きっちんなかやま

きっちんなかやま
きっちんなかやま

八王子の絹商人たちが、横浜へと生糸を運んだ往時を偲ぶ「絹の道資料館」、鑓水商人八木下要右衛門の母屋を本堂にした永泉寺など、八王子の名所・旧跡が点在する柚木街道の旧道沿いに、「きっちん なかやま」を見つけた。

とんがり屋根の一軒家。正面はガラス張りになっていて、テラス席が設けられているようだ。大きなドアを開けると、ヨーロッパのレストランを思わせるような明るく繊細な店内では、数組の女性客が食事を楽しんでいた。

きっちんなかやま
きっちんなかやま

お昼の人気は、月ごとにメニューが替わる「今月のランチコース」。オードブル、スープ、肉料理または魚料理、パンまたはライス、デザート、ドリンク(コーヒーまたは紅茶)という、味・ボリュームともに満足の内容で1,990円。また旬の味覚を中心に、新鮮な食材が食欲をそそる「今月のおすすめコース」は3,980円(オードブル、スープ、メイン、パンまたはライス)、デザート、ドリンク~コーヒーまたは紅茶)。この日はランチの肉料理、「ロールキャベツ」をいただいたのだが、ふっくらでジューシーなお肉はもちろんのこと、スープに入った野菜が、とにかく美味しい。口に入れると、野菜本来のうまみと甘みがじんわり広がっていく。

「旬の野菜は、うちの畑で取れたもの、地場のものを使っているんですよ。例えば、秋は椎茸や栗、春には朝掘りのタケノコを庭から持ってきて、お出ししますからね」と笑うのは、オーナーとして27年以上、お店を切り盛りしている元気で素敵なママさん。シェフである息子さんらと共に厨房に立ち、毎日腕を振るっている。

「料理やドリンクに使う水も、うちの井戸からくみ上げているんです」と続けるママさん。食前にアイス、食後にホットで、ブラックのコーヒーをいただいたが、口に残る嫌な苦味や舌に残るようなざらつき感が全くない。水自体のまろやかさがコーヒーの味と風味を、さらに引き立てている。ご飯(もちろん厳選したお米)が美味しいという常連さんも多いそうだが、この水で炊いたなら、なるほどうなずける。

きっちんなかやま
きっちんなかやま

コースが人気ではあるが、アラカルト・メニューも前菜からパスタ、一品料理と種類豊富で、一番のおすすめは、お肉たっぷりのハンバーグをデミグラスソースに浸した、お店の看板「カントリーハンバーグ」880円。ハンバーグの肉汁とソースが絶妙に絡む、食べ応えのある一品に仕上がっている。なお木曜日の14時以降は、この「カントリーハンバーグ」を半額で提供しているとのことだ。また「牛フィレ肉のステーキコース」も、150gのステーキがなんと3,980円で味わえると評判のメニュー。海の幸の盛り合わせ、スープ、ライスまたはパン、デザート、ドリンク付きでこの価格というので、23区内から食べに来る人も少なくない。

また不定期ではあるが、ミニ・コンサートのイベント(昼の部・夜の部あり)も行っており、ギターやハープなどの生演奏を聴きながら食事を堪能することができる。上柚木の老舗レストランでありながら、堅苦しい雰囲気は一切なし。ママさんの明るさと美味しい料理、アットホームな雰囲気で、もう一度たずねたくなるお店だ。

きっちんなかやま
きっちんなかやま

きっちんなかやま
所在地:東京都八王子市上柚木205 
電話番号:042-676-3409
営業時間:11:00~22:00(21:00 L.O.)
定休日:月曜日。※祝日の場合は翌日





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