、見るからに肉厚で艶やかなネタが並ぶネタケースが目に入る。穴子、コハダ、サバなど江戸前寿司を代表する魚は、江戸前(東京湾)で獲れたものを積極的に仕入れるという。そして、カウンター越しには、素早い身のこなしでありながら握る瞬間、指先まで神経を尖らせる、職人の姿がある。

鮨三亀
鮨三亀

昼のみ登場するランチ寿司はいずれも1,000円。ボリュームもあり、男性でも十分に腹一杯になれる。一番人気の「特製ちらし」は、シャリの上にショウガ、ゴマ、きんぴら、ゲソ、シイタケ、油揚げなどが細かく刻んで敷き詰められ、彩りに錦糸玉子や海老そぼろが添えられている。そして、鮮度抜群の刺身、玉子焼き、レンコン、助子煮などが入る。これにサラダと茶碗蒸しが付いて1,000円というのは、なんとも嬉しい限りだ。

鮨三亀
鮨三亀

夜には、握りやちらしが値段により数種類ずつ揃っている。予算に合わせて選べるが、9割のお客さんは品書きを見ずに、その日のネタやお客さんの表情を見ながら臨機応変に握ってくれる「おまかせ」を頼む。また、寿司ばかりでなく、魚介の一品物や日本酒の種類が多いことも「鮓三亀」の特徴で、魚の旬を知り尽くした店主が寿司に囚われない「最高の食べ方」を提案してくれる。

鮓三亀
鮓三亀

小さな店ゆえに満席となることも多く、夜は基本的に予約制となるが、近隣であれば仕出しにも応じてくれる。また、ちらしや握り各種は折り詰めにすることもできるので、混雑していても気軽に尋ねてみるとよいだろう。

※本文内の価格等は掲載時のものです。変更している場合がありますのでご了承ください。

鮓三亀
所在地:東京都荒川区南千住7-7-1 
電話番号:03-3891-5454
営業時間:11:30~14:00(13:30L.O.)、17:30~22:30(22:00L.O.)
定休日:月曜日
http://kan.in.coocan.jp/



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